剱岳 | 剱澤小屋

別山尾根に支障なし。葉紅葉進んでいます。最低気温10℃程度となりました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

08/30(水) 10:40 晴
富山市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
15℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
13℃
明後日
雨時々曇
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候ほか
8/30 10:40 晴れ 
今日は朝からよい天気 今日は午後通り雨ありそうな気配
通り雨や雷は3~4日に一回ほど来ています

少しづつ気温が下がってきました。朝10℃を切る日もあります。

■自然
8/30 葉紅葉が進んでいます。
秋風となっています。

・8/30現在 剱澤小屋、および剣沢キャンプ場では十分な水があります
いずれにしても山で水は貴重です。大切に使って下さい
※剣沢キャンプ場についての問い合わせは剱澤小屋ではありません 

登山道の状況

■登山道の状況 8/30
・剣岳一般ルートに大きな支障の連絡はありません。
別山尾根 支障なし。
ほか主な周辺の一般ルートに支障の連絡はありませんが、剣沢雪渓は注意して最新情報を得て下さい。

・剱澤沢小屋~剣山荘 支障なし

・剣沢方面へ下る方へ 沢雪渓は注意して最新情報を得て下さい。
剣沢雪渓 本谷にクラック入り夏道になりました
8/30現在 剣沢は 平蔵谷出合から100m降りたところから右岸へ→
指導ロープがありますのでスラブ(緩傾斜で一枚状の岩場、濡れると滑りやすい)の夏道へ→
長次郎谷出合手前でスラブから雪渓を渡り反対側の夏道に乗ります(指導ロープあり)
雪渓にはピンクのマークがあります。
※ロープは指導用であり、体重をかけて確保するためのものではありません
※雪渓の上り口、降り口は雪渓の状況により日々変化します。

今後も雪渓の状況により変化することがあると思いますが、当分はこの状況と思われます。

(以下 ヤマケイオンライ付加情報)
※各方面のシーズンに向け、登山道整備が進んでいます。参考になる登山道情報があり
・剣沢を下るルート、二股やハシゴ谷方面の山岳状況
真砂沢ロッジTwitter
https://twitter.com/masagozawa

・水平歩道や仙人方面の山岳状況
阿曽原温泉小屋HP
https://azohara.niikawa.com

・富山県警察山岳警備隊
https://twitter.com/toyama_sangaku

■バリエーションルート(一般登山道ではありません)8/18
平蔵谷、長次郎谷ともに雪渓が割れてダメになっています。
※真砂沢ロッジの情報も参考にして下さい

登山装備

3000m級山岳の晩夏~初秋の登山装備が基本です
登山用の雨具、登山用の靴、荷物の防水、速乾性のある衣類(着替えも含む)の用意を
通り雨や汗で濡れて寒くそうにしている方もあり、低体温症には配慮した装備で
晴れれば紫外線対策としてサングラス、帽子、日焼け止め対策必要。熱中症対策も必須
ライト、地図など基本装備はいつでも携行しましょう。

注意点

■剣沢キャンプ場
開設 7月13日~2023年9月末まで
・水場 開設以降使用可(煮沸必要)
・トイレ 開設以降使用可
※事前予約不要
連絡先 090-1632-9140(剱沢野営管理所 ※2023年7月13日~2023年9月末まで)
詳しくはこちら
https://www.info-toyama.com/attractions/31034

お知らせ

■剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/
電話 080-1968-1620
   050-6883-4379  
※予約は電話にて受付

■22023年度
・営業期間 7/13~10月上旬
お泊りの際は予約が必要です。満員の際はお断りする場合があります。

・予約受付中 (予約金が必要です)
土日は満員の日がほとんどですが、お問い合わせ下さい

■小屋SNSなど
・小屋ブログ
https://ameblo.jp/tsurugisawa/

・Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100064369164407

■山小屋Wi-Fiがスタート(スターリンク)
https://yamagoya-wi2.com/

■小屋からのお願いです。
剱澤小屋は昨年従業員の新型コロナウィルスの感染で約十日間営業の休止をしました。
今シーズンはそのような事がないようにお客様にはスタッフ、従業員に接する場合はマスクの着用をお願いします。現場でのマスク着用にかんしてはお客様自身の判断にお任せ致します。

昨年の今頃の様子は?

営業は7/13~(宿泊要予約、予約受付中)。7/1以前の入山は携帯も繋がらず相当なリスクがあります2023.06.06

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

剱岳 標高 2,999m

 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

富山県 / 飛騨山脈北部

剱御前 標高 2,777m

富山県 / 飛騨山脈北部

別山 標高 2,880m

 別山は雄山(おやま)、浄土山を加えて立山三山と呼ばれる。雄山神社のある雄山の代りに最高峰で神社改築の折に御神体を移し置く大汝山が入ることもあるが、別山は霊山立山の北の鎮なのである。  縦走路は山頂の西を通って行くので気づかずに行く人もあるが、北東に5分ほど行ったこの山頂は剱沢を間にして剱岳と向かい合う、絶好の展望台になっている。さらに風景を引き立てるように、標高第3位という高山湖、硯(すずり)ガ池がある。写真の被写体にもいい池で、残雪の残るころが魅力的だ。  剱沢側はスケールは小さいが岩場になっていて、ロッククライミングのトレーニングにいい。西に下ると剱御前小屋がある。  登山コースは室堂から雷鳥沢経由で別山乗越、別山へ所要3時間30分。立山三山縦走をするなら室堂から雄山経由で所要4時間強。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報