燕岳 | 燕山荘

合戦小屋より下は春ですが。上は残雪とライチョウの世界です。

朝焼けで妙高山や戸隠連峰から鹿島槍まで赤く染まるのは今の時期だけ (2012.06.29 燕山荘 )
朝焼けで妙高山や戸隠連峰から鹿島槍まで赤く染まるのは今の時期だけ (2012.06.29 燕山荘 )
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天気・気温

06/07(木) 09:00の天候は微風快晴、気温10℃。
松本市の天気予報
明日
晴一時雨
19℃
8℃
明後日
25℃
7℃
日本気象協会提供 2024年5月1日 0:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち晴
21℃
7℃
明後日
曇のち晴
26℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月1日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

中房谷の新緑や野鳥の声の清々しさは第2ベンチまで続いています。
燕山荘周辺では、ライチョウの縄張り争いが激しくなってきました。これがライチョウかと思うほど、飛び回っています。ライチョウが飛ぶ姿は、なかなか見事です。

登山道の状況

合戦小屋からは、残雪とライチョウの出迎えを受けて、気持ちよく登山が楽しめる季節となりました。
登山道は合戦小屋から本格的な雪が出てきますので、アイゼンをつけましょう。雪の道は、歩きやすく残雪を楽しめます。

燕~槍方面へは、この時期ほとんど入山者はありません。山小屋も営業していません。燕~常念への縦走もルートは夏道ではなく、通常より時間を取られる状況です。

登山装備

合戦尾根を使い、燕岳に登るにはアイゼン(最低6本爪)とピッケルの携行をお勧め致します。アイゼンは下りで特に必要です。今の時期はストックよりピッケルの方が良いと思います。ロングスパッツや防水の手袋、サングラスや日焼け止めなどもお忘れなく。気温の変化が激しいので、衣服の着脱しやすいウェアリングを心がけて下さい。

注意点

■この時期の注意点は、寒気が入った時の雷です。遭遇した時は合戦小屋で様子を見ましょう。お気軽にお立ち寄りください。
■昼に登山口着のバスで小屋まで上がるには、まだ難しい時期です。夏山とは違います。小屋には16:00頃までに到着するようにお願いします。遅れると大変危険です。む

お知らせ

「表銀座にある燕山荘グループの山小屋スタッフによる写真展」開催のお知らせ
開催日 6/4(月)~10(日)11:00~20:00(初日12:00~、最終日18:00まで) 場所ヨドバシフォトギャラリー INSTANCE(電話03-5337-1091)新宿駅地下道より直結。西口より徒歩2分です。

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

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 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から