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涸沢カール2017

( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 5人 (serious さん 、ほか4名)

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行程・コース

天候

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: さわやか信州号で新宿バスタから上高地バスターミナルへ
帰りはバスで新島々から松本へ

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(05:53)・・・河童橋(06:00)・・・明神(06:50)[休憩 45分]・・・徳沢(08:20)[休憩 15分]・・・横尾(09:35)[休憩 15分]・・・本谷橋(10:46)[休憩 15分]・・・涸沢(13:00)

【2日目】
涸沢(07:03)・・・涸沢(07:12)・・・本谷橋(08:25)[休憩 15分]・・・横尾(09:34)[休憩 12分]・・・徳沢(10:36)[休憩 30分]・・・明神(11:55)・・・河童橋(12:45)[休憩 65分]・・・上高地バスターミナル(14:00)

コース

総距離
約31.7km
累積標高差
上り約1,687m
下り約1,687m
コースタイム
標準11時間42
自己10時間32
倍率0.90

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

2017年7月22日22時に新宿バスタに集合。
22時25分発のさわやか信州号で上高地バスターミナルへ。あまり眠れず、寝たり起きたりの繰り返しで5時20分に上高地バスターミナルに到着。
登山開始の支度を始める。ヤニ隊はヤニ補充。
5時50分に出発。小梨平を通ると絵描きのテントがあり、健在であることを確認。今回のミッション1終了。
途中で流れている沢にはイワナが泳いでいた。
ゆっくりと歩いていくと明神館に6時50分にたどり着く。食事の提供が7時からということで橋を見に行く。雨がポツリと降り始めた。
7時を回ったので、朝食タイム。カレーの人とそばの人と、バスでおにぎりを食べたのでカレーを味見する人に分かれた。
やっぱり冷たい蕎麦はうまい!
朝食を食べ終わると雨が強くなり始めたので、レインウェアとザックカバーを装着。
7時35分に明神館を出発。そして徳澤園に8時20分に到着。横尾には9時20分到着。
涸沢へ向けて9時35分に横尾を出発。
本谷橋に10時46分に到着。15分ほど休憩し、11時に出発。ここらかが急登になる。あれ、こんなだったっけと思うほど。やっとのことでSガレに到着。「休むと危険」の看板。足元の岩は、昨年に比べると整備されていてぐらつきもない。10分ほど進むと雪渓。
「あれ?そんな話聞いてないな」と思った。アイゼンが必要なのか少し悩む。
dokazakiさんが、にやりと微笑みながらshoppiに「大丈夫だから、先に行ってごらん。」と先に行かせた。そのあとにmakotoに対して「ほら、アイゼンなくても進めそうだよ ^^) 」と。
なんとか雪渓を越えて、涸沢小屋に。
レインウェアなどを脱ぎ、受付。乾燥室へ。
14時に昼ご飯。カレーを食べる人、おはぎを食べる人、ビールと枝豆ともつ煮で乾杯する人、それぞれが楽しみ、昼寝をして夜を迎える。
dokazakiさんは「頭が痛い」と。僕も軽い頭痛。お決まりの2300m。

17時に夕食。豚肉のソテーや味噌汁も何もかもおいしかった。カレー食ってから3時間しかたっていないのに。
そのあとは談話室でUNOを楽しむがみんなルールが曖昧なので、クラブオリジナルルールで楽しむ。
その後はまた晩酌タイム。
K2へ行ったことのあると叔母さまたちの間で噂されている「師匠」の話を盗み聞きしながら。
みんな就寝のためにいなくなっていった。そしたらストーブのところに「師匠」が戻ってきて登山道具を乾かしに来た。

dokazakiさんが「師匠!」と呼び出した。
明日の天候で奥穂ではなく北穂に向かうとのこと。師匠ですら奥穂に行かないとのこと。
7月下旬に涸沢が涸れていないことが珍しく数十年登ってても初めてと。
ザイテンだけ雪がなく、上の部分(白出のコル)は場合によってはアイゼンが必要とのこと。
明日の天候を待つことに。
shoppiも「山は逃げないから、今回は…。」と話している。

