行程・コース
天候
曇りのち雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東北道二本松ICから国道459&115号・磐梯吾妻スカイライン経由で約42km・50分
浄土平に広い有料駐車場があり普通車500円だが、係員がまだいなかったので徴収されなかった
手前の兎平には無料の駐車場もある
この登山記録の行程
浄土平(7:52)・・・吾妻小富士(8:06/8:09)・・・浄土平(8:28)・・・酸ヶ平(8:59)・・・酸ヶ平避難小屋(9:02/9:06)・・・一切経山(9:28/9:33)・・・酸ヶ平(9:51)・・・鎌沼(9:57/10:03)・・・姥ヶ原(10:13)・・・東吾妻山(10:44/10:53)・・・景場平(11:51/12:00)・・・スカイライン(12:20)・・・浄土平(12:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
一切経山のルートはよく整備されており、あいにくの天気にもかかわらず家族連れの一般人も多く登っていた。
一方、酸ヶ平からはぐっと人気が減り、東吾妻山のルートはあまり刈払いがされていない。特に頂上からの下り道は時に背の丈を超える笹等で足元が見えず、雨露+泥濘+水溜りの三重苦で最悪のルートだった。
7時半頃に浄土平に着