剱岳 | 剱澤小屋

紅葉始まりました。今後は低体温症に注意が必要。剱沢を下る場合は最新情報得て

小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。(2021.08.26 剱澤小屋)
小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。(2021.08.26 剱澤小屋)
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天気・気温

09/16(木) 12:00 晴れ
富山市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
15℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
13℃
明後日
雨時々曇
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
9/16 よい天気です。気温も今日はそれほど下がっていません。この天気は明日朝まではもちそうです。次の低気圧が通過後は低音に注意が必要です。
小屋のある標高2200~2400ではまだ初氷は観測していません。

(ヤマケイオンライン付加情報)
富山県警警察本部Twitter
https://twitter.com/toyama_sangaku
9/7 室堂で初霜初氷観測

■自然
紅葉して色づいてきています。今年は少し早いようです。

■今シーズンも残念ながらコロナ禍でのシーズンになります。
剱沢小屋では、宿泊客の人数制限、パーテンション、消毒液の設置、小屋内でのマスク着用等感染対策をとって営業致します。

※小屋からの宿泊のお客様へのお願いです。
・宿泊予定日の2週間前からは感染リスクが高いといわれている場所へ行かない様にして下さい。
・1週間前からは検温をして下さい。
・入山当日体調が悪かったり熱がある場合は入山しない様にして下さい。
 (アルペンルートではゲートの検温センサーを利用して熱があったら下山を)
・コロナと紛らわしい「高山病」「熱中症」でも救護者は感染対策をして救助になります
 十分な水分ミネラルの補給なと各自で熱中症対策をしっかり行ってください。

山小屋は下界の施設とは異なります。
山小屋でのコロナの感染やクラスターは本当に大変な事になります。
我々も感染対策は頑張ってやっていきます。
お客様のご協力も凄く大事です。
よろしくお願い致します。

登山道の状況

■9/16 周辺登山道の状況
※小屋利用は、必ず利用する小屋の予約の上、最新情報を得て感染対策をして下さい

※富山県警察山岳警備隊 もチェックして最新情報を得ましょう
https://twitter.com/toyama_sangaku

・雷鳥沢 橋架かっています 9/16支障なし 
・雷鳥沢~剱御前小舎 夏道 9/16支障なし
・剱御前小舎~劔澤小屋 9/16支障なし
・剣沢キャンプ場 管理人在留 9/16 

・剣山荘~剱岳 9/16
剱澤小屋~剣山荘、剱御前小舎~剱澤小屋、剣山荘~一服剱など 支障なし

・剣沢小屋~剣沢~真砂沢ロッジ~二股 方面
9/16現在 剣沢の雪渓は一部割れているところがあります。
スラブ状にロープを張り指導してあります。
平蔵谷出合は下に降り、長次郎出合から雪渓

長蔵谷出合、平蔵谷出合 雪渓が割れています。
必ず最新情報を富山県警警備隊(室堂と剱沢にいます)や真砂沢ロッジから得て進んで下さい

※(以下ヤマケイオンライン付加情報)
真砂沢ロッジ情報 http://masagozawa.jp/
9/2 真砂沢ロッジから仙人方面に向かうコースで、三の沢雪渓が完全に崩落していますので、左岸登山道を通行して下さい。

※(ヤマケイオンライン付加情報)
仙人谷方面
阿曽原温泉小屋 
https://azohara.niikawa.com/
登山情報9/14 より
仙人温泉直下の雪渓が通れるようになりました。
※ヤマケイより 阿曽原温泉小屋への電話問い合わせはご迷惑になります。阿曽原温泉小屋の登山道情報での発表を随時御覧ください)

・長蔵谷、平蔵谷(一般ルートであはありません)9/16
 長次郎谷 通行不能
 平蔵谷 通行不能
※一般ルートでないルート、クライミングルートについては必ず最新情報を得て下さい
状況が変化することがあります。

・真砂、仙人方面  周辺最新情報は最寄りの小屋へ
 真砂沢ロッジ  http://masagozawa.jp/
 仙人池ヒュッテ https://www.senninike.jp/
 仙人温泉小屋 2021年休業 http://senninonsengoya.com/
 阿曽原温泉古屋 https://azohara.niikawa.com/

登山装備

3000m級山岳の秋の登山装備が基本です。
気温が低く、雨も多く登山中は低体温症対策が必要です。
山岳用の雨具や防寒具の用意を
防寒装備には手袋帽子など小物も含めた防寒対策を
ルートによってはアイゼンやピッケルが必要です。

注意点

■登山口までの交通(車道、マイカー、公共交通機関など)について最新情報を得てから登山地に向かって下さい

・立山黒部アルペンルート 
https://www.alpen-route.com/index.php

■剣沢キャンプ場に関するお問い合わせ
富山県自然保護課 076-444-3399 または立山センター 076-463-5519 へお問い合わせください。

お知らせ

●剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/
※ホームページアドレスが新しくなりました
電話 080-1968-1620

■2021年の営業
・営業期間 7/16~10月上旬(10/8まで営業予定です)
※山の状況や天気などにより、小屋閉めが早まることがあります。

2021年度の予約、受け付け中(080-1968-1620)
※お泊りの際は予約が必要です。
満員の際はお断りする場合があります。

■宿泊料金
・1泊2食付 12000円
・1泊夕食のみ 11000円
・1泊朝食のみ 10000円
・素泊り  8000円
・お弁当 1000円

■小屋SNSなど
・小屋ブログ
https://ameblo.jp/tsurugisawa/

・Facebook
https://www.facebook.com/%E5%89%B1%E6%B2%A2%E5%B0%8F%E5%B1%8B-566406640092080/

■ネットショップ
https://yamatrip.com/shop/item/list/tsurugisawa

昨年の今頃の様子は?

営業は7/13~(宿泊要予約、予約受付中)。7/1以前の入山は携帯も繋がらず相当なリスクがあります2023.06.06

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

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剱岳 標高 2,999m

 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

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