燕岳 | 燕山荘

燕山荘は本日よりオープンしましたが、今日は吹雪。積雪もすでに膝下くらいになっています

朝日を浴びる燕岳(2013.04.29 燕山荘 )
朝日を浴びる燕岳(2013.04.29 燕山荘 )
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天気・気温

04/26(金) 晴れのち曇り、朝の気温-6~7℃、14:30現在-0.5℃
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
29℃
11℃
明後日
21℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
晴時々曇
28℃
9℃
明後日
曇のち雨
20℃
13℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

燕山荘は本日よりオープンしました。今シーズンもよろしくおねがいします。

昨晩未明から雪が降っていて吹雪いています。積雪も現時点で膝下くらいまで増えています。
当初は例年より少なめの積雪量でしたが、ここ数日の降雪で例年より多い雪となっています。小屋周りは東側はほとんど雪に埋まっています。これをスコップで一ケ月あまりかけて掘り出していきます。

登山道の状況

登山道は全面、雪に覆われています。第3ベンチ以降は、赤布で目印を付けてありますので、目印に沿って登ってきてください。
10本爪以上のアイゼンが必要です。ピッケルも必ず用意してください。
なお、この積雪で、現時点ではトレースは期待出来ません。最初に上がってくる登山者はラッセルになるかもしれません

登山装備

しっかりとした冬山装備が必須です。アイゼン・ピッケルも必ず携行してください。

また、サングラスの傾向と日焼け対策を必ず行なってください。晴れるととてもまぶしく、短時間でも雪目になる危険性があります。

注意点

日が伸びていますが、早出早着をお願いします。暗くなっての行動は非常に危険です。一気に寒くなる上に、天候が崩れると一気に視界を失います。

この季節は晴れれば昼間は半袖でいられるのですが、天気が崩れると冬とは変わらない天気となります。吹雪になることも珍しくありません。
冬の間雪のため入れなかった中房線は開通して車で入れるようになりました。

お知らせ

合戦小屋は4月末、大天荘は6月30日(日)、ヒュッテ大槍は7月1日(月)を予定しています。

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

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 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から