白馬岳 | 白馬山荘

稜線分岐(大出原方面)~鑓温泉小屋へは通行止め(数日間)。猿倉登山口~鑓温泉小屋間は通行可

小雪渓のステップ だいぶ角が取れてきています。慎重に歩いてください(2022.07.06 白馬山荘 )
小雪渓のステップ だいぶ角が取れてきています。慎重に歩いてください(2022.07.06 白馬山荘 )
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天気・気温

07/19(火) 09:00  雨 11.1℃  風速10m 視界0.1km
富山市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
15℃
明後日
曇のち晴
19℃
13℃
日本気象協会提供 2024年5月19日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
24℃
13℃
明後日
曇のち晴
24℃
12℃
日本気象協会提供 2024年5月19日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
朝9時の天気は雨 11℃

最近 最低気温7℃を観測する一方で、日差しがあると熱中症に注意が必要なほど暑くなります

■自然
大雪渓では高山植物が続々開花しています。7/17
稜線、小屋付近では、 ウルップソウ ウルップソウ がまだまだ元気。 クロユリ クロユリ も今年は早くもう先始めました
コマクサ コマクサ も開花

登山道の状況

■白馬鑓温泉へのルート(登山道通行止めについて)7/19
白馬鑓温泉小屋上部登山道上の雪渓状態が悪く、崩落の危険があるため19日より数日間通行止めになります。
稜線分岐(大出原方面)より鑓温泉小屋へは通行できませんのでご注意ください。
尚、猿倉登山口から鑓温泉小屋間は通行できます。

7/14 猿倉~鑓温泉  残雪がありますのでアイゼンをお持ちください。スノーブリッジになっている所や薄くなっている所の踏み抜きに気をつけてください。また、落石や道幅の狭くなっている所でも通行には十分注意してください。

■周辺登山道の様子
・大雪渓ルート 7/13
落石に注意大。雪渓は視界不良時には落石が見えません
小雪渓はステップを切ってあります(一人分が通行できる幅)。慎重に通過して下さい。軽アイゼン推奨
小雪渓は急傾斜です。下りは特に慎重に
雪渓上での休憩は、長居は禁物。上を見て常に落石に対応できるように

7/6に白馬山荘スタッフが大雪渓から登った時の状況では以下の通りです
小雪渓のステップは雨や融雪により角がとれて来ているので、アイゼンをつけて慎重に通過してください。

・白馬尻小屋は今年度営業いたしませんが、トイレのみ設置いたしました。
手洗い用の水は雪渓の水です。飲用水ではありませんのでご注意ください。
売店などもありません

■7/1以下、参考になる情報をリンクとシェアします
・白馬山案内人組合
https://www.facebook.com/%E7%99%BD%E9%A6%AC%E5%B1%B1%E6%A1%88%E5%86%85%E4%BA%BA%E7%B5%84%E5%90%88-1671153179622560
7/1 白馬岳に登ってきましたので、登山道の様子(7/1)
7/8 白馬岳の稜線の花情報

・小谷村山案内人
https://www.facebook.com/otari.guide/
6/28 栂池~白馬大池~白馬岳の登山道情報
天狗原分岐より白馬乗鞍雪渓に入るルートは完全に夏道上では有りません。ピンクテープを目印に進んで下さい。雪の下は所々、小さな川になり踏み抜きに注意

・白馬岳蓮華温泉ロッジ
https://www.facebook.com/infoRENGEonsen
7/4 天狗の庭の上の危険な雪渓をステップカット(蓮華温泉雪堀草刈組合による)
これで蓮華温泉~白馬大池はアイゼンなしでも安全に通行できます。

・栂池ゴンドラ
グリーンシーズン営業期間 2021年6月12日(土)~10月24日(日)
詳しくはこちら
https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

・蓮華車道の開通 7/7

※以下ヤマケイオンライン付加情報
白馬村観光局
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/
上記サイトの登山トレッキング→登山情報
(白馬岳の情報掲載あり。参考にしてください。お花の情報もあります)

