硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

まとまった降雪がありました。桜平駐車場にも積雪があり2WD車での進入は危険です

天狗岳周辺~根石岳周辺の様子(2022.01.01 硫黄岳山荘)
天狗岳周辺~根石岳周辺の様子(2022.01.01 硫黄岳山荘)
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天気・気温

12/10(金) 6時〜7時現在
■夏沢鉱泉(標高2,060m):曇り。気温-8℃。微風。曇天ですが視界はよく、アルプスがはっきり見えます。
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
24℃
14℃
明後日
曇のち晴
26℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月19日 0:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月19日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

八ヶ岳はすっかり冬の装いになりました。霧が晴れて視界がよくなると雪景色の八ケ岳の稜線はとてもすばらしい眺めです。

12月7日(火)〜8日(水)、まとまった降雪がありました。標高1,500m以上の山麓でも積雪になりました。2日経ち、登山道も車道も積雪が一部融けたり、縮んだりして落ち着きましたので現状をお知らせいたします。
・稜線(森林限界以上):しっかり降りましたが、風で雪が飛んで10~30cm程度です。吹き溜まり50cm。
・森林限界の森の中:標高2,500m近くで積雪40~50cm程度です。
・夏沢鉱泉(標高2,060m):30~40cm積もりましたが、現在20~30cm程度です。
・桜平登山口(駐車場)でも積雪になっています。冬用タイヤ4WDのみ進入可能です。念のためチェーンの携行をおすすめいたします(少なくとも2本1組)。冬用タイヤであっても2WD車は入れません。危険です。進入はご遠慮ください。

登山道の状況

現在、降雪や凍結以外で、八ヶ岳の登山道で通行に支障のある箇所はありません。

・桜平駐車場(中)から夏沢鉱泉までは、チェーンスパイク(もしくは軽アイゼン)が有効です。積雪10~20cm。
・夏沢鉱泉からは、10本歯以上のアイゼンをご装着ください。雪深くなっています。積雪20cm以上。
・夏沢鉱泉からスノーシューを使用してもいいくらいの積雪です。
・主なルートにはトレース(足跡)がついています。

[冬期 通過をやめた方がいい箇所]
・赤岩の頭~オーレン小屋:雪の吹き溜まりで不明瞭、トレースは通常ありません。夏沢峠ルートを通過してください。
・白砂真道~本沢温泉:雪の吹き溜まりで、不明瞭。冬期は通行不可です。

[雪の登山道に慣れていない方、心配な方へ]
・冬山経験者との同行、ガイド山行、ツアー参加などをおすすめいたします。
・特に単独での赤岳、横岳へは安全のため、登山は見送った方がよろしいです。季節を変えてお越しください。

登山装備

・夏沢鉱泉から上は10本歯以上のアイゼンをおすすめいたします。
・森の中ではストックを利用して、稜線でピッケルに持ち替えるスタイルが機能的と思います。
・冬山装備(アウター、スパッツ、防寒着、厚手のグローブ、バラクラバ、等)を必ず携行してください。
・サングラス、テルモス、ヘッドランプ、など。

注意点

[登山口までのアプローチ(現在の状況)]
①各登山口へは冬用タイヤ4WD車でないと入れません。2WD車はご遠慮ください。危険です。
②桜平駐車場(中)の公衆トイレは今年も使用を休止いたします(感染防止のため)。
→ここから約40分の夏沢鉱泉のトイレをご利用ください。使用料1回100円になります。
③桜平方面:分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉との分岐)より先は、車道が狭隘のためマイクロバスの進入は禁止です。

[周辺情報]
①麦草峠の閉鎖(通行止め):11月18日(木)に冬期通行止めになりました。来春4月中旬に再開予定。
②北八ヶ岳ロープウェイ:11月24日(水)~12月17日(金)運休です。

[周辺山小屋の営業状況]
■営業中:
[南八ヶ岳]赤岳鉱泉
[北八ヶ岳]本沢温泉、黒百合ヒュッテ、しらびそ小屋
■休業中
[南八ケ岳]赤岳頂上山荘、赤岳天望荘、行者小屋、キレット小屋、権現小屋、青年小屋
[北八ヶ岳]オーレン小屋、山彦荘、ヒュッテ夏沢

お知らせ

<おすすめツアー:好評のため日程が設定されました!>
冬の稜線の山小屋に泊まる!ご来光を見る!(ご来光は当日の天候によります)
■茅野駅集合 稜線の山小屋に泊まる 根石岳登山2days Q16Y18
https://event.montbell.jp/plan/disp_schedule.php?event_no=Q16Y18#tabNavi

[最新情報]
コロナ禍で八ケ岳にお出かけになれない方に朗報!山の上でしか手に入れることができない、おみやげグッズ「オリジナル ドラゴン手ぬぐい」が、8月31日より、茅野市のふるさと納税返礼品になりました。下記からお申し込みください。
ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/5193664
楽天ふるさと納税:https://item.rakuten.co.jp/f202142-chino/10000332/


■硫黄岳山荘グループ
http://iou.style.coocan.jp/

[営業日のご案内]
■夏沢鉱泉:通年営業中、宿泊の方でご希望の方には「茅野駅から桜平登山口まで」の無料送迎をしています。
■硫黄岳山荘:「小屋閉め」して冬期休業中です。来春の2022年4月29(金)にOPEN!
■根石岳山荘:12月29日(水)~1月2日(日)、1~3月の金土と休前日、冬期限定の営業を行います。厳冬期における稜線での山小屋営業は貴重です!是非ご利用ください。
★この冬期期間の根石岳山荘(泊)の方向け「とっておき」限定サービスとして、夏沢鉱泉の対応と同じく「JR茅野駅~桜平ゲート」間の無料送迎を行います!

[グループ3山荘サービス情報(「宿泊者」限定のお知らせ)]
・夏沢鉱泉では年間を通じて、温泉に入浴可能です。美肌成分のメタケイ酸が多い冷泉を、加温しています。
*ただし、昨年より日帰りのご入浴はご遠慮いただいております。感染対策のため。申し訳ございません。同グループの硫黄と根石にお泊まりの方は、下山時にご入浴可能です(税込700円、記念名入りタオル+湯上り時のほうじ茶付)

[山荘でのサービス]
・リネン品はお客様ごとにすべて交換しております(シーツ、枕カバー、ホーフ:掛布団カバー)。寝袋のご持参不要。
→稜線の根石岳山荘は不織布の「インナーシュラフ」を個別にセットさせていただいております。冷えてきましたので敷毛布と掛毛布の間にセットいたしております。今までのグリーンシーズンのリネン品対応とは異なります。
・飲料水、お湯、全て無料です。必要以上お持ちいただかなくてよろしいです。すべて湧き水使用(雨水の使用無し)。
・FreeWi-Fi、カード決済できます。スイカやイコカの交通系カードも可。
・洗面コーナーでは手をあらえます。歯磨きもOK。
・生ビール、地酒、地ワイン、販売しております。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • みんなの登山記録 yasuhiroさんの投稿から
  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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