晴れ時間に恵まれた富士山頂。美しい眺望に、ここに来てよかったと再認識する日々
今週は晴れ間が増えたが、そのなかでも、いろいろな表情を見せてくれた。山頂風景は御来光だけではないので、注意深く周囲に目を向けたい。
小岩井大輔
天空の森羅万象を撮り続ける写真家、小岩井大輔の「ほぼ日刊、山小屋日記」。富士山の神秘的な風景、および富士山頂の異次元の様子を、カメラマンの目を通して案内します。
晴れ時間に恵まれた富士山頂。美しい眺望に、ここに来てよかったと再認識する日々
今週は晴れ間が増えたが、そのなかでも、いろいろな表情を見せてくれた。山頂風景は御来光だけではないので、注意深く周囲に目を向けたい。
待望の夏空が出始めた富士山頂。夏の富士山らしい風景を見惚れながらシャッターを押す
夏空と雷雲が交互にやってくる、不安定な天候が続いているものの、夏の富士山らしい青空が広がる時間が増えてきている。富士登山日和と言える日が増えてきている、3776mの世界です。
台風並みの暴風雨、雷雲、砂嵐と悪天候が続くも、ようやく夏の富士山らしい景色が出てきました
山開き以来、なかなか天候が安定しない富士山頂。台風並みの暴風雨に遭ったり、砂嵐が巻き起こったりと、なかなかベストコンディションが訪れないものの、年に何度かしか見られない朝焼けも出現。徐々に夏の富士山らしい風景となりつつある。
不安定な天候続きも、時折のぞく太陽と躍動感ある雲が、富士山頂の絶景を作り出す
早かった梅雨明けから一転して、今週の富士山は不安定な天候が続き、梅雨の天候に逆戻り。それでも、雲の切れ間から従える富士山頂からの景色に、思わず心を奪われる。
山頂の扇屋オープン。週末は早速賑わいを見せた山頂を、ご来光が美しく迎える
7月4日に入山した小岩井氏は、着々とオープン準備を進め、7月9日にオープン! 静岡側の開山日は、朝こそ雨が落ちていたものの、日中は青空が広がり、賑わいを見せた山頂。いよいよ本格的な富士登山シーズンが始まる。
いざ富士山頂――。2022年の富士登山シーズンの幕開けに合わせて、3776mの世界へ
富士登山シーズンがいよいよ始まる。富士山頂の扇屋で働きながら、23年間、富士山頂の異空間を取り続けている写真家の小岩井大輔氏が、今年も山頂へと向かう。今年も、街とは別世界の景色を、皆さんにお届けする。
満点の星空と白雪、最高のシチュエーション! 富士山頂からの下山日は一面銀世界に
営業が終了し、小屋閉め作業を終えると、それを待っていたかのように雪が降り出した。例年よりだいぶ早かった富士山頂の初冠雪。神秘的な風景となった富士山頂を堪能しながら、約2ヶ月間の山頂生活を終えたのだった
積雪! 9月の富士山は嵐から始まり、晴天に終わり、そして一挙に銀世界へと変わりました!
9月に突入して、短い富士登山シーズンも、いよいよ終幕へ。最終週も残念ながら嵐に見舞われるも、最後の日曜日は晴天で終了! そして、その翌日は、一挙に山頂は銀世界へと変わりました。
8月終盤、富士山は穏やかな天候続き。秋風が吹き込み始め、小屋締め作業も少しずつ開始
8月最後の一週間は、お盆の頃から続いていた不安定な天候から打って変わって晴天続き。真夏の暑さが戻り、今年いちばんかもしれないような登山日日和が続きました。しかし、秋の足跡はヒタヒタと迫ってきています。
雨続きの日々が終わると、富士山らしい景色の回復。時折、秋風がそよぐ山頂です
先週の雨続きの天候だったものの、回復してからは「吊るし雲」という富士山頂独特の雲が連日のように出現! 富士山頂らしい風景が広がる一方で、少しずつ秋の足音。携帯電話のアンテナは撤去され、電波が悪い状況になっているそうです。