剱岳 | 剱澤小屋

剱岳、別山尾根支障なし。剣沢など雪渓ルート日々変化あり最新情報得て。小屋泊完全予約制

剱澤小屋~剣山荘の雪渓の雪切り(2020.07.16 剱澤小屋)
剱澤小屋~剣山荘の雪渓の雪切り(2020.07.16 剱澤小屋)
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天気・気温

07/31(金) 12:00 ガス
富山市の天気予報
明日
26℃
12℃
明後日
曇のち雨
20℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
29℃
10℃
明後日
晴のち曇
28℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■2020年の営業について
7/15から、感染症対策の上、制限をして営業します。
・お泊りの際は予約が必要です。満員の際はお断りする場合があります。
・小屋の感染症対策などです。ご一読下さい。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3184259111640140&id=566406640092080

■剣沢キャンプ場に関するお問い合わせ
富山県自然保護課 076-444-3399 または立山センター 076-463-5519 へお問い合わせください。

■自然
明日から梅雨明けしそうです。
・7/31 12時頃 雨は振っていませんが小屋周辺は視界ありますが、少し離れるとガスで視界不良
このところ雨や霧ばかりで、なかなか晴れ間がありません。
登山者の方(下から来ると)とても寒く感じると思います。
防寒具や、荷物や靴の防水、着替えなど必要です。

登山道の状況

■7/31
立山剣岳周辺は、今年は融雪のスピードが早いです。
入山時には、必ず最新情報を得て下さい。
※今年営業しない小屋もあります。必ず確認して下さい。

入山前からの感染症対策、体調管理を行いって下さい。
装備の油断な、最新情報を得て、登山中は無理せずお願いいたします。
例年の夏山と状況より難しい状況です。一般登山者の方はくれぐれもそのことを念頭に慎重な対応を

・室堂~雷鳥坂~剱沢小屋
雷鳥沢の橋はかかっています。通行に支障ありません。

・剣沢小屋~剣山荘
多少残雪が残っています。

・別山尾根 
融雪して支障ありません。剱岳には登山者が入っています。

■剣沢 雪渓刻々変化(最新情報得て) 
・剱沢~真砂沢ロッジ~仙人、黒部ダム方面
武蔵谷出合 雪渓薄くなっていすが今のところ通過可
平蔵谷出合 上部に少しクラックできていますが今のところ通過可
長蔵谷出合から夏道ルートへ
ナムの滝近くの一の沢 すでに高巻き。
三ノ沢 雪渓薄くなっています そろそろ危ない?(7/30)
二股の橋は架かってます。

■裏劔方面 (以下 阿曽原温泉小屋情報 ヤマケイオンライン付加)
仙人池ヒュッテ以外は休業、キャンプ場も管理人が居ません
(以下、仙人池ヒュッテ小屋サイトより引用 ヤマケイオンライン付加
「8月は、仙人池ヒュッテ〜仙人温泉小屋の登山道整備は行いません。
通行困難となります。
ヤブで道が見えなくなるので、通ったことのない方は道がわからず遭難すると思われます。」)

・池の平小屋
営業していないため、キャンプ場も管理されていないはずです。

・雲切新道、仙人谷下部の丸太橋まだ架かっていません、草刈りも終了しておらず当面通行は出来ません。
※未整備の仙人谷沿いのコースは、夏道を見逃して谷を下ってしまう事故が発生しています。

・今夏、阿曽原温泉小屋は営業を行いません。キャンプ場も利用できません。(秋の営業は検討中)

・欅平方面
水平道は整備が終了していません(長雨で作業が進んでいない様です)

■黒部ダム方面
黒部ダム直下の橋 流失(阿曽原温泉小屋情報 ヤマケイオンライン付加)

■早月尾根
・早月尾根
早月小屋が営業しないため、整備はほぼ入りません。
剣沢方面から早月尾根や、その逆ルートは例年に比べて難しくなります。

馬場島荘 利用には必ず現地に連絡してから
小屋サイト https://www.town.kamiichi.toyama.jp/hp/kanko_turugi/babajimasou.htm

早月小屋 2020年営業しません。

■バリエーション情報
雪融けが早く雪渓が薄くなり早くも危険なところあり
安全にとりつけるルートがすでに絞られる状況
最新情報を得て下さい。

登山装備

剱岳登山は3000メートル級山岳の夏山登山装備必要

注意点

■入山前から感染症対策、入山後も無理はしないで
今年は新型コロナ感染症の影響で、営業していない小屋があります
(早月小屋、大日小屋、内蔵助山荘、池ノ平小屋、仙人温泉小屋など)

小屋の人員、現地の救護体制が、例年どおりにいきません。
くれぐれも怪我をしたり、遭難したりしないように、無理のない登山をして下さい。
今まで以上に慎重な対応をお願いします。

■周辺情報(ヤマケイオンライン 付加情報)
・アルペンルート
https://www.alpen-route.com/index.php

・剣山荘
http://www.net3-tv.net/~kenzansou/
要予約 利用には要確認のこと

・剱御前小舎
https://www.tsurugigozengoya.net/
要予約 利用には要確認のこと

・真砂沢ロッジ
http://masagozawa.jp/
要予約 利用には要確認のこと

・仙人池ヒュッテ
https://www.senninike.jp/
要予約 利用には要確認のこと

・仙人温泉小屋
http://senninonsengoya.com/
2020年は休業

・池ノ平小屋
https://ikenotairagoya.amebaownd.com/
2020年は休業

・阿曽原温泉小屋
https://azohara.niikawa.com/
2020年夏季休業 テント場も利用不可

お知らせ

●剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://home.384.jp/tsuruqi1/
電話 080-1968-1620

・小屋ブログ
https://ameblo.jp/tsurugisawa/

・Facebook
https://www.facebook.com/%E5%89%B1%E6%B2%A2%E5%B0%8F%E5%B1%8B-566406640092080/
今シーズンは新型コロナウイルスの対策で消毒等の作業が多く更に従業員の数を少なくしているため鍋ラーメンと鍋うどん(昼食)の提供を休止させて頂きます。

■ネットショップ
https://yamatrip.com/shop/item/list/tsurugisawa

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

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剱岳 標高 2,999m

 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

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