気温低下+稜線の強風のため低体温症に要注意(防寒具、手袋など必要)。入山前に最新情報を得て
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■気象
ずっと風が強かったり、雨だったりとあまり景色も見えない日が続いています。
3~4日に一度、強い雨風霧の大荒れの天気がきています。
気温も非常に下がり、とても寒いです。
山の下は30℃越えですが、稜線は気温10℃程度、さらに風速10mのような強い風吹けば体感温度は0℃・・・です。
ダウンやどのフリースはもちろんですが、しっかりしとた雨具、防水のよく利いた靴が必要です。
手袋も必ず用意して下さい
■自然
山の斜面では緑の葉が一部ですが黄色味を帯びてきて草紅葉が始まっています。
登山道の状況
■大雪渓
・天候(特に大雨の後)により大雪渓の状況が大きく変わるかもしれません。
必ず最新の天気と山の情報を得て登山下さい。
(以下 ヤマケイオンライン付加情報)
小谷村山案内人組合 の情報も参考に
https://www.facebook.com/otari.guide
・猿倉までの車道が、雨で雨量規制(通行止め)になることがあります
最新情報を得て下さい
(以下ヤマケイオンライン付加情報)
大町建設事務所 道路情報
http://www.avis.ne.jp/cgi-usr/chouken_pkisei.cgi?cntflg=0
・大雪渓では落石に注意が必要です。
休憩中も座らずに、落石が来ないが注意を怠らないように
またご自身も石を落とさないようにして下さい。小さい落石が大きい落石を誘発します。
特に視界不良は落石が見えないため危険です。雪渓上の巨大な石はは全て落石です
・大雪渓ルート情報
秋道となっています。
滑りやすく歩きにくいところが多いので足元に注意して下さい
白馬尻を過ぎ、ケルンも通り過ぎ、ジャリジャリとしたところを上がります。ベンガラの赤いマークがありますが、足場の良いところを選んで上がる状況です。
雪渓に乗ると、上りで30~60分(体力、天候、技量によります)の雪の上歩きとなります。気温が低い日が多いため雪が固くなっています。念のため軽アイゼンとストックがあると安心です。
通称砂山と呼ばれるところからはジクザクに上がります。
雪渓の取り付きと対角にある木道の板を通りますが、雨で濡れると大変滑りやすく足元には十分注意して下さい。
小雪渓はすでに雪はありません。水の流れる岩の上になります。
稜線に出ると、風があることが多いです。最近は強い西風の吹き下ろしになることが多いです。低体温症に注意して下さい。
■白馬岳山頂
白馬岳の山頂付近のトラロープを越えないように その向こうは崩落しています。
■栂池方面
下りに使われる方が多いルートです。
白馬岳~白馬大池へは、森林限界を越えた稜線で風が吹けばまともに当たります。
先日も白馬山荘から栂池に下山された方が、冷たい雨風により途中から登り返して戻ってこられました。
強い風がある時には、止まらずに歩き続けないと低体温症になる危険があります。
・白馬山荘~・大池、栂池、蓮華温泉への道自体には支障の連絡はありません。
白馬大池~栂池の間の白馬乗鞍に残雪はありません。ここでは岩が出ているため苦手な方は想定以上に時間が取られることがあります。
■白馬鑓温泉 登山道通行止め 小屋休業
令和3年度の白馬鑓温泉ルート登山道(猿倉〜白馬鑓温泉小屋〜稜線分岐)は、今年度も通行止めとなります。
白馬鑓温泉小屋も営業を中止しております。
十分な登山道整備がされておらず、通行・遭難のリスクが増している為、白馬鑓温泉ルートの通行はしないでください。
詳細については、下記リンクからご確認下さい。
https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/kankoka/kankoshokokakari/1/7603.html?fbclid=IwAR06sAuupDCWapjXZOBhYA4-fAWffOWRAPr7xEYpiDCi9kSajuvgYzmR9YA
登山装備
3000m級山岳の登山装備が基本です。
防水性の高い靴や、スパッツ。雨具、防寒具などが必要です。雨対策として防水や着替えなど必要
低体温症に対して十分な準備をして下さい
紫外線対策も忘れずに
■小屋泊の方へ
・インナーシーツかシュラフカバーを持参ください
感染症対策として山荘でも換気に努めております。小屋泊でも薄手のダウン程度の防寒具は用意下さい。
・感染症予防のためにご持参ください
