燕岳 | 燕山荘

台風通過後は一気に気温が下がり、一昨日は1.6℃まで下がり、初霜を観測しました

山肌は紅葉で染まる燕岳 (2011.10.01 燕山荘 )
山肌は紅葉で染まる燕岳 (2011.10.01 燕山荘 )
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天気・気温

09/09(金) 雨。12:30の気温13.8℃。
松本市の天気予報
明日
曇時々晴
17℃
8℃
明後日
曇のち晴
16℃
6℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
雨のち曇
14℃
7℃
明後日
曇のち晴
16℃
5℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

台風で雨が降り風も吹きましたが、それほど大きな影響はなく、登山道に崩落など障害はありませんでした。
台風通過後は一気に気温が下がり、一昨日は初霜を観測。朝の気温は1.6℃まで下がり、今シーズン一番の寒さとなりました。
山荘周辺では、オヤマリンドウなどが咲いていますが、花の種類は少なくなってきました。一方で ナナカマド ナナカマド の実の赤い色づきが目立ってきています。まだ、草木の色の変化は、緑の色が浅くなってきた程度ですが、季節はもう秋です。気温も下がってきているので、防寒対策をしっかり行って山に来てください。なお、燕周辺の紅葉の見頃は9/中旬~下旬からです。

登山道の状況

登山道にとくに問題箇所はありません。縦走路も崩壊等はなく、安全に通行できます。ただし雨が続いたので、滑りやすい箇所があったり、浮石があったりしますので、ご注意ください。
天候が悪くなると、コースタイムより時間がかかります。天候に配慮して余裕を持った計画を立ててください。

登山装備

朝晩はかなり冷え込むようになりました。また昼間の稜線でも風が吹けば肌寒さを感じます。もう朝晩は、薄手のダウンジャケットなどを着なければ寒いです。防寒着は必須です。
雨具など基本的な装備は必ずお持ちください。また、着替えも必ずお持ちください。

注意点

少しずつ日が短くなってきました。とくに天候が悪いと、暗くなるのが早いので、早出早着を心がけてください。登り始めは昼前には出ないと、山荘につく頃には暗くなってしまいます。ご注意ください。

ご自分のゴミはお持ち帰りください。

お知らせ

サンルームを、より多くの登山者に楽しんでいただけるようにさらに空間を広くしました。
ここから安曇野を眺めながら冷たいビールを飲んでみてはいかがですか? ケーキやコーヒー等も用意して笑顔でお待ちしています。
リアルタイムな情報を、ブログでも発信していますので、御覧ください。
http://tubame1921.blog98.fc2.com/

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

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 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から