■朝日方面 7/16
三国境は融雪
鉢ヶ岳の巻き道は残雪あり(標高2500mあたり)のトラバースは長い雪の急斜面。6本爪アイゼン必須。できればピッケルも

■白馬大池方面 7/16
三国境、雷鳥坂は融雪
大池湖畔のトラバースには残雪あり。ステップは切ってありますが、慎重に通過して下さい

■白馬大池~栂池方面 7/16
白馬乗鞍から天狗原に降りる下りは、残雪多く斜面も急です。ロープで指導してあります。慎重に通過して下さい
6本爪アイゼン必須。できればピッケルも

登山装備

3000m級山岳の登山装備が必要です。
軽アイゼン程度は携行しましょう
ルートによっては、6本爪やピッケルも必要になります。
※アイゼンやピッケルは使える技術を習得していることが前提です。
紫外線強くサングラスや日焼け止めも必要です
熱中症対策もして下さい

夏山でも軽装での入山は危険です。夏山でも雨具、防寒具(長袖)は必要

注意点

■安全登山を心がけましょう
計画段階から無理のない登山をお願いします。
天気の悪い時、これから天気が崩れる時の入山は控えましょう

■天候、装備に注意
・山麓は晴れていても、稜線は強い冷たい風が吹いていることもあります。
装備の油断なく。

■小屋では熊鈴を外しましょう
小屋の中では鈴は鳴らないようにしておいて下さい

お知らせ

■白馬山荘
電話 0261-72-2002

ホームページ https://hakuba-sanso.co.jp/
白馬山荘Facebook https://www.facebook.com/hakubasanso/
山荘インスタグラム 「雷蔵くんのお散歩」
https://www.instagram.com/hakuba_sanso_journal/

・スカイプラザ白馬 グランドオープン
9月25日まで営業予定

■2022年の営業期間
2022年4月29日(金)~10月15日(土)

・予約受付について
WEB予約 
https://www.hakuba-sanso.co.jp/ 

電話予約 (株)白馬館予約センター 0261-72-2002
9時~16時45分   当面の間平日のみ (休業日は当面の間 土日祝日)

■系列の小屋の営業期間 予約や詳細についてはリンクを参照下さい
・白馬鑓温泉 
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/yarionsengoya.html
営業期間 7月16日(土)予定~9月24日(土)
宿泊、テント泊とも完全予約制 

・白馬大池山荘
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/hakubaooikesanso.html
2022年7月2日(土)〜10月10日(月)
2022年度は宿泊、テント泊とも完全予約制

・栂池ヒュッテ
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/tsugaikehutte.html
完全予約制
6月11日(土)〜10月15日(土)
※4月29日予定〜5月7日(土)のゴールデンウイーク営業は中止

・五竜岳山荘
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/goryusanso.html
ご宿泊・テント泊とも完全予約制です。
6月25日(土)〜10月15日(土)

・キレット小屋
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/kiretto.html
2022年度は完全予約制
2022年7月2日(土)〜10月1日(土)

・白馬尻小屋
2022年度は営業致しません。

昨年の今頃の様子は?

