大江湿原は緑が色濃くなってきました。ワタスゲの穂も白くなってきて着々と尾瀬沼も初夏の姿に変化しています。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
尾瀬沼ビジターセンター周辺は、緑が色濃くなってきました。湿原は小さな草の葉や、
コバイケイソウ
コバイケイソウ
のような大きな葉も出てきて、さらに
ミズバショウ
ミズバショウ
の葉が驚くほど大きく青々つぃていて、緑色になってきました。
花もさまざまなものが咲いてきました。
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
、
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
ヒメ
シャクナゲ
シャクナゲ
、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
などが咲いています。
ワタスゲ
ワタスゲ
の穂も少しずつ白くなってきて、着々と尾瀬沼も初夏の姿に変化しています。ただ、尾瀬は関東地方、北陸地方、東北地方が入り交じる地域で、まだ関東地方のみが梅雨入りしている状況です。これから梅雨入りして雨が続くようならその変化も少しゆっくりになってくるのではないでしょうか。
沼山峠へのシャトルバスも運行を開始しています。沼山峠からの登山道上の雪は、ほとんど融けていています。ただし木道がぬれている箇所はとても滑るので注意です。
登山道の状況
沼山峠から尾瀬沼までは、樹林帯にところどころ残雪が残っている程度です。木道が濡れていて滑りやすい箇所があります
尾瀬沼の北岸では、林内は残雪が多く残っています。引き続き道迷い、踏み抜き、転倒にご注意ください。
燧ヶ岳は残雪はまだ多く、残っています。俎嵓から燧ケ岳最高地点柴安嵓へは雪の急斜面を登ります。この雪田は上へ行くにつれて斜度が増し、大岩のところからは最も斜度のきつい登りです。ピッケルで体を確保しながらキックステップで足場を刻んで登るなどの雪上技術が必要です。
雪原や斜面のトラバース、登りなどを踏まえて、アイゼンやピッケルがあると安心です。十分な装備と心構えで、登山を楽しんでほしいと思います。
大清水~一ノ瀬間の低公害車の運行が始まり尾瀬沼エリアへのアクセスが便利になりました。低公害車を往復で利用すれば1時間以上の時間短縮ができ尾瀬での滞在可能時間が増えます。
登山装備
林内には、残雪があるところもあります。場所によっては雪に対する装備が必要です。
また、朝晩冷え込むこともあります、防寒具を忘れずにお持ちください。
お知らせ
尾瀬への入山にあたっては以下URLの注意事項をご確認ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/106819/
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/106765/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: