立山 | 立山室堂山荘

イワイチョウなど足元の紅葉黄葉の時期。日によって気温差大あり、例年初雪初氷もそろそろです

色づき始めた雷鳥沢より雄山を見上げる(2020.09.28 立山室堂山荘 )
色づき始めた雷鳥沢より雄山を見上げる(2020.09.28 立山室堂山荘 )
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天気・気温

09/29(火) 12:20 晴 西北西の風 2.9m/s 気温12.7℃
富山市の天気予報
明日
曇のち雨
20℃
13℃
明後日
雨時々曇
22℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月28日 0:00発表
松本市の天気予報
明日
晴のち雨
27℃
12℃
明後日
曇一時雨
23℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月28日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■営業中
11/24の宿泊まで営業予定です。
今年、当山荘は外来の御入浴の営業は行っておりません。
※ご宿泊のお客様はご利用いただけます。

軽食等、ランチ営業は例年通り行っています。

■周辺状況
室堂平の植生が イワイチョウ イワイチョウ チングルマ チングルマ ミヤマダイコンソウ ミヤマダイコンソウ を中心に見頃になってきています。
ナナカマド ナナカマド は所々色づき始めです。
全体としてはさほどではありませんが、部分部分は綺麗なところもあり、道すがら足元の紅葉を楽しむことができ
ます。

本日気温が高めですが、普段の気温は室堂平で3℃~12℃程です。
好天と悪天で差があります。
9/30の日の出は05:45頃、日の入りは17:36頃です。

花期の長い花を除き、お花のシーズンはほぼ終わりました。

今年生まれた雷鳥のヒナは、ウズラ程の大きさになっています。

登山道の状況

問題のある個所はありません。すべて夏道です。

登山装備

3000m級秋山装備でお越しください。

最近は日中でも気温が一桁の日が多くなってきました。例年この時期は降雪があってもおかしくありません。
下界との気温の感覚差が大きいのでお気を付けください。
稜線上は風が強いと体感氷点下になります。ウェアは、雨や風にしっかり耐えられるレベルが必要。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。

注意点

天候が時間ごとに目まぐるしく変わることがあります。山に入るときは事前に行動
予定日の天気をご確認下さい。

■室堂周辺の他の小屋についての営業日は以下の通りです(9/25更新)
雷鳥荘 7/1~11/24(泊)
立山室堂山荘 6/19~11/24(泊)
奥黒部ヒュッテ 7/15~10/5
みくりが池温泉 7/3~11/24(泊)
雷鳥沢ヒュッテ 7/1~10/10(泊)
ロッジ立山連峰7/1~9/21
一の越山荘 6/19~10/17(泊)
天狗平山荘 6/19~10/17(泊)
剣山荘 7/中旬~10/10(泊)
ロッジくろよん 7/1~10/30(泊)
剱澤小屋 7/中旬~10/6(泊)
剱御前小舎 7/17~10/17(泊)
仙人池ヒュッテ7/18~10/10(泊)
五色ヶ原山荘 7/18~9/20(泊)
内蔵助山荘 行今シーズン休業
大日平山荘 7/18~10/10歩荷の為火曜定休日(一人で営業)
大日小屋 今シーズン休業
剱岳早月小屋 今シーズン休業
平の小屋 6/20~10/30
真砂沢ロッジ 7/17~10/11
雄山神社 7/15~8/19
阿曽原温泉小屋 今期休業、テント場のみ管理

■立山黒部アルペンルート 公式(ヤマケイオンライン付加情報)
https://www.alpen-route.com/index.php

お知らせ

・HP
http://www.murodou.co.jp/

・室堂山荘 Twitter
https://twitter.com/MurodouSansou

■奥黒部ヒュッテ
読売新道や東沢出合の橋など通行に問題ありません。ダムから奥黒部までの道も修復
終わっています。
梯子のアップダウン等で時間がかかりますので、時間に余裕を持って行動してくださ
い。


■ご宿泊を予定されている方へ
・お食事の際に、お客様同士お席の間隔に余裕を持たせたテーブルレイアウトとさ
せていただきます。
・お食事、及びお風呂をご利用いただく際、込み合う事が無いよう利用時間を指定さ
せて頂く場合があります。
・マスク持参でお越しください。
・相部屋は今季設定しておりません。ご宿泊は個室のみのご利用となります。
・体調不良の方はご遠慮ください。37.5℃以上体温がある方はお断りする場合もあり
ます。

昨年の今頃の様子は?

室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 夕景 
  • 夕方は太陽が出ました。
  • 朝は予報とは裏腹のガス。視界20mほど
  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。
  • 富士の折立と大汝山
  • 雄山頂上

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

立山・大汝山 標高 3,015m

 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

富山県 / 飛騨山脈北部

奥大日岳 標高 2,611m

 剱・立山連峰と同じ山域にあるためちょっと目立たないが、弥陀ガ原や室堂平からの姿は大きくて重量感がある。  立山三山と剱岳を結ぶ主稜線の剱御前(つるぎごぜん)で西に分岐し、新室堂乗越に下ってから起伏していく大日尾根の最高峰で。  大日という名から分かるように、ここも修験の山で、霊峰立山の前衛峰として大日如来体現の聖地であった。ここから立山川の深い谷越しに見上げる剱岳の峻厳な姿はすばらしく、遙拝の地にふさわしい眺めだ。  大日尾根もここまでは剱岳と同じ閃緑岩だが、この先は明るい新期花崗岩になる。ゆったりした山容のため、お花畑も多く、ハイマツの間にハクサンイチゲやチングルマ、ミヤマダイコンソウ、クロユリ、コバイケイソウなどの群落が美しい。  一般向の登山コースは、アルペンルートの終点室堂から浄土川を渡って新室堂乗越へ登り、西へ大日尾根を行く3時間の行程だ。もう1つは主として下りに使われる称名坂コースで、称名平から大日平、中大日岳を経て山頂に至るもので、7時間の急登だ。

富山県 / 飛騨山脈北部

真砂岳 標高 2,861m

真砂岳は立山連峰の北側に位置する山。山頂から東側に5分ほど下った場所には内蔵助山荘がある。 山体の東側にある内蔵助カールは、日本国内で7箇所確認されている氷河の1つで(2019年時点)、唯一、一般登山者が立ち入ることが出来る場所として知られている。

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