行程・コース
天候
曇り、ガス。八方池付近では一時期雨が結構降ったらしい。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
柏崎(3:20)~R8~糸魚川~R148~ゴンドラ乗り場駐車場(6:40)
途中で30分程度二回仮眠。
駐車場料金を係りのかたが徴収に来て600円。
ゴンドラアダムとリフト2基を乗り継いで八方池山荘へ(始発8:00、下山最終16:30)。往復切符¥2,900・・・モンベルカードを提示すると1割引される。
この登山記録の行程
八方池山荘(08:35)・・・第三ケルン(09:08)・・・丸山・・・唐松岳頂上山荘(10:15)・・・唐松岳(10:29)[休憩 5分]・・・唐松岳頂上山荘(10:42)・・・最低鞍部・・・五竜山荘(11:55)・・・五竜岳(12:39)[休憩 7分]・・・五竜山荘(13:12)・・・最低鞍部(13:36)・・・唐松岳頂上山荘(14:33)・・・丸山(14:50)・・・第三ケルン・・・八方池山荘(15:48)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
八方尾根から唐松岳に登り、次に五龍岳に登った後、再び八方尾根から下山した。
今シーズンは北アルプスに行くことを目標としていたので、シーズン終了間際に思い立って行動に移した。正直言って、乗り物を使っての登山は時間の制約があって面倒だったし、もう少し体力が落ちてからでもいいかなとか、人気の山なのでシーズン最中は渋滞もあるだろうと思い、行くことを先延ばしにしていた。
前週で唐松岳頂上山荘も閉鎖、降雪の記事もあったし前線の影響で天気も良くない予報だったので余り人もいないだろうと思っていたら、20台くらいの駐車あり。八方池迄の観光客もいた。
予報通り余り天気は良くなく、見所の八方池からはガスで何も見えない。
まあ鍛練、修行のつもりで来たので結構。
ところが唐松岳頂上山荘に着いたらスーっとガスが引き、立山、剱岳方面、唐松岳がドーンと出て唐松岳山頂に着いたら白馬岳方面が迫るしまた五龍岳も姿を見せた。何だかご褒美を貰った感じで嬉しくなった。
牛首の高度感のある岩場は鎖があるので安心。過ぎると二羽の雌雷鳥が足元でお出迎え。
驚かせないように知らんぷりをして通過した。
晴れていれば眺望が良いであろうアップダウンを越え五竜山荘へ、五竜山荘も閉まっていて寂しい。
五龍岳へ登る途中でゲーゲーと鳴き声がしたので見渡すと、今度は白毛の雷鳥3羽が遠くを見ていた。登山道には雷鳥の羽が点々と落ちていたのだが、生え変わりの時期だからかと納得。
坂の途中から最近降った雪が残っていて、ルート上にもあったが、暖かいせいかシャーベット状で歩くのには全く問題はなかった。だが誰の足跡も無かった。
山頂手前の滑る岩場、鎖場を越え、キレットとの分岐から僅かに右へ尾根を歩き五龍岳山頂到着も、やはりガスで何も見えない。
風が少し強くなって来た中、一瞬のガス切れを期待しつつ軽く食事をしたが、気配がないため直ぐに引き返した。
風は東側の谷方向からガスとともに吹き上げる感じだったので、稜線上は冷たさを感じまたメガネに水滴がついて歩きにくかったが、おおよそ西側にルートがあるのでその間は快適だった。(ハイマツについた水滴は冷たいが)
再び牛首、唐松岳頂上山荘経由、八方尾根を下った。
当初は遠見尾根を下る計画で、下った後に八方尾根の駐車場まで1時間ぐらいかけて歩いて戻る予定だったが夕方は雨の予報だったのでピストンに変更した。
帰りのリフトの最終運航時刻が16:30(八方池山荘)だったので、それに間に合うペースで歩いたが、岩場やコース上の石は雨やガスで濡れていたので特に滑りやすく、三点支持や足の置き場などに気持ちを集中し続けた。まあ、天候が悪かったことが歩くことに集中出来た要因かな。
しかし唐松岳山荘から五龍岳までの往復の間、一人とも会わなかった。
山荘閉鎖時期の山のコンデションは微妙な感じだから、皆シーズン終了なのだろう。
帰りに五龍館というホテル?旅館?の風呂に入って帰って来た。タオル込み1,000円。
肌がスベスベになる泉質だった。