行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉駅(06:15)・・・笠新道登山口(07:28)・・・わさび平小屋(07:42)[休憩 14分]・・・小池新道登山口(08:20)・・・秩父沢出合(09:07)[休憩 6分]・・・シシウドが原(10:30)[休憩 15分]・・・鏡平山荘(11:30)[休憩 35分]・・・弓折乗越(13:13)[休憩 10分]・・・双六小屋(14:48)
【2日目】
双六小屋(06:55)・・・双六岳(08:00)[休憩 13分]・・・三俣蓮華岳(09:28)[休憩 29分]・・・双六小屋(11:50)[休憩 38分]・・・弓折乗越(13:46)[休憩 24分]・・・鏡平山荘(14:49)
【3日目】
鏡平山荘(06:32)・・・シシウドが原(07:17)[休憩 5分]・・・秩父沢出合(08:10)[休憩 10分]・・・小池新道登山口(08:56)・・・わさび平小屋(09:14)[休憩 38分]・・・笠新道登山口(10:04)・・・新穂高温泉駅(11:03)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天候に恵まれた山行でした。1日目は新穂高温泉から双六小屋までひたすら登りです。3日前の大雨で秩父沢の橋が流されていて、土砂の流出もあったようですが、危険個所はテープで仕切られて案内板もあり、登山道はずっと歩きやすかったです。小池新道は、もともとよく整備されているのがわかる歩きやすさでした。ちなみに2日後の下山時には秩父沢の橋が半分かかっていました。
2日目は双六岳と三俣蓮華岳に登頂し、鏡平山荘まで下ります。夜明けに樅沢岳を少し登ってみたのですが、朝焼けの景色が美しかったです。登山道は霜が降りていました。途中、雷鳥が4羽いて、おなかがもう白くなっていました。双六岳から三俣蓮華岳までの道は、想像以上に素晴らしかったです。とても歩きやすい道で、ずっと展望が楽しめます。白馬方面から燕岳のあたり、槍穂高はもちろん、焼岳、乗鞍、御嶽山、笠ヶ岳、遠く白山まで、ずっと眺めながらの散歩道です。丸山の登りがあって、裏銀座や立山薬師が目に入ってきます。三俣蓮華岳からの眺望は絶景でした。雲ノ平があって、ぐるりと名峰が囲み、それが一望できる。見たかった景色です。晴天にも恵まれ、感無量でした。その後、不要な荷物を置かせてもらった双六小屋まで巻き道を通って戻ったのですが、途中、ずっと会いたかった野生のオコジョに出会えました。あまりに思いがけなくて、これまた感激でした。
2日目に鏡平山荘に泊まったことで、鏡池の夕景を見られました。3日目は曇りで、朝の景色はいまひとつで、天気予報は雨から晴れに変わっていたはずなのに、わさび平山荘まで下って休憩していたら降ってきました。あとは林道歩きだったので、傘が使えて濡れずに済みました。
今回の山行は念願でした。裏銀座の山々、立山、薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平が一望できる三俣蓮華岳に行ってみたくて、今シーズンは、このために山行を重ねてきました。新穂高温泉口から双六小屋まで、累積標高差1700m弱、距離13km強を歩き切れるのか、そこに自信をもちたくて、長距離を歩く山行(大清水から尾瀬沼とか)や累積標高差のある山行(北岳や爺ヶ岳)を経て、行けると思えるようになって踏み切りました。
当初は双六小屋に連泊して、中日に鷲羽岳まで登りたいと思っていたのですが、下山日の午前中の天気予報が雨で、双六小屋から雨の中を下山するとなると、自分の場合7時間以上かかってしまうかもしれないと思え、鷲羽岳登頂はあきらめ、2日目の宿泊は鏡平山荘に変更しました。ぎりぎりまで迷っての変更でしたが、結果として良かったです。見たかった景色はちゃんと見られたし、時間に余裕があって慌てることがなかったし、筋肉痛にもなりませんでした笑。時間に余裕があると景色を眺めながらのんびり歩けて、そういう登山のほうが好きだな、と改めて思えました。今シーズン最後のソロ登山が最高のものになって、とても満足です。
フォトギャラリー:39枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ |
サポートタイツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | サブザック |
スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
カップ | |||||
【その他】 アルミブランケット |
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