行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
アルプス平駅(08:26)・・・地蔵ノ頭(08:41)・・・小遠見山(09:36)・・・大遠見山(10:35)・・・五竜山荘(12:50)[休憩 15分]・・・五竜岳(14:20)[休憩 36分]・・・五竜山荘(15:28)
【2日目】
五竜山荘(05:45)・・・大遠見山(07:08)・・・小遠見山(08:05)・・・地蔵ノ頭(09:00)・・・アルプス平駅(09:09)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目
白馬五竜テレキャビンの始発(8時15分)に乗り、アルプス平駅から高山植物園の遊歩道を抜け、地蔵ノ頭から小遠見山まで木道や木段を登って高度を稼ぎます。後立山連峰で最長と言われる遠見尾根を小遠見山、中遠見山、大遠見山と順番にアップダウンを繰り返しながら、徐々に近づいてくる五竜岳の遠望を楽しみながら進みました。最後の西遠見山を過ぎると数回のアップダウンの後、右側が切れ墜ちたやせ尾根のコルに出ました。そこから先は長い階段を登ると数カ所の鎖場を交えた白岳への急登になりました。あえぎながら急登を登りきると白岳山頂の巻道になり、眼下には赤い屋根の五竜山荘が見え、その後方には圧巻のスケールで五竜岳の荒々しい山容が迫っていました。
五竜山荘で受付を済ませてから、アタックザックにペットボトルとおやつを詰め込み、ザックは山荘にデポして山頂へと向かいました。途中まではザレた何の変哲も無い登山道でしたが、終盤は核心部とも言うべき岩峰のルートに変わり、ポールを持つのは危険なので慰霊碑のあるケルンにデポしてから岩峰にとりつきました。手足を使って岩峰につかまりながら這うようにして登った山頂には360度の大パノラマが待っていました。時間はたっぷりとありましたので後から登って来られた登山者の方々と歓談しながら眺望を存分に堪能しました。
2日目
山荘の美味しい朝食をいただき、直ぐに身支度して外に出るとあいにくの雨模様でした。昨日のうちに山頂へアタックしておいて良かったと思いながらも、懸念していた濡れた白岳の鎖場ややせ尾根を無事に通過し、その後一気にアルプス平駅まで下りました。山麓駅から車で数分の場所にある十郎の湯に浸かり二日分の汗を流してから下山メシをいただき山行を締めました。