マスク、除菌液、ウェットティッシュ、インナーシーツかシュラフカバーと枕カバー(タオル等)、ごみ袋
・宿帳は可能な方はプリントして内容を記入したものを受付に出してください
プリントについてはこちら
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/yadocho.html
・不織布製のシーツ、カバー・枕カバーの3点セットを1000円で山小屋で販売しております。ご持参ない場合はご購入のうえご利用ください。
注意点
■天候は不安定です。
雨や融雪による落石、ガスの発生で視界不良時の道迷いなどに注意が必要です。
天気予報をよく見て、万全の装備の上、慎重な入山をお願いします。
雨で濡れると低体温症やそれに近い状況に陥る登山者が多いです。
■早出早着をお願いします。
早い時間から雷雨が来ています。なるべく小屋には早く到着しましょう
■周辺施設なと
蓮華温泉方面 特に支障の連絡はありません。
※蓮華温泉ロッジ
http://rengeonsen.main.jp/
蓮華温泉ロッジ Facebook
https://www.facebook.com/infoRENGEonsen
■朝日小屋方面
※朝日小屋の情報も参考にして下さい。
朝日小屋
https://www.asahigoya.net/
■清水岳方面 以下のサイトを参照ください
黒部市
https://www.city.kurobe.toyama.jp/news/detail.aspx?servno=25433
お知らせ
■白馬山荘
電話 0261-72-2002
ホームページ https://hakuba-sanso.co.jp/
白馬山荘Facebook https://www.facebook.com/hakubasanso/
■2021年度7月からの夏季シーズンの各山小屋の営業日と予約
予約は4月1日より受付け中。
今年度も定員を縮小し完全予約制で営業。
山小屋ご宿泊、テント場利用ともに必ずご予約をしてお越しください。
・各小屋の夏季営業
白馬山荘 7月3日(土)~10月16日(土)のご宿泊分まで
五竜山荘 7月3日(土)~10月16日(土)のご宿泊分まで
大池山荘 7月3日(土)~10月16日(土)のご宿泊分まで
キレット小屋 7月17日(土)~10月2日(土)のご宿泊分まで
五竜山荘テント場 7月3日(土)~10月16日(土)のご利用分まで
大池山荘テント場 7月3日(土)~10月16日(土)のご利用分まで
白馬尻小屋 2021年度営業休止
白馬鑓温泉小屋 2021年度営業休止
※多くの皆様に山小屋とテント場をご利用いただくため、複数日程のご予約はご遠慮ください。
・栂池ヒュッテ
6月12日(土)~10月16日(土)まで営業
予約 3月1日(月)から 午前9時~午後4時30分
予約申込み 栂池ヒュッテ 0261-83-3136 まで(白馬館予約センターへ転送されます)
http://hakuba-sanso.co.jp/news/index2.html
・予約
2021年4月1日(木)から 午前9時 ~ 午後4時30分
白馬館予約センター 0261-72-2002
予約センター休業日 ホームページを参照下さい
■山小屋WEB予約が開始
本日より白馬山荘グループの山小屋WEB予約が開始となりました。
白馬山荘の相部屋、五竜山荘、白馬大池山荘、キレット小屋のご予約が可能です
※白馬山荘の個室、五竜山荘と白馬大池山荘のテント場、猿倉荘の予約は従来通り電話で承ります。
WEB予約は白馬山荘グループホームページよりお入り下さい
http://hakuba-sanso.co.jp/
昨年の今頃の様子は?
大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11
大雪渓は踏み抜き、落石に注意。急傾斜あり前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.19
雪に対応できる装備必要。大雪渓上部からは降雪することもあります。視界不良時の入山は慎重に2023.05.24
6月の大雪渓は前爪アイゼンとピッケル必要(雪山装備で)。山荘周囲の登山道脇でツクモグサ開花2023.06.08
6月の大雪渓は前爪アイゼンとピッケル必要(軽アイゼン危険)。ツクモグサやオヤマノエンドウ開花2023.06.19
白馬山荘周辺の過去の様子
白馬山荘
- 電話番号:
- 0261-72-2002
- 連絡先住所:
- 長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館