カラマツの黄葉のピークを迎えている尾瀬沼周辺。朝は木道の凍結に注意
天気・気温
山と周辺の状況
今朝は冷え込みました。朝から澄んだ青空が広がった尾瀬沼周辺ですが、最低気温は-1.3℃。辺り一面霜におおわれました。冬の足音がすぐそこに聞こえています。
今朝は風もなかったため、あちこちで木々や葉が凍り付き、きれいな霧氷が見られました。また、木道の脇には大きな霜柱が立っていました。
また、大江湿原の木道は凍りつき、非常に滑りやすくなっていました。十分にご注意ください。
紅葉は、大江湿原ではダケカンバからカラマツへと移り変わり、カラマツの黄葉のピークを迎えています。3本カラマツは黄色くなり、落葉も進んできています。
尾瀬沼より400mほど標高の低い大清水湿原では、今が樹木の紅葉のピークです。
尾瀬沼では10/22に積雪があり、真っ白となりました。これからますます気温は低下します。場合によっては積雪により、御池~沼山峠間のシャトルバスが運行見合わせとなる可能性もありますので、尾瀬にお越しになる際には天気予報をよくご確認の上、装備を整えて無理のない計画でお越しください。
登山道の状況
尾瀬沼ビジターセンター周辺の登山道に異常箇所はありません。尾瀬沼南岸では、木道、階段、木の根を跨ぐ登山道、樹林帯の中、開けた湿原などバラエティに富んだ登山道を進みます。尚、濡れた木道は滑りますので注意して進みましょう。
燧ヶ岳は、10/8に初冠雪となりました。1週間たった10/14に巡回しましたが、登山道脇にはまだ雪が残っていました。また、俎嵓から柴安嵓へ向けて下る登山道にも残雪がありました。今後、降雪があった場合、積雪の状況により滑り止めなどの装備が必要になりますのでご注意ください。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターでは、金、土、祝日前夜、19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。
尾瀬沼ビジターセンターからの情報は、尾瀬保護財団のホームページをご覧ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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