営業は10/16泊まで。最新の天気予報を確認して下さい。いつ雪がきてもおかしくありません
天気・気温
山と周辺の状況
■気象
10/14 朝の気温-4℃
13:00ポカポカとした秋晴れとなりました。長野側、富山側ともに雲海でここだけがポッカリと浮かんでいるようです
雲海の向こうには槍ヶ岳が見えています。
※9/7 初霜初氷観測 いつ初雪が来てもおかしくない時期です。
日により低体温症の登山者が出ています。
最低気温が低く、強い風があると体感温度は氷点下です。
防寒具としてダウンやどのフリースはもちろんですが、しっかりしとた雨具、防水のよく利いた靴が必要です。
手袋や帽子も必ず用意して下さい
この週末が今季最終営業となりますが、現在の天気予報では雪になりそうな気配です。
登山される方は、天気をよく見て急に冬になっても対応できる装備でお越しください。
■自然
紅葉は山麓へ
登山道の状況
■大雪渓
・天候(特に大雨の後)により大雪渓の状況が大きく変わるかもしれません。
必ず最新の天気と山の情報を得て登山下さい。
10/5にルートのマーキングを見回りました。
・地震による登山道の影響はありません。
落石や浮石は従来からの自然発生しているものです。
・大雪渓では落石に注意が必要です。
休憩中も座らずに、落石が来ないが注意を怠らないように
またご自身も石を落とさないようにして下さい。小さい落石が大きい落石を誘発します。
特に視界不良は落石が見えないため危険です。雪渓上の巨大な石はは全て落石です
浮石にも注意
・10/14 大雪渓ルート情報
大雪渓はほとんどが秋道歩きとなります。傾斜のある斜面の細い道ですので慎重に歩いてください。
(秋道とは、雪渓が融雪したり、もろくなったため、安定した雪渓を選んだり、雪のないルートを選択指導することで、安全な登山ルートを設定してあるものです。ルートは必要があれば適宜改定されます)
雪渓の上を歩くのは非常に短く(ゆっくり歩いて10~15分程度)なっています。
雪渓のとり付きから、斜め上を目指すルートになっています。
表面はスプーンカットで階段状になっていて比較的歩きやすいですが、雪に不慣れな方は軽アイゼンをご用意ください。
天候により雪は固くなることがあります。
雪渓前後(雪のないととろ)は雪どけの状況のため、歩くとジャリジャリとしています。ルートが細いところもあり時間がかかる方が多いです。
■白馬岳山頂
白馬岳の山頂付近のトラロープを越えないように その向こうは崩落しています。
■栂池方面
白馬岳~白馬大池へは、森林限界を越えた稜線で風が吹けばまともに当たります。
先日も白馬山荘から栂池に下山された方が、冷たい雨風により途中から登り返して戻ってこられました。
強い風がある時には、止まらずに歩き続けないと低体温症になる危険があります。
・白馬山荘~・大池、栂池、蓮華温泉への道自体には支障の連絡はありません。
白馬大池~栂池の間の白馬乗鞍に残雪はありません。ここでは岩が出ているため苦手な方は想定以上に時間が取られることがあります。
・栂池から蓮華温泉 この時期人気ルートです
日没早く早めの行動をお願いします。
栂池出発はロープウェイ始発時間により出発が遅くなりがちです。
■白馬鑓温泉 登山道通行止め 小屋休業
令和3年度の白馬鑓温泉ルート登山道(猿倉〜白馬鑓温泉小屋〜稜線分岐)は、今年度も通行止めとなります。
白馬鑓温泉小屋も営業を中止しております。
十分な登山道整備がされておらず、通行・遭難のリスクが増している為、白馬鑓温泉ルートの通行はしないでください。
詳細については、下記リンクからご確認下さい。
https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/kankoka/kankoshokokakari/1/7603.html?fbclid=IwAR06sAuupDCWapjXZOBhYA4-fAWffOWRAPr7xEYpiDCi9kSajuvgYzmR9YA
■車道について
・現在、白馬駅~猿倉間のバス 2021年度の運行は終了(以下ヤマケイオンライン付加情報)
※猿倉へはマイカー・タクシー等をご利用ください。
アルピコ交通
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/sarukura/
・猿倉までの車道が、雨で雨量規制(通行止め)になることがあります
最新情報を得て下さい
(以下ヤマケイオンライン付加情報)
大町建設事務所 道路情報
http://www.avis.ne.jp/cgi-usr/chouken_pkisei.cgi?cntflg=0
登山装備
