雲取山荘へ燃料の豆炭を運ぶ「ボッカ祭り2025」が11月9日開催

埼玉県山岳・スポーツクライミング協会（SMSCA）は、毎年恒例の「ボッカ祭り」を11月9日（日）に開催する。

雲取山荘は、埼玉、東京、山梨の3県にまたがる雲取山の山頂近くに立つ通年営業の山小屋。雲取山荘の冬の風物詩として知られる「こたつ」の燃料となる豆炭は、ボッカ（人力）で運び上げている。この「ボッカ祭り」は、冬シーズンに向けたトレーニングも兼ねて、こたつに使用する豆炭を参加者で山小屋まで届けるというもので、SMSCAが毎年この時期に開催している。

運ぶ荷物の重さは5kg単位で選択可能で、自身のレベルに合わせてチャレンジすることができる。「重荷に慣れるための体験をしたい」「テント泊山行や冬山に必要なパワーをつけたい」などの目的での参加も歓迎している。

参加費は無料だが、事前に申し込みが必要。詳細は、埼玉県山岳・スポーツクライミング協会のウェブサイトへ。

イベント概要

名称：ボッカ祭り2025
開催日：2025年11月9日（日）※悪天の場合、前日に中止連絡
コース：三峰神社から雲取山荘ピストン（三峰神社駐車場～霧藻ヶ峰～白岩山～雲取山荘）　
一般コースタイム（参考）：［往路］4時間55分、［復路］4時間10分。※山のグレーディングでの「体力度4」に相当
集合：6時30分　三峰ビジターセンター　駐車場
参加資格：山岳保険加入済みであること
参加費：無料
※希望者は、岳人の家（旧三峰分校）での前泊（室内・テント泊）も可能。希望する場合は申し込み時に伝える（室内泊は宿泊費1,000円、シュラフなどの準備が必要。テント泊は無料）
※当日の雲取山荘宿泊を希望する場合は自身で予約する
参加クラス（合計10名まで募集）：