涸沢 | 涸沢ヒュッテ

営業は4/27~宿泊要予約(5/25迄の予約は4/25朝8時から受付。テント予約不要)。万全の雪山装備で

小屋明け準備中(2024.04.22 涸沢ヒュッテ )
小屋明け準備中(2024.04.22 涸沢ヒュッテ )
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天気・気温

松本市の天気予報
明日
29℃
9℃
明後日
晴のち曇
27℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 16:00発表
高山市の天気予報
明日
30℃
8℃
明後日
曇時々晴
26℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■2024年の営業
4/27(土)~11/3(日 祝日)※宿泊は完全予約制

・予約(小屋泊)方法 予約先 ヒュッテ直通電話 090-9002-2534にて受付
・予約受付期間
4/27~5/25泊迄の予約受付 →4/25朝8時から受付
5/25からの予約受付 →前月同日朝8時から受付(例 6/6宿泊希望の方→5/6朝8時より予約可能)

■テント泊 テント泊の予約は不要

■小屋泊、テント泊など詳細は涸沢ヒュッテホームページを参照下さい
https://karasawa-hyutte.com/

■天候、自然、ほか
4/23 現在7℃です。
外売店、テラスの組み立て等、着々と準備を進めています。

涸沢の積雪は平均2m 吹溜りもあります。
テント場はほぼ雪の上、デブリも出ています。デブリを避けるて山沿いに行く場合は注意して下さい。過去には山からの新たな雪崩が出たこともあります
安全な場所はヒュッテで確認するとよいです。

登山道の状況

・4/22
横尾~本谷橋 融雪が進んでいます。横尾まではほとんど雪はありません。本谷までは残雪があったりなかったりの状況です。

本谷橋~涸沢 雪の上となります
本谷は橋は、例年雪の下ですが、今年はは欄干を雪から掘り出すことができました。
営業開始前には本谷橋を架橋しようと目論んでます。
(本谷はデブリが出ています。無理に登らず橋を渡りましょう)
本谷橋が架かったら、橋を渡り夏道沿いにルートを作り涸沢まで来られるようになる予定です
なお、本谷橋からは必要に応じてアイゼンを装着して下さい。
※本谷橋を渡る時はアイゼンを外すようにお願いします
橋から上のルートは全面雪の上となります。雪は固くなっていたり、氷状になっていたり、天候によっては踏み抜きやすくなります。現状では軽アイゼンより、少し爪の多い6~10本くらいが良いと思います。

・4/15
明後日の入山に向けて、下見しに行ってきました。
近年同様、積雪量はかなり少ないです。
北穂高岳直下から発生した底雪崩が本谷出合下部までデブリが出ていて、沢沿いを上がる事は出来ませんでした。
本谷~涸沢まで夏道沿いに上がってもらう事になりそうですが、詳細はまた開山直前にupします。

登山装備

涸沢まででも雪山登山装備が必要です。
涸沢から稜線へは前爪アイゼンとピッケルが必要です。

注意点

ゴールデンウィークの涸沢は雪のある冬山です。
標高が高く好天時は強い紫外線にさらされます
悪天時はあっという間に厳冬期に逆戻り、視界も閉ざされます。

お知らせ

■涸沢ヒュッテ
https://karasawa-hyutte.com/

ヒュッテ直通電話 090-9002-2534

松本事務所 電話0263-26-3212 

・SNS
https://www.facebook.com/karasawahyutte/

■キャッシュレス決済は利用できません(現金決済のみ)
現在の山小屋の通信インフラでは安定した通信環境を確保できないため、キャッシュレス決済(クレジットカード、Felica、電子マネー)はご利用いただけません。
ご利用時には現金での決済となりますのでご用意をお願いいたします。

昨年の今頃の様子は?

入山しました。本日降雪中。今年の営業4/27~(宿泊要予約)。4/27~5/25分予約受付は4/25朝8時~2023.04.18

昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27

一昨日降雪。本谷橋は未設置のため雪上踏み抜き注意。涸沢からの下り不安な方は爪の多いアイゼンで2023.05.10

一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です2023.05.16

昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24

涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子

  • 小屋明け準備中
  • ルート整備中 本谷橋の欄干を雪の下から掘り出しました。架橋されたのち、橋を渡る時にはアイゼンは外してください
  • 入山前の偵察に行きました。
  • 入山前の偵察に行きました。本谷を俯瞰
  • 本年の営業は終了しました
  • モルゲンロート
  • 涸沢まででも積雪凍結がありチェーンスパイクなどが必要です
  • 登山道は凍結している為、かなり危険な状態です。お気をつけてお越し下さい
  • 10/8紅葉に積雪
  • 10/8 涸沢三段染め 紅葉のピークに900張のテントが張られました
  • 10/7夜の涸沢 テントの花 
  • 紅葉の様子

