日差しが強く暑い日が続いていますが、涼しい風が吹き、空も青々として少しずつ秋の訪れを感じます
天気・気温
山と周辺の状況
天気の良い日は、日差しが強くまだ熱中症対策が欠かせませんが、涼しい風が吹き、空も青々として少しずつ秋の訪れを感じるようになってきました。
大江湿原ではオゼミズギクや
イワショウブ
イワショウブ
など様々なお花の群落が楽しめます。
キンコウカ
キンコウカ
は咲き終わってしまいましたが、少しずつ紅葉がはじまってきました。沼尻の池塘では
ヒツジグサ
ヒツジグサ
が紅葉を始めていました。また、尾瀬の秋を彩るオヤマリンドウが、蕾が膨らんできています。
林間では、花の種類が減っていましたが、花が終わった後の果実が見られるようになってきました。タケシマランの赤い実、
オオカメノキ
オオカメノキ
の赤い実などです。赤い実は目立ちますが、それは鳥などに種子を運んでもらうための植物の手段なのです。
まもなく夏から秋へと移り変わる尾瀬。美しい景色をゆっくりとお楽しみください。
登山道の状況
尾瀬沼周辺の登山道で、異常箇所はありません。
通行止めになっていた尾瀬沼南岸・沼尻から三平下までの登山道は、7/20より通行可能となりました。ただし、ぬかるみや古く痛んだ木道も多くあり、濡れた木道は極めて滑りますので注意して通行下さい。
燧ヶ岳の登山道は、雨の影響で、ぬかるみに苦戦している登山者が多く見受けられます。登山靴+ゲイターで対策してください。
登山装備
日中は日差しが強いので、サングラスや日焼け止めが必要です。まだ寒い日もあるので、防寒対策を行ってください。
燧ヶ岳へは、アイゼン・ピッケルなど冬装備を用意してください。
注意点
尾瀬は7/1より多くの施設が利用可能になっています。ただし、利用できない施設、今年度は休業の施設も数多くあるので、事前に営業状況を確認しておきましょう。
・山小屋・キャンプ場の営業(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/100847/)
・トイレ/VC(http://ur0.work/Xiqv)
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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