燕岳 | 燕山荘

冬季営業終了。営業開始は4月25日からの予定。予約は3月2日から。オンラインサイトでも受付ます。

山頂より見る立山と剣岳、手前は北燕岳(2015.01.05 燕山荘 )
山頂より見る立山と剣岳、手前は北燕岳(2015.01.05 燕山荘 )
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天気・気温

01/05(月) 快晴 日中の気温-4℃ 
松本市の天気予報
明日
29℃
11℃
明後日
曇時々晴
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 0:00発表
高山市の天気予報
明日
28℃
9℃
明後日
21℃
13℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

年間年始の営業は1/5まで、その営業最終日は素晴らしい天気となりました。日中の気温はマイナス4度まで上がり、陽射しもあったのでいつもの服装では暑いくらいでした。そして、風もほとんどなくまるで春のような穏やかな天気でした。最後の最後に素晴らしいプレゼントとなりました。

この時期は日の出が7時近くになります。今くらいが一番、日の出時刻の遅くなる時期です。日の出と反対の西側の空も鮮やかな色に染まります。
この先の天気予報を見るとこれが最後の日の出となりそうです。それにふさわしい素晴らしく美しい日の出となりました。
山頂からは、立山と剣岳、その手前に北燕岳。足元のシュカブラの向こうに八ヶ岳連峰が見えました。
下山されて行く方も、この素晴らしい景色の中を下って行くのは、本当に名残惜しそうでした。

午後も冬としては信じられないくらい風もなく、山頂まで出掛けても快適な稜線歩きが出来ました。槍ヶ岳から穂高にかけてもくっきりと見えていました。
こんな日は冬にそうそうあるわけではありません。

今年は積雪量がかなり多いようです。年末年始営業のために小屋に入って20日あまりが経ちましたが、小屋周りの積雪量はずいぶん増えました。ちなみに積雪量が一番多いのは4月の終わりからゴールデンウィークあたりになります。

高気圧の中心は過ぎつつあるようで、夕方には雲が増えて来て、夕陽は見ることが出来ませんでした。それでも紅く染まる富士山がきれいに見ることが出来ました。

夜は満月でしたが。残念ながら雲がどんどん多くなりました。

登山道の状況

林道、登山口から積雪があります。冬季営業も終わり今後のトレースは期待できません。

お知らせ

●年末年始冬期営業について
燕山荘では2014年12月20日~2015年1月5日ご宿泊まで年末年始冬期営業を行います。
この期間中のご宿泊につきましては、安全の面から完全予約制とさせていただいております。
冬期の燕岳登山につきましては、夏と異なるご注意がありますので、事前にHP「年末年始営業のご案内」ページをご一読いただいた上で、webまたは、燕山荘松本事務所へ電話でご予約をお願い致します。電話0263-32-1535
http://www.enzanso.co.jp/enzanso/categories/e02-1.html

燕山荘のホームページ
http://www.enzanso.co.jp/

年末年始の冬季営業は終了しました。
今年の営業は4月25日~11月24日を予定しています。
2015年度の予約は3月2日からご予約受付を開始いたします。
以下のオンライン予約をご利用下さい。
https://www.enzanso.co.jp/reserve/enz0010.php?p=10&type=10

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

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 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から