「ぎふ結のもり防災教育フェア」が11月8日開催。やまとけいこさんの講演会も
岐阜県は、“災害から命を守る岐阜県民運動”の一環として「令和7年度ぎふ結のもり防災教育フェア」を11月8日(土)に開催する。会場はぎふ結のもりおよび岐阜県庁。当日は防災ブース展示、防災車両の展示、各種講演会などが予定されている。

このフェアは、県民が日頃から災害リスクを意識し、適切な避難行動がとれるよう自助・共助の底上げを図る目的で開催される。ぎふ結のもり会場では、防災関係ブースの展示や、かまどベンチ、マンホールトイレといった防災機能の展示が行なわれる。県庁前駐車場では、地震体験車による地震体験やトイレトラックなど防災関係車両の展示も予定されている。
県庁1階のミナモホールでは、防災や登山に関する3つの講演会が開催される。14時30分からは、北アルプス・薬師沢小屋支配人でイラストレーターのやまとけいこさんが登壇。『黒部源流山小屋暮らし』などの著書で知られるやまとさんが、「山小屋暮らしと登山者」をテーマに講演を行なう。



「令和7年度ぎふ結のもり防災教育フェア」概要
開催日時:2025年11月8日(土)10時~15時30分
会場:ぎふ結のもり、岐阜県庁(岐阜市薮田南2-1-1)
参加費:無料。スタンプラリー参加で防災用品をプレゼント(先着300名)
主なイベント内容:
■防災学習エリア(会場:ぎふ結のもり)
- 防災関係ブース展示
- かまどベンチ、マンホールトイレなど防災機能の展示
■体験エリア(会場:県庁前駐車場)
- 地震体験(岐阜県の地震体験車による)
- 岐阜県のトイレトラックなど防災関係車両の展示
■講演会(会場:県庁1階 ミナモホール)
- 令和7年度岐阜県防災気象講演会(10時~12時)
演題:「データから見る地球温暖化時代の気象災害~私たちがいまできる備えとは~」
講師:吉野 純(岐阜大学工学部教授)
定員:200名程度(要事前申込)
申し込み:岐阜地方気象台 防災グループ(TEL:058-271-4108)またはウェブフォーム - 火山学習教室(13時~14時)
演題:「実験で楽しく火山を学ぼう」
講師:酒寄淳史(金沢大学名誉教授) - 安全登山講演会(14時30分~15時30分)
演題:「山小屋暮らしと登山者」
講師:やまとけいこ(北アルプス・薬師沢小屋支配人、イラストレーター)
定員:先着300名(事前申込不要)
問合せ先
岐阜県 防災課 山岳遭難・火山対策室
TEL:058-272-1111(内2837)