大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11

大雪渓は踏み抜き、落石に注意。急傾斜あり前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.19

雪に対応できる装備必要。大雪渓上部からは降雪することもあります。視界不良時の入山は慎重に2023.05.24

6月の大雪渓は前爪アイゼンとピッケル必要(雪山装備で)。山荘周囲の登山道脇でツクモグサ開花2023.06.08

6月の大雪渓は前爪アイゼンとピッケル必要(軽アイゼン危険)。ツクモグサやオヤマノエンドウ開花2023.06.19

白馬山荘周辺の過去の様子

  • 山頂のライチョウ 冬毛です
  • 白馬山荘は営業を終了いたしました。今シーズンもたくさんのお客様にご利用いただき誠にありがとうございました。
  • 稜線の様子
  • 三国境方面の登山道
  • 9時の山荘前 降雪続いています。吹き溜まりで40~50㎝、風で雪が飛ばされているような所は、氷がむき出しになっています。
  • 9時の山荘前 降雪続いています。
  • 正午、初雪&猛吹雪です。山の上は季節が冬に近づいております。もういつ雪が降ってもおかしくない時期です
  • 鑓温泉ルート杓子沢に橋が架かりました
  • 鑓温泉ルート 杓子沢付近の雪渓 橋への取り付きはピンクテープで印をしてあります。
  • 白馬岳山頂
  • 夕陽。絶景です
  • 馬山荘付近ではツクモグサが真っ盛り

白馬山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館

地図で見る
http://hakuba-sanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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 白馬岳は、槍ヶ岳とともに北アルプスで登山者の人気を二分している山である。南北に連なる後立山連峰の北部にあって、長野・富山両県、実質的には新潟を加えた3県にまたがっている。  後立山連峰概説に記したように、この山の東面・信州側は急峻で、それに比して比較的緩い西面・越中側とで非対称山稜を形造っている。しかし信州側は山が浅く、四カ庄平をひかえて入山の便がよいため登山道も多く、白馬大雪渓を登高するもの(猿倉より所要6時間弱)と、栂池自然園から白馬大池を経るもの(所要5時間40分)がその代表的なものである。  越中側のものは、祖母谷温泉より清水(しようず)尾根をたどるもの(祖母谷温泉より所要10時間)が唯一で、長大である。  白馬三山と呼ばれる、本峰、杓子岳、鑓ヶ岳、そして北西に位置する小蓮華山の東・北面は、バリエーション・ルートを数多く有し、積雪期を対象に登攀されている。  近代登山史上では、明治16年(1883)の北安曇郡長以下9名による登山が最初であるとされている。積雪期では慶大山岳部の大島亮吉らによる1920年3月のスキー登山が初めての試みである。  白馬岳の山名は、三国境の南東面に黒く現れる馬の雪形から由来したといわれる。これをシロウマというのは、かつて農家が、このウマが現れるのを苗代(なわしろ)を作る時期の目標としたからであって、苗代馬→代馬(しろうま)と呼んだためである。白は陸地測量部が地図製作の際に当て字したものらしい。代馬はこのほかにも、小蓮華山と乗鞍岳の鞍部の小蓮華側の山肌にも現れる。白馬岳は昔、山名がなく、山麓の人々は単に西山(西方にそびえる山)と呼んでいたのである。また富山・新潟側では、この一連の諸峰をハスの花弁に見立てて、大蓮華山と総称していたようである。  この山からの眺望はすばらしく、北アルプスのほぼ全域はもとより、南・中央アルプス、八ヶ岳、頸城(くびき)や上信越の山々、そして日本海まで見渡すことができる。頂の展望盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場することで知られる。  日本三大雪渓の1つ、白馬大雪渓は登高距離が2kmもあり、全山にわたる高山植物群落の豊かさ、日本最高所の温泉の1つ白馬鑓温泉、高山湖の白馬大池や栂池自然園などの湿原・池塘群、こうした魅力を散りばめているのも人気を高めている理由である。また、白馬岳西面や杓子岳の最低鞍部付近などに見られる氷河地形、主稜線などで観察できる構造土、舟窪地形など、学術的な興味も深い。山頂部の2つの山荘(収容2500人)をはじめ山域内の宿泊施設も多い。

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新潟県と長野県の県境にまたがる山で、大日岳とも呼ばれる山。標高2766mは新潟県最高峰となる。山頂には鉄剣と石仏があり、かつては信仰の対象となっていた。 地震や風雪による崩壊で、2008年の国土地理院の調査で標高が3m低くなり、2769mから2766mと低くなっている。 近年、白馬乗鞍岳から小蓮華山へ続く稜線がNHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」のエンディングの映像に使われ、登山者のみならず、多くの人に認知されるようになった。

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旭岳 標高 2,867m

 白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。

ユーザーの登山記録から

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