3000m級山岳の晩秋の登山装備が基本です。
いつ雪が降ってもおかしくない時期です。天気によっては対応できる装備を用意下さい。
防水性の高い靴や、スパッツ。雨具、防寒具などが必要です。防水や着替えなど必要
低体温症に対して十分な準備をして下さい 手袋や帽子も必要です(登山者は手がかぢかんでしまっています)
ライト必携(日没早いです)
注意点
■安全な行動時間は15時まで
このところ低体温症になる登山者が出ています。
出発時間が遅く、到着が遅くなるケースも多々あります。
午後は14時ころから気温が下がり始めます
日没は早まっています。稜線でも安全に行動できるのは16時まで。17時は危険
今後は入山者も少なくなります。
登山中に行程と進捗を勘案し、場合によっては引き返すことも安全対策です。16時には小屋到着、または下山しきるようにしましょう。
■山の秋は、山麓の晩秋~冬の始まりと思って装備の準備をお願いします。
秋は天候が変わりやすい時期です。
雨や融雪による落石、ガスの発生で視界不良時の道迷いなどに注意が必要です。
天気予報をよく見て、万全の装備の上、慎重な入山をお願いします。
雨で濡れると低体温症やそれに近い状況に陥る登山者が多いです。
■早出早着をお願いします。
日没が早くなつています。早出早着はもちろん ライトは必ず携行しましょう(作動確認を忘れずに)
■周辺施設なと
・蓮華温泉ロッジ
http://rengeonsen.main.jp/
蓮華温泉ロッジ Facebook
https://www.facebook.com/infoRENGEonsen
・朝日小屋
https://www.asahigoya.net/
お知らせ
■白馬山荘
電話 0261-72-2002
ホームページ https://hakuba-sanso.co.jp/
白馬山荘Facebook https://www.facebook.com/hakubasanso/
・スカイプラザ
営業終了(売店も) 現在売店は受付横へ(カップ麺などやお土産販売)
■2021年度7月からの夏季シーズンの各山小屋の営業日と予約
今年度も定員を縮小し完全予約制で営業。
山小屋ご宿泊、テント場利用ともに必ずご予約をしてお越しください。
・系列各小屋の営業
白馬山荘 7月3日(土)~10月16日(土)泊まで
五竜山荘 7月3日(土)~10月16日(土)泊まで
大池山荘 7月3日(土)~10月16日(土)泊まで
キレット小屋 7月17日(土)~10月2日(土)泊まで
五竜山荘テント場 7月3日(土)~10月16日(土)泊まで
大池山荘テント場 7月3日(土)~10月16日(土)泊まで
白馬尻小屋 2021年度営業休止
白馬鑓温泉小屋 2021年度営業休止
■小屋泊の方へ
・インナーシーツかシュラフカバーを持参ください
感染症対策として山荘でも換気に努めております。小屋泊でも薄手のダウン程度の防寒具は用意下さい。
・感染症予防のためにご持参ください
マスク、除菌液、ウェットティッシュ、インナーシーツかシュラフカバーと枕カバー(タオル等)、ごみ袋
・宿帳は可能な方はプリントして内容を記入したものを受付に出してください
プリントについてはこちら
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/yadocho.html
・不織布製のシーツ、カバー・枕カバーの3点セットを1000円で山小屋で販売しております。ご持参ない場合はご購入のうえご利用ください。
※感染症対策として換気こともあります。秋も深まりっており館内でも夕方以降はダウンなどが必要です。
薄手の夏用シュラフなどで暖かくしておやすみになる登山者もいます。
昨年の今頃の様子は?
大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11
大雪渓は踏み抜き、落石に注意。急傾斜あり前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.19
雪に対応できる装備必要。大雪渓上部からは降雪することもあります。視界不良時の入山は慎重に2023.05.24
6月の大雪渓は前爪アイゼンとピッケル必要(雪山装備で)。山荘周囲の登山道脇でツクモグサ開花2023.06.08
6月の大雪渓は前爪アイゼンとピッケル必要(軽アイゼン危険)。ツクモグサやオヤマノエンドウ開花2023.06.19
白馬山荘周辺の過去の様子
白馬山荘
- 電話番号:
- 0261-72-2002
- 連絡先住所:
- 長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館