6/10より営業を開始しました。例年並の残雪があります
天気・気温
山と周辺の状況
3月、4月にたくさんの雪が降ったためか、例年並の残雪があります。
小池新道入口から双六小屋までの登山道のほとんどが雪に覆われています。
非常に多くの残雪があるので、十分な装備と経験が必要です。
登山道の状況
わさび平の先、小池新道入口の手前の林道に大きな雪のデブリがあります。
その先、小池新道入口から双六小屋までのほとんどが雪で覆われており登山道はほぼ出ていません。
雪が多いので、秩父沢の橋もまだ架けることができません。
橋が架かるまでは、十分に高巻きして雪渓の厚いところを選んで渡ってください。
沢の水は非常に冷たいので、無理に渡って沢に落ちると心臓麻痺を起こします。絶対に無理はしないでください。
シシウド
シシウド
ヶ原~大ノマ乗越への道を使う方がいますが、これからの時期は、落石が非常に多く、土砂崩れがありますので、絶対に通らないでください。
鏡平~双六小屋の弓折岳トラバースは急斜面に雪渓が残っているため、危険です。
案内板や赤や黄の目印を目安にして弓折岳中段から弓折岳山頂へ直登する弓折岳春道をお進みください。
稜線は、左俣谷側は雪庇を踏み抜く危険がありますので、できるだけ双六谷側を歩くようにして下さい。赤と黄色の目印を参考にしてください。
双六岳へ向かう直登ルートは急斜面に雪渓が残っており危険ですので、中道を経由して双六岳春道を使い双六岳台地に出てください。
詳しくは双六小屋でお尋ねください。
登山装備
アイゼン、ピッケル、防寒具、ニット帽、手袋、地図、コンパス、高度計、サングラスなどは必ずお持ちください。
注意点
雪道を歩くことに慣れていない方やルートファインディングできない方は、鏡平山荘やわさび平小屋が営業を始める7月10日以降にされた方がいいです。
梅雨時期ですので、天候予報を十分確認の上、悪天候時は無理な行動は絶対に控えてください。
今の時期は落石も多く、豪雨による土砂崩れが毎年発生しており、大変危険です。
また、雪の上ではガスが出やすく、ガスが出ると目の前が真っ白になり、どこを歩いているか分からなくり、道に迷い遭難します。絶対に無理はしないでください。
お知らせ
鏡平山荘、黒部五郎小舎、わさび平小屋は7/10(水)からの営業です。
※7月10日頃までは、登山者の方が全くいないと言ってもいいほど、いません。
今の時期に双六小屋を利用される方はご予約をして頂くか前日でも当日でも構いませんので連絡をして頂けると助かります。どうぞよろしくお願い致します。
昨年の今頃の様子は?
2023年度のご予約は、山小屋は完全予約となります2023.04.28
双六小屋周辺の過去の様子
双六小屋
- 現地連絡先:
- 090-3480-0434
- 電話番号:
- 0577-34-6268
- 連絡先住所:
- 岐阜県高山市下岡本町2911-20 双六小屋事務所