硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

八ケ岳では標高2,000mくらいまでの降雪。今日の晴天で雪は融けはじめています

横岳方面の様子(10/27撮影)(2021.10.29 硫黄岳山荘)
横岳方面の様子(10/27撮影)(2021.10.29 硫黄岳山荘)
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天気・気温

10/21(木) 6時〜7時現在
■硫黄岳山荘(標高2,650m):快晴 -8℃。風速5~8m 晴れて雪化粧した山々が見渡せます。
■根石岳山荘(標高2,550m):快晴。-3℃。風速2m 新規の積雪はなく、霧氷が辺り一面に出来ています。
■夏沢鉱泉(標高2,060m):晴れ。気温-6℃。風は少し吹いています。綺麗な青空が広がり、雪化粧をした北アルプスが良く見えています。
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
24℃
14℃
明後日
曇のち晴
26℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月19日 0:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月19日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日10月20日(水)の朝までに初雪があり一面真っ白になりました。昨日から冷え込んでいます。硫黄岳山荘周辺で3cm程度、根石岳山荘周辺で1cm、夏沢鉱泉でもうっすらと積もりました。八ケ岳では標高2,000mくらいまでの降雪でした。冷えていたので昨日はあまり融けませんでしたが、今日の晴天の日差しで雪は融けはじめています。今週末には、日陰や岩陰など以外は融けてなくなると思われます。これからは稜線や標高の高い森の中では、雪融けが氷になったり霜柱ができたりしています。滑らないような装備のそなえが必要になります。

【周辺情報】
①麦草峠の閉鎖(通行止め)11月18日(木)に冬期通行止めになります。
②北八ヶ岳ロープウェイ 11月24日(水)~12月17日(金)まで運休になります。

★紅葉情報
稜線の紅葉の見ごろが過ぎました。
登山道にはたくさんの紅葉した葉が落ちています。

標高2,000m以下の八ケ岳の中腹以下に見ごろが移っています。
・ダケカンバ、シラカバ、ミズナラ、カツラ、ハンノキなどは黄色
ナナカマド ナナカマド 、カエデ、ヤマウルシ、ツタウルシ、ヤマブドウなどは赤色
・カラマツ(山麓にたくさんあります)はオレンジ色

登山道の状況

八ヶ岳の登山道で通行に支障のある箇所はありません。

登山装備

★滑り防止のため「チェーンスパイク」をお持ちになってください。靴底全面にチェーンがかかり、爪もあるため。脱着が簡単です。
軽アイゼンでも有効です。12本歯まではお持ちにならなくてもいいと思います。
(夏沢鉱泉でレンタルあり:¥1,000税込/1セット:1回あたり2日間有効)

①防寒対策をとってください。耳までおおえる帽子やあたたかい手袋もお持ちください。
②日が短くなっています。行動は早めに終了するようにご計画をお立てください。ヘッドランプは必携です。

注意点

[登山口までのアプローチ(現在の状況)]
①各登山口へは通常通り入ることは可能です。未舗装の砂利道の運転にはお気を付けください。
②桜平駐車場(中)の公衆トイレは今年も使用を休止いたします(感染防止のため)。
→ここから約40分の夏沢鉱泉のトイレをご利用ください。使用料1回100円になります。
③桜平方面:分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉との分岐)より先は、車道が狭隘のためマイクロバスの進入は禁止です。

[周辺山小屋の営業状況]
■営業中:
[南八ヶ岳]赤岳鉱泉、行者小屋(10月30日(土)宿泊まで営業)、赤岳天望荘(11月3日(水)宿泊まで営業)、青年小屋(11月13日(土)まで営業)
[北八ヶ岳]オーレン小屋(10月30日(土)宿泊まで営業)、本沢温泉、黒百合ヒュッテ、しらびそ小屋
※赤岳鉱泉、本沢温泉、黒百合ヒュッテ、しらびそ小屋は通常営業
■休業中
[南八ケ岳]赤岳頂上山荘、キレット小屋、権現小屋
[北八ヶ岳]山彦荘、ヒュッテ夏沢、

お知らせ

[最新情報]
コロナ禍で八ケ岳にお出かけになれない方に朗報!山の上でしか手に入れることができない、おみやげグッズ「オリジナル ドラゴン手ぬぐい」が、8月31日より、茅野市のふるさと納税返礼品になりました。下記からお申し込みください。
ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/5193664
楽天ふるさと納税:https://item.rakuten.co.jp/f202142-chino/10000332/


■硫黄岳山荘グループ
http://iou.style.coocan.jp/

硫黄岳山荘グループ3山荘は通常の営業を継続しております。
感染防止への対策を整えて皆様のお越しをお待ちしております。
<宿泊可能日>
・硫黄岳山荘 現在~11月6日(土)※冬期は休業
・根石岳山荘 現在~11月6日(土)、11月12日(金)~11月27日(土)、12~3月は年末年始+休前日宿泊営業
・夏沢鉱泉 通年営業

[グループ3山荘サービス情報(「宿泊者」限定のお知らせ)]
①硫黄岳山荘での温水シャワー利用は10月16日(土)が最終になりました(凍結防止のため)。500円(税込)脱衣時間含んで15分間。
②根石岳山荘での入浴は10月16日(土)がご利用最終日になりました(凍結防止のため)。追加料金なし。到着順のご入浴になります。大きな浴槽1つ。
③夏沢鉱泉では年間を通じて、温泉に入浴可能です。美肌成分のメタケイ酸が多い冷泉を、加温しています。
*ただし、昨年より日帰りのご入浴はご遠慮いただいております。感染対策のため。申し訳ございません。同グループの硫黄と根石にお泊まりの方は、下山時にご入浴可能です(税込700円、記念名入りタオル+湯上り時のほうじ茶付)

[グループ3山荘の共通サービス]
・リネン品はお客様ごとにすべて交換しております(シーツ、枕カバー、ホーフ:掛布団カバー)。寝袋のご持参不要。
→稜線の硫黄岳山荘、根石岳山荘は不織布の「インナーシュラフ」を個別にセットさせていただいております。冷えてきましたので敷毛布と掛毛布の間にセットいたしております。今までのグリーンシーズンのリネン品対応とは異なります。
・飲料水、お湯、全て無料です。必要以上お持ちいただかなくてよろしいです。すべて湧き水使用(雨水の使用無し)。
・FreeWi-Fi、カード決済できます。スイカやイコカの交通系カードも可。
・トイレは水洗で、臭いません。(硫黄はウォシュレット)
・洗面コーナーでは流水で手をあらえます。歯磨きもOK。
・生ビール、地酒、地ワイン、販売しております。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • みんなの登山記録 yasuhiroさんの投稿から
  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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