涸沢ヒュッテ

現地連絡先:
090-9002-2534
電話番号:
03-3211-1023
連絡先住所:
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F

地図で見る
http://www.karasawa-hyutte.com/

施設の詳細を見る

関連する山

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奥穂高岳 標高 3,190m

 奥穂高岳は穂高連峰の中央にそびえる盟主である。標高3190mは富士山の3776m、南アルプスの北岳の3192mに次ぐ日本第3位の高峰で、頂上に造られた2mを超す大ケルンの上に立つと第2位になろうかという高峰なのである。しかも堂々と大きい山容がいい。  山頂で綾線が分岐し、南西に延びる岩稜は馬ノ背からジャンダルムの奇峰を経て、間ノ岳、西穂高岳、焼岳へと延びる。  もう1つの岩稜は南東へ吊尾根となってたわみ、前穂高岳、明神岳となって上高地に雪崩落ちていく。  山稜は硬いひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の破片に覆われ、岩屑の堆積した山だ。南東側は涸沢のカールが削り取った断崖で、南面は岳沢が急角度に落ち込み、上高地や乗鞍岳が見える展望の優れた山頂である。  山頂から100mほど西へ向かってから右に折れる主稜線を、うっかり見落として直進すると急傾斜にセバ谷に落ち込んでしまう。毎年のように事故を起こす「だましの尾根」だ。主稜線を北に下ると白出乗越で、穂高岳山荘がある。  頂上から南西に延びる岩稜は、奇峰ジャンダルムに続いている。前衛峰、門番といった意味のフランス語だが、むしろ独立峰と呼びたい山で、悠々としてとりとめのない奥穂高岳をきりっと引き締めている。  初登頂は明治42年(1909)の鵜殿正雄パーティで、槍ヶ岳への初縦走の途中だった。彼は大正元年(1912)には岳沢から天狗沢に入り、天狗のコルからジャンダルムを経て奥穂高岳の初トレースをしている。穂高岳開拓のパイオニアとして銘記されるべき人である。  穂高連峰の開拓は信州の梓川側が早く、山小屋もほとんど信州人が占めているが、奥穂高岳だけは、白出乗越に飛騨の名ガイド、今田重太郎が小屋を建てて登山者の安全を期した。1度登山者の不始末で全焼したが再建し、現在では近代的な山荘になっている。  一般登山道は涸沢からザイテングラートの岩尾根を登って白出乗越に出、奥穂高岳へ向かう。涸沢から白出乗越まで2時間、それから奥穂高岳頂上まで1時間。  飛騨側からは、新穂高温泉から蒲田川右俣を白出沢出合まで2時間、白出沢を登って白出乗越まで7時間。静かな谷のいいコースで、下りに使えば白出乗越から5時間30分で新穂高温泉に着き、バス停前の無料温泉で山の汗が流せるので、山好きに好評である。  上高地から岳沢を経て前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳のコースは9時間で頂上に着く。少しきついが、登り甲斐のある道だ。

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涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

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北穂高岳 標高 3,106m

 北穂高岳は穂高連峰の最北端にそびえる。東は涸沢谷、西は蒲田川右俣からの支流、滝谷によって壮絶な岩壁になっている。主稜線は南北に起伏し、南は岩を踏んで涸沢岳へ、北は大キレットを隔てて南岳、中岳、大喰(おおばみ)岳、槍ヶ岳へと続いている。  この山のよさは、西面の滝谷に尽きる。日本でも超一流のロッククライミングのゲレンデである。かつて、名案内人といわれた上條嘉門次が「鳥も止まれねえ」と嘆かせた悪絶な岩壁で、初登攀は大正14年(1925)。早大の四谷龍胤(りようすけ)、小島六郎パーティとR.C.Cの藤木九三(くぞう)、ガイドの松井憲三パーティが、同じ8月13日に挑み、成功している。  滝谷は中間の合流地点からA沢~F沢が分かれ、B沢~D沢の間のルンゼや岩稜、岩壁が主な登攀対象になり、日本を代表する優れたクライマーたちを育ててきた。  北穂高岳は北峰と南峰に分かれている。北峰に三角点があり、直下に北穂高小屋があるので、普通、北穂高岳頂上とは北峰を指す。  登山道は涸沢カールから南稜の急登をがんばれば、3時間で山頂に立てる。上高地からは8時間30分の道のり。

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