西穂高岳 | 西穂山荘

昼は過ごしやすい天気ですが、朝晩は冷えてきました

(2023.09.30 西穂山荘 )
(2023.09.30 西穂山荘 )
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天気・気温

09/03(日) 最低気温13℃、最高気温19.0℃
松本市の天気予報
明日
曇一時雨
24℃
15℃
明後日
雨時々曇
20℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月26日 6:00発表
高山市の天気予報
明日
雨時々曇
21℃
14℃
明後日
雨時々曇
19℃
13℃
日本気象協会提供 2024年5月26日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日は朝から心地よい風が吹いており、ぽかぽかと過ごしやすかったです。
山荘前のテラスは、西穂ラーメンなどお食事をされるお客様で賑わっていました。
午後になると徐々に気温も下がり、風も冷たく感じました。

登山道の状況

8月25日に独標でフランス人の男性に30cmの落石が直撃し、足を骨折する大けがを負いました。
そして昨日8月26日もまた落石による事故が発生しました。
いずれも命に別状はなくて幸いだったものの、他の登山者が落した石によって怪我をしたものです。
西穂山荘に宿泊されたお客様には、夕食の際に度々落石への注意を促しているのですが、日帰りの方も大勢いらっしゃるため、なかなか注意喚起が行き渡りません。
今日の午前中に現場まで行ってみたのですが、×印をしてあるあたりを多くの人が歩いた形跡があり、落石の原因になりそうな岩屑が溜まっていました。
これをいくら除去しても、また人が歩いてしまうときりがないので、×印をたくさん付け、注意喚起の言葉をペンキで記載しました。
景観を損ねてしまい、大変申し訳ないとは思うのですが、人の命が失われてからでは遅いので、私の責任で作業を行いました。
矢印や○印をよく見て正しいルートを歩いていただけば、人為的な落石の事故はかなり防ぐことができます。
登山道が混雑しているときは、お互い声を掛け合い、安全にすれ違いをしていただきたいと思います。
一人一人が安全に対する意識を高めることが、多くの登山者の命を守ることにつながるのです。

注意点

今シーズンはテント場の予約受付は行いません。 当日、山荘売店にて受付を済ませた方から、順番に設営して頂けます。

西穂山荘前のテント場は大変狭いため、週末はテント場がいっぱいになってしまい、設営ができなくなる場合があります。 コロナを機にテント泊の希望者が急増していることから、トップシーズンの週末は早い時間に設営しなければ、テントを張れないことが予想されますので、予めご了承ください。

尚、西穂高一帯は国立公園であることから、指定された幕営地以外でのテントの設営は固く禁じられています。 近年、丸山等にテントを張る者が現れ、問題になっています。見かけた方は通報をお願いいたします。

お知らせ

西穂山荘
http://www.nishiho.com/

昨年の今頃の様子は?

天気は雪から雨に。山荘周辺の積雪は70㎝ほど2023.05.14

美しい高山の花々が次々と開花を始めています。ロープウェイはメンテンナンスのため休止中2023.06.11

西穂山荘周辺の過去の様子

西穂山荘

電話番号:
連絡先住所:
長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所

地図で見る
http://www.nishiho.com/

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 穂高連峰の南端にあり、さらに南へ続く稜線は焼岳に至る。東側は上高地の谷を隔てて霞沢岳と向かい合い、西側は蒲田川の新穂高温泉を挟んで笠ヶ岳がすばらしい。  標高は3000mを切っているが、岩稜、お花畑、ハイマツと、高山帯の要素がそろっているので、北アルプスの入門コースとして人気がある。  この山から奥穂高岳への岩稜は北アルプスでも最も難しいコースで、初縦走は大正元年(1912)、鵜殿正雄が行っている。同じ年、辻村伊助は『スウイス日記』の中で「神河内ならぬ上高地は不快な所である」とその俗化を嘆いている。とはいえ昭和45年(1970)に新穂高温泉から千石尾根にロープウェイが架かり、登山が容易になった現在の山の賑わいと比べようもあるまい。  昭和42年(1967)には西穂高岳・独標で松本深志高校の生徒11人が落雷遭難を起こしている。低くても登りやすくても、アルプスは危険と紙一重の山なのである。  千石尾根が主稜線に突き上げた森林限界に西穂山荘が建っている。  登山道は上高地から所要6時間30分。新穂高温泉からは、ロープウェイ終点から歩いて西穂山荘、独標経由所要3時間30分。

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