剱岳 | 剱澤小屋

剱岳別山尾根支障なし。熱中症+脱水の高度障害に注意。剣沢下る時は最新情報得て下さい

長次郎出合いは大きなきなクラックが入ってます。数日で整備入る予定。それまでは厚そうな所を選んで通過を。見極め必要(2020.08.11 剱澤小屋)
長次郎出合いは大きなきなクラックが入ってます。数日で整備入る予定。それまでは厚そうな所を選んで通過を。見極め必要(2020.08.11 剱澤小屋)
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天気・気温

富山市の天気予報
明日
曇のち雨
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明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 6:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
12℃
明後日
曇時々雨
20℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■2020年の営業について
7/15から、感染症対策の上、制限をして営業します。
・お泊りの際は予約が必要です。満員の際はお断りする場合があります。
いかは小屋の感染症対策などです。ご一読下さい。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3184259111640140&id=566406640092080

秋の営業について 9月いっぱいは営業。10月は10月6日頃までは営業予定です。

■剣沢キャンプ場に関するお問い合わせ
富山県自然保護課 076-444-3399 または立山センター 076-463-5519 へお問い合わせください。

■自然
先週から天候はあまり変わらず、8月終盤にもかかわらずまるで例年の8月上旬のような好天続きです。
夕立や雷も今のところほとんどありません。

熱中症、脱水症状による高度障害に注意して下さい。
十分な水分、ミネラルの補給をお願いします。
剱岳には水場がありません。登頂するには最低でも2リットル(できれば3リットル)の飲料水が必要です。
※熱中症と新型コロナ感染症の症状は似ているとこがあり心配なところです。

登山道の状況

■8/28
立山剣岳周辺は、今年は融雪のスピードが非常に早いです。
入山時には、必ず最新情報を得て下さい。
※今年営業しない小屋もあります。必ず確認して下さい。

入山前からの感染症対策、体調管理を行いって下さい。
装備の油断な、最新情報を得て、登山中は無理せずお願いいたします。
例年の夏山と状況より難しい状況です。一般登山者の方はくれぐれもそのことを念頭に慎重な対応を

・室堂~雷鳥坂~剱沢小屋 通行に支障ありません。

雷鳥沢の橋はかかっています。
・剣沢小屋~剣山荘 通行に支障ありません

・別山尾根 通行に支障ありません。

・剱沢~真砂沢ロッジ~仙人、黒部ダム方面
平蔵谷出合~長次郎出合 巻道となりました。スラブ状のところを通過します。
ピンクの指導標があります。指導に従って下さい

長次郎谷の下も沢を渡る箇所がありますが指導がつけられています。

剣沢の雪渓は刻々変化しています(最新情報得て) 
山岳警備隊の掲示板で情報を確認しましょう。

(ヤマケイオンライン付加情報)
富山県警山岳救助隊Facebook 
https://twitter.com/toyama_sangaku
※8/19に剱沢の上記要があります
https://twitter.com/toyama_sangaku/status/1295914085289095168

■周辺情報(ヤマケイオンライン付加情報)
・真砂沢ヒュッテ
http://masagozawa.jp/

・仙人池ヒュッテ 
https://www.senninike.jp/

※(阿曽原温泉小屋ブログより抜粋)
8月は、仙人池ヒュッテ〜仙人温泉小屋の登山道整備は行いません。通行困難となります。
ヤブで道が見えなくなるので、通ったことのない方は道がわからず遭難すると思われます。

・池の平小屋
営業していないため、キャンプ場も管理されていないはずです。

・雲切新道、仙人谷下部の丸太橋まだ架かっていません、草刈りも終了しておらず当面通行は出来ません。
※未整備の仙人谷沿いのコースは、夏道を見逃して谷を下ってしまう事故が発生しています。

・仙人温泉小屋 2020年営業しません
http://senninonsengoya.com/

・阿曽原温泉小屋 2020年営業しません
https://azohara.niikawa.com/

・欅平方面
水平道は整備が終了していません

■早月尾根
・早月尾根
早月小屋が営業しないため、整備はほぼ入りません。
剣沢方面から早月尾根や、その逆ルートは例年に比べて難しくなります。

馬場島荘 利用には必ず現地に連絡してから
小屋サイト https://www.town.kamiichi.toyama.jp/hp/kanko_turugi/babajimasou.htm

早月小屋 2020年営業しません。

登山装備

剱岳登山は3000メートル級山岳の夏山登山装備必要
熱中症、脱水による高度障害に注意(十分な飲料水を用意しましょう)

注意点

■入山前から感染症対策、入山後も無理はしないで
今年は新型コロナ感染症の影響で、営業していない小屋があります
(早月小屋、大日小屋、内蔵助山荘、池ノ平小屋、仙人温泉小屋、阿曽原温泉小屋など)

小屋の人員、現地の救護体制が、例年どおりにいきません。
くれぐれも怪我をしたり、遭難したりしないように、無理のない登山をして下さい。
今まで以上に慎重な対応をお願いします。

■周辺情報(ヤマケイオンライン 付加情報)
・アルペンルート
https://www.alpen-route.com/index.php

・剣山荘
http://www.net3-tv.net/~kenzansou/
要予約 利用には要確認のこと

・剱御前小舎
https://www.tsurugigozengoya.net/
要予約 利用には要確認のこと

・真砂沢ロッジ
http://masagozawa.jp/
要予約 利用には要確認のこと

・仙人池ヒュッテ
https://www.senninike.jp/
要予約 利用には要確認のこと

・仙人温泉小屋
http://senninonsengoya.com/
2020年は休業

・池ノ平小屋
https://ikenotairagoya.amebaownd.com/
2020年は休業

・阿曽原温泉小屋
https://azohara.niikawa.com/
2020年夏季休業 テント場も利用不可

お知らせ

●剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://home.384.jp/tsuruqi1/
電話 080-1968-1620

・小屋ブログ
https://ameblo.jp/tsurugisawa/

・Facebook
https://www.facebook.com/%E5%89%B1%E6%B2%A2%E5%B0%8F%E5%B1%8B-566406640092080/

■ネットショップ
https://yamatrip.com/shop/item/list/tsurugisawa

昨年の今頃の様子は?

営業は7/13~(宿泊要予約、予約受付中)。7/1以前の入山は携帯も繋がらず相当なリスクがあります2023.06.06

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

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剱岳 標高 2,999m

 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

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