苗場山 | 和田小屋

苗場山山頂では草紅葉のじゅうたんが敷かれたようです。これからは落葉松(からまつ)が黄金色に輝く時期になります。

紅葉も終了間際の和田小屋周辺 (2011.10.23 和田小屋 )
紅葉も終了間際の和田小屋周辺 (2011.10.23 和田小屋 )
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天気・気温

10/17(月) 晴れ。14:00の気温13℃。
みなかみ町の天気予報
明日
28℃
8℃
明後日
晴時々曇
29℃
10℃
日本気象協会提供 2024年5月3日 18:00発表
長野市の天気予報
明日
30℃
8℃
明後日
晴のち曇
32℃
12℃
日本気象協会提供 2024年5月3日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

標高1500m以上の場所では紅葉も終りかけですが、山頂では草紅葉のじゅうたんが敷かれたようです。またこれからは落葉松(からまつ)が黄金色に輝く時期になります。
山頂の小屋は10月25日まで、五合目の和田小屋は10月23日までの営業となっております。

たしろ高原(標高1400m付近)の紅葉営業が行われており、11月6日までは期間限定「田代ルート」を歩く事もできます。
ただし、田代ルートは通常立ち入る事ができないたしろ高原エリア内に登山口があるため、ドラゴンドラまたは田代ロープウェーをご利用いただく事になります。また、営業時間は9:00~16:00ですので時間の制約があります。

日帰りピストンをお考えなら定石通りの祓川ルート(和田小屋ルート)がお勧めです。田代ルートは当日山頂泊、または山頂に泊った後の下山時に歩いてみる、というのがお勧めです。

登山道の状況

林道・登山道を含め通行には特に問題ありませんが、木道は濡れると滑りやすいのでご注意ください。
また、国道17号線から登山口駐車場までの林道の一部で迂回措置がとられている箇所がありますのでご注意ください。
※スキー場駐車場からの通行は出来ませんので清津川横断には大島橋をご利用ください(スキー場駐車場入口に迂回路案内看板があります)。

登山装備

防寒対策が必要です。またこの時期は日暮れが急に訪れますのでヘッドランプ等もお忘れなく。

注意点

日が短くなり行動時間が限られます。
早発早着を基本に余裕のある山行を心掛けましょう。
登山口までの林道は災害復旧工事関係車両の通行が多いのでお気をつけください。
登山口駐車場もこれからの時期は混雑しがちですので、1台でも多くの車が駐車できるようご協力をお願いいたします。

駐車場までの林道で小さな事故が頻発しております。街中の道路と同じ感覚で走る事が原因の一つです。スピードを控え、すれ違い時は、どちらか(通常は下り車両)が一時停止するなどの気遣い一つで、その後の山行や帰宅までの時間が楽しいものになるか台無しになるか…。皆さんの運転の仕方次第で大きく変わる事になるのも事実なのです。

お知らせ

和田小屋のお泊りには事前のご予約が必要です。
日中のトイレ・休憩・お食事等はいつでもお気軽にお立ち寄りください。
(お問い合わせ:かぐらスキー場/TEL025-788-9221)

マイカーでお越しの方へ、一般車両の駐車場は林道終点の登山口町営駐車場(標高1,220m・無料)です。※和田小屋にお泊りの方はお問い合わせください。

山頂の遊仙閣は営業休止中です、あらかじめご了承ください。
山頂での営業小屋、自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)についてのお問い合わせは、秋山郷観光協会(TEL025-767-2202)へどうぞ!

昨年の今頃の様子は?

冬期通行止め期間が終了し秡川登山口までの道路が開通しました2023.06.02

和田小屋周辺の過去の様子

  • 和田小屋前も積雪しました
  • ウメバチソウが咲き始めました
  • 和田小屋前ではキバナノヤマオダマキが咲き始めました
  • ヤナギランが昨年より1週間早く咲き始めました
  • エゾアジサイが国道沿いでたくさん咲いています
  • ニッコウキスゲと和田小屋
  • ウスユキソウが咲き始めました
  • 小屋近くでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているフガクスズムシソウが咲いています
  • 神楽ヶ峰ではシラネアオイが見頃です
  • 小屋の周辺ではミズバショウが咲きはじめています
  • 中ノ芝から上越国境

和田小屋

電話番号:
025-788-9221
連絡先住所:
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742 かぐらスキー場

地図で見る
http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya_summer/

施設の詳細を見る

関連する山

新潟県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

苗場山 標高 2,145m

上信越高原国立公園内にある山で、第4紀火山の安山岩類からなり、頂上部は多くの池塘を光らせた4km四方に及ぶ高層湿原を展開しており、その景観と特異な山容から、越後の名山として注目され、県内外の登山者に親しまれている。 頂上には保食神の青銅像や伊米神祠、苗場七柱大神などの石塔があり、昔から延喜式内伊米神社の奥ノ院として、農民や修験の登拝があったらしい。 文化8年に塩沢町の鈴木牧之(ぼくし)が、案内や従者ら12名を伴って登山し「苗場山は越後第一の高山なり、魚沼郡にあり登り二里という。絶頂に天然の苗田あり、依て昔より山の名に呼ぶなり、峻岳の巓に苗田ある事甚だ奇なり」と、その著『北越雪譜』に苗場山紀行を載せている。 登山道は上越新幹線の越後湯沢駅から清津川を渡り、和田小屋、神楽ガ峰を経由する三俣コースや、三国峠に近い元橋からの赤湯温泉コース、飯山線の津南町から中津川を遡った秋山郷の金城山・小松原コース、小赤沢コースなどがあって、それぞれに苗場山の多様な側面を見せているが、交通、宿泊の便がよくて登山者に好まれているのは三俣コースで、マイカーを利用すれば、スキーシーズン以外は、和田小屋の徒歩20分手前の町営駐車場まで入ることができる。 かつてはブナの原生林をたどった登山道は、スキー場造成の伐開やリフト架設で昔の面影を失ったが、自然保護のため木道が敷かれて登山者に喜ばれている。 登山の対象としてよりもスキー場が有名で、苗場山を巡って民宿150軒、スキー場17カ所もの施設があり、ゲレンデに林立するスキーリフト群が山相を一変させた観がある。 一等三角点の頂上には、苗場山頂ヒュッテがあり、天然の苗田と見られた池塘群には、ワタスゲ、ヌマガヤに混じってヤマトキソウ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどの湿原植物が多彩で、その間にコメツガなどの低い針葉樹林が点在しており、木道に導かれた山上庭園の散歩が楽しい。もちろん上信越の山々をはじめとする展望も申し分ない。 三俣口8合目の神楽ヶ峰には、鈴木牧之の苗場登山を顕彰して、昭和15年に我が国登山界の元老である高頭仁兵衛氏らが、高さ3mの「天下之霊観」碑を建立したが、落雷か積雪の圧力かで折損放置されていたのを、平成3年に日本山岳会越後支部が、原型と同じ仙台石で霊観碑を再建している。 和田小屋からや約4時間30分で山頂に立つことができる。

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