翌朝、雨が降っている。
奥穂に登ったとしても下りのザイテンが危ないと判断し、下山を決意。
5時30分に朝食。父と娘で登山に来ている親子と相席。梅干しが最高に美味い。味噌汁も美味いけど、昨日の夕食やつまみが腹に溜まっている。
相席している父が娘より先に朝食を済ませるとdokazakiさんが待ってましたとばかりに「お父さんときたの?何歳?夏休みで?どこにいくの?」といつものようにすかさず女の子に声をかける。それを横目にatsushiは白米をおかわり。

朝食を終えて、荷物整理をし、7時に下山開始。
滑りやすいルートでなく、涸沢ヒュッテを通るルートへ。
makotoとatsushiはアイゼンを着用。僕はヒュッテまでは着けずに歩くが必要と思いヒュッテ下の雪渓からアイゼン着用。その間にもdokazakiさんとshoppiはアイゼンなしで突き進む。dokazakiさんがshoppiのために足場を作りながら進んでいたが、昨日アイゼンなしで歩けるかshoppiで試した償いと心の中で思っています。
もう、二人の姿は見えない。

僕とmakotoはアイゼンを装備し、雪渓を楽しみながら下る。atsushiは身長に下山。
雪渓を終了してアイゼンを外し、レインウェアを脱いだり、ヤニ補充したりしてから先を進む。
Sガレにてポージングしているmakoto。「立ち止まるな」の看板は読めないらしい。
そして、本谷橋手前でdokazakiさんとshoppiに合流。
「makotoさーん、追いつきました!」と叫ぶと、「バカヤロー!!!待っていてくださったんだろっ!!!」
と返ってきた。着替えをしたり、ゆっくり下山して僕らを待っていてくださったらしい。

本谷橋に8時25分に到着。しばし休憩。
9時35分に横尾、10時35分に徳澤園に到着しビールを飲む人、カフェラテを飲む人、はちみつトーストを食べる人がいて、30分間の休憩。
そして、明神に11時55分くらいに着き、河童橋に12時45分くらい到着。河童橋手前に野生の猿が何匹かいて、atsushiは「うわ~!気を付けて!!」と本気で恐がり、嫌がっていた。あんなに大人しいatsushiが猿を見たとたんに形相を変えていた。それを見たdokazakiさんが猿というよりはオランウータンに近い物まねでatsushiを脅かしていた。
河童橋には天候が悪いのに人がたくさんいる。
「上高地アルペンホテル」の日帰り温泉(600円)に13時すぎに到着し、山行の汗を流す。
これが気持ちよすぎる。
13時45分に上高地アルペンホテルを後に、白樺荘でジェラート(ミルクと本日のジェラートの木いちごがある)を食べ、バスターミナルへ。14時に上高地バスターミナルに着き、14時30分発のバスを予約。
15時34分に新島々駅に到着し、16時04分発のアルピコ電鉄松本行に乗車。
16時34分に松本着。
僕はどうしてもそばが食いたかったので、「小木曽製粉所 松本駅前店」に急いでいき、7分ほどで大盛りの蕎麦と山賊焼き(ハーフ)を食べて、お土産コーナーへ。角田バンクも活躍していた。
17時18分のJR特急あずさ30号で東京へ。電車内の打ち上げ。(あまりにもうるさかったのでおじさんににらまれた)
途中の立川でdokazakiさんが下車。
僕らは新宿で下車し、土間土間へ。そして、打ち上げ(店ver.)を行い、7月26日に誕生日を迎えるshoppiのサプライズバースデーパーティーを行い、それぞれ、帰路についた。
帰り道にshoppiが「奥穂までは絶対に行けたと思うんです!!そう、dokazakiさんとも話してたんです。」
前日に「山は逃げないから…。」と言ってた言葉を忘れているらしい…。

奥穂制覇はできなかったけど、雪渓も歩けたし、数十年に1度に当たっているし、足も攣らなかったし、なんか楽しい登山だったなと思う。

dokazakiさんが「今回の山登りは敗戦だね。」と話すので、言ったやった。

「生きてけりゃ、勝ちです。」


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