行程・コース
天候
1日目:曇り、ガスでほとんど展望無し。午後に薄日が差す。2日目:午前中高曇り。南アルプスの展望◎!雲海の向こうに富士山、八ヶ岳、茅ヶ岳。午後に一時土砂降り、その後小雨。
登山口へのアクセス
バス
その他:
甲府9:00発の山梨交通広河原行きに乗車。夜叉神峠に下車。臨時バスは出ず、1台に25人ほど乗り、3人立ち乗り。
帰りは青木鉱泉発9:00発山梨中央交通韮崎行きに乗車。2人だけの貸し切り状態。
この登山記録の行程
【1日目】
夜叉神峠登山口(10:30)・・・夜叉神峠(11:40)[休憩 25分]・・・杖立峠(13:30)[休憩 10分]・・・苺平(15:15)[休憩 5分]・・・南御室小屋(15:50)
【2日目】
南御室小屋(04:00)・・・薬師岳小屋(05:10)[休憩 5分]・・・観音岳(06:20)[休憩 25分]・・・アカヌケ沢ノ頭(07:45)[休憩 10分]・・・鳳凰小屋(08:50)[休憩 20分]・・・五色ノ滝(10:00)[休憩 20分]・・・南精進ノ滝(12:30)[休憩 10分]・・・青木鉱泉(14:50)
【3日目】
青木鉱泉(07:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夜叉神峠から南御室小屋までは道も良く、危険箇所や迷いそうな所はありませんでした。天気予報が悪いためか、登山口の車も少なく、静かな山歩きを楽しみました。
南御室小屋でも宿泊者、テント場とも人は少なく、ゆったりと眠ることができました。
翌日、展望を期待して早朝に小屋を出発、5時に砂払岳に立ちました。高曇りでしたが展望は良く、白根三山、仙丈、南アルプスの南の嶺々がよく見えました。雲海の向こうにはぽっかりと富士山、北には八ヶ岳、茅ヶ岳が雲の上に浮いていました。
薬師岳で朝食にしたところ、冷たい雨がポツポツと降り、気温が下がって手がかじかむほどになったので、早々に地蔵岳をめざしました。幸い雨はすぐに止み、気温も徐々に上がって来ました。アカヌケ沢の頭の手前で、カモシカらしき足跡を発見。くっきりとしていたので朝方に通ったのかもしれません。賽の河原ではホシガラスも4羽見ることができました。
賽の河原を慎重に下り、鳳凰小屋で水をいただき一休みしました。「今夜予約のお客さんは1人だけだよ。スタッフは6人もいるのに」とご主人が笑っていました。
下山は青木鉱泉までドンドコ沢コースを下ります。急な下りであることは覚悟していたつもりでしたが、かなりの斜度の下りが延々と続く長丁場には参りました。下り始めて早々に足の踏ん張りがきかなくなり、急勾配ではカニ歩き、岩や木にしがみつきながら下りました。大きい段差も多く、下るのも大変でしたが登るのも相当だなと思いました。とにかくつまづいたり転倒したりしないことだけを考えながら、無心に下りました。とても滝を見に行く余裕はありません。青木鉱泉に予約をしていたので、バスの時間を気にせず下ることができたのが不幸中の幸いでした。
途中登山道が大きく崩落していて、迂回路が作られている場所がありました。急な斜面を登り返してまた下るのは、体力もそうですが精神的にも負担でした。昼過ぎから雨が降って視界が悪く、沢の渡渉では対岸のペンキマークを探すのに気を使いました。青木鉱泉近くでは斜面の工事中で、一度対岸に渡り仮橋をもどる迂回コースが設置されていました。
予定よりやや遅れて青木鉱泉に到着、すぐにお風呂に入りました。泊まり客は3組のみで、静かにゆったり過ごすことができました。翌日青木鉱泉始発のバスは貸し切り状態で、9:40韮崎駅に着きました。
今回は天候不順もありとても8月のハイシーズンとは思えないほど静かな山行を楽しむことができました。しかしドンドコ沢コースは長かった!下山後も駅の階段で立ちすくむほどの筋肉痛に悩まされました。下りの筋肉を鍛えなければと痛感しています。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | カップ |