石川直樹さんが8000m峰14座を完登。10月4日に最後のシシャパンマに登頂

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シシャパンマ(8027m)に挑んでいた写真家の石川直樹さん(47)が10月4日に登頂に成功し、8000m峰14座を完登した。日本人の14座登頂は2012年に達成した竹内洋岳さんに続いて2人目。すでに13座に登頂している渡邊直子さんも現在シシャパンマに挑戦中で、成功すれば今秋2人の日本人14サミッターが誕生することになる。

シシャパンマ(写真=PIXTA)

シシャパンマ(写真=PIXTA)

石川直樹さんは2001年に23歳でエベレストに登頂し、当時の7大陸最高峰登頂の最年少記録を更新。以後、写真家として活躍しながら、2011年のエベレスト再登、マナスル、ローツェ、マカルーと8000m峰に登り続け、22年はダウラギリ、カンチェンジュンガ、K2、ブロードピークに登頂。昨年はアンナプルナ、ナンガパルバット、ガッシャーブルムⅠ峰、チョオユーを成功させ、一気に14座に王手をかけた。マナスルには2012年に登っていたが、最高地点のいわゆる「認定ピーク」への登頂だったため、22年に再度登っている。最後の頂となったシシャパンマには昨年も挑んだが、雪崩の発生などで断念していた。

今回の登山では、8000m13座を無酸素で登っているミンマ・ギャルジェ・シェルパ(ミンマ・G)をはじめとするトップレベルの実力をもつシェルパたちがチームを構成。その登山の様子は石川さんがインスタグラムで紹介している。

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straightree8848
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