剱岳 | 剱澤小屋

秋山の空気となりました。気温低下し防寒装備必要。草紅葉が進んでいます。

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天気・気温

09/02(金) 10:00 ガス
富山市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
15℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
13℃
明後日
雨時々曇
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
9/2 10時頃 ガス
気温が下がってきています。秋の空気になりました
9/1 朝のうちパラパラと雨 のちガス

・記録 8/19(金)立山稜線 初氷を観測 
9/2現在、劔澤小屋ではまだ観測していません

■自然(小屋周辺)
草紅葉が進んできました。
ナナカマド ナナカマド が実を付け、キイチゴも実ってきています。
※これらの餌を求めて、この標高までクマがくることがあります。注意してください

登山道の状況

■9/2 周辺登山道の状況
・主な一般ルートについては大きな支障の連絡はありません
(一般ルート)劔澤小屋からの別山尾根~剱岳に支障ありません

・劔澤キャンプ場 
※ゴミの完全持ち帰りを徹底下さい

・剣沢方面(真砂、仙人。ダム方面)
長次郎出合で雪渓上部に穴が開いていますが、迂回があり今のところは通行可能です

仙人方面は三の沢が割れてきました。通行注意
二股の橋は架かってます。雨量が多いと増水するため注意して下さい
※特に雨の中、仙人方面へ行って引き返そうとしても増水のため戻れないことがあります

※雪渓は、大雨などで日々状況が変化しており、通行には細心の注意が必要です
真砂沢ロッヂや富山県警などで最新情報を入手して下さい
(以下ヤマケイオンライン付加情報)こちらのサイトも参考に
真砂沢ロッヂ
http://masagozawa.jp/

剣沢雪渓~黒部ダム方面
ハシゴ谷乗越の橋が落ちています。今年は通行できません

■バリエーションルート(一般登山道ではありません)
雪渓は日々薄くなっているので注意 最新情報を得て下さい

■ヤマケイオンライン付加情報
富山県警察山岳警備隊
https://twitter.com/toyama_sangaku
※8/22に剣沢雪渓、長次郎出合についての注意喚起があります

登山装備

3000m級山岳の登山装備が基本 9/2
そろそろ秋山の準備で
低体温症に注意が必要です。防寒、防風に留意した装備で入山を

注意点

■安全登山を心がけましょう
気温が下がってきています。低体温症に注意
日々日没時間が早まり、行動できる時間も短くなっています。

■感染症対策をお願いします。
小屋などではマスクをお願いします。
入山前に体調不良があったときには、入山をお控え下さい

■テント場の利用について
ゴミは必ず持ち帰るよう徹底して下さい。

お知らせ

■剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/
電話 080-1968-1620

■宿泊には予約が必要。現在予約受け付け中。

予約電話 080-1968-1620
料金1泊2食1万2000円が基本
金曜日、土曜日、祝日の前日はプラス1000円。
(素泊まり、1泊夕食のみ、1泊朝食のみ場合もプラス1000円)
予約には予約金が必要です。

詳しくは
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/plan.html

予約金などについてはこちら
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/contact.html

■感染症対策を心がけて下さい
小屋滞在中も配慮お願いします。
売店は営業しています。宿泊者以外の小屋中て休憩はできません。

■小屋SNSなど
・小屋ブログ
https://ameblo.jp/tsurugisawa/

・Facebook
https://www.facebook.com/%E5%89%B1%E6%B2%A2%E5%B0%8F%E5%B1%8B-566406640092080/

■ネットショップ
https://yamatrip.com/shop/item/list/tsurugisawa

昨年の今頃の様子は?

営業は7/13~(宿泊要予約、予約受付中)。7/1以前の入山は携帯も繋がらず相当なリスクがあります2023.06.06

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

剱岳 標高 2,999m

 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

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剱御前 標高 2,777m

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別山 標高 2,880m

 別山は雄山(おやま)、浄土山を加えて立山三山と呼ばれる。雄山神社のある雄山の代りに最高峰で神社改築の折に御神体を移し置く大汝山が入ることもあるが、別山は霊山立山の北の鎮なのである。  縦走路は山頂の西を通って行くので気づかずに行く人もあるが、北東に5分ほど行ったこの山頂は剱沢を間にして剱岳と向かい合う、絶好の展望台になっている。さらに風景を引き立てるように、標高第3位という高山湖、硯(すずり)ガ池がある。写真の被写体にもいい池で、残雪の残るころが魅力的だ。  剱沢側はスケールは小さいが岩場になっていて、ロッククライミングのトレーニングにいい。西に下ると剱御前小屋がある。  登山コースは室堂から雷鳥沢経由で別山乗越、別山へ所要3時間30分。立山三山縦走をするなら室堂から雄山経由で所要4時間強。

ユーザーの登山記録から

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