信州の山で安全な登山を! 長野県「登山Safety Book」令和7年版完成。主要登山用品店などで配布中
日本アルプスほか多くの名峰を有する長野県では、登山情報を広く提供し、安全登山を呼びかけるために、無料の小冊子「登山Safety Book」を毎年発行しいる。令和7年版が、このほど完成。配布を開始した。
長野県は日本随一の山岳県で、県内外から多くの登山者が訪れている。魅力的な山岳地がある一方で、山岳遭難事故は年々増加傾向にある。そこで長野県では、安全を第一に多くの楽しい思い出を山岳で作ってもらうために、本冊子を発行、配布している。
特集は「中高年登山者読本Part2」。遭難者の大半を占める中高年登山者が遭難しないための事前トレーニング法、登山に潜むリスクの事前回避策とその対処法などを紹介している。
さらに最近の遭難の中には、登山の基本的なルールやマナーを守らないケース等もみられるため、誰もが守ってほしい登山の「基本」が伝わる一冊になっている。
また、山と溪谷オンラインでも好評連載中の浜田正則・ミケさんによるマンガ「山のマナーは早出早着 『遅出遅着』の惨劇!」も掲載されているので、要チェックだ。
長野県警察本部の「山岳情報」のサイトに掲出されており、PDFでダウンロード可能。表紙は、山の版画で有名な杉山修氏の作品「山稜青春」。







