西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

用木沢のエイザンスミレなど春の花が咲く一方で、昨日は檜洞丸で雪が舞いました。

まだ角をつけている若い雄ジカにも出会いました。(2013.04.25 西丹沢自然教室 )
まだ角をつけている若い雄ジカにも出会いました。(2013.04.25 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

04/12(金) 晴れ、08:00の気温は+5℃。
今日の日の出は05:13、日の入りは18:12。
横浜市中区の天気予報
明日
雨のち晴
19℃
12℃
明後日
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年5月8日 4:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
21℃
11℃
明後日
27℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月8日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日の昼ごろからちょっと寒くなっています。
4/12。白石沢沿いの登山道ではミミガタテンナンショウやヒトツバテンナンショウなどのテンナンショウの仲間が咲き始めています。ほかに草花ではタチキランソウ、ミヤマキケマン、ヨゴレネコノメが咲いています。樹木の花では ミツバツツジ ミツバツツジ が満開となり、モミジイチゴも咲き始めました。

下山所情報ですが、檜洞丸山頂付近では4/11の昼ごろには雨でなく雪が降ったそうです。どおりで寒かったわけです。朝は大室山山頂付近が白くなっていました。霧氷だと思います。

4/11の用木沢沿いの登山道ではエイザン スミレ スミレ が見頃でした。草花ではミヤマハコベ、ミヤマキケマン、ミミガタテンナンショウが咲き始めました。樹木では ミツバツツジ ミツバツツジ 、ヤマザクラだけでなくヒメウツギ、ミツバアケビ、モミジイチゴが咲き始めました。お花を観察するのにとても良い季節になりました。

4/10は西沢沿いの登山道を歩いてきました。先日の大雨の影響でカエルのオタマジャクシがどうなったか気になっていましたが元気にしていました。山肌の桜も良い色になってきました。
西丹沢自然教室のすぐそばの河内川の河原では、川のせせらぎを聞きながらと山肌の桜を眺められる気持ち良い季節になりました。周辺では花はヤマザクラ、 ミツバツツジ ミツバツツジ 、クロモジ、マルバ スミレ スミレ 、ヨゴレネコノメが見られます。鳥はキセキレイがペアで飛んでいました。

登山道の状況

4/6~7に丹沢で豪雨が降りました。関連機関のホームページなどで最新の登山道状況を確認の上、登山されることをおすすめします。また、被害がわかっていない所もあると思われますのでピストンでの登山をおすすめします。

関東ふれあいの道の大山阿夫利神社下社から見晴台の区間において、土砂崩れが発生し、通行不能です。復旧工事が完了するまでの間、通行止めです。詳しくはこちら http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p646312.html

4/11の用木沢は先日の大雨の影響はまだ残っていました。沢の増水はかなり引きましたが大雨の前のレベルにまでは引いていません。それでも用木沢沿いの登山道の丸太橋はすべて異常ありませんでした。

登山装備

ライトなど一般的な登山装備が必要です。まだ寒さ対策も必要です。

注意点

春になり長距離を一日で歩く方が増えてきました。ライトの持参やエスケープルートの検討など、安全対策をお願いします。

4月から西丹沢自然教室と新松田駅を結ぶバスの本数が変わりました。運行期間をお間違えなく!! 時刻の詳細はこちら http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html

お知らせ

西丹沢自然教室の閉館は16:30となっています。開館時間は08:30です。よろしくお願いします。

秦野ビジターセンターのホームページに写真入りの記事がアップされています。 http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

林道情報が丹沢湖ビジターセンターのホームページにアップされています。http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/index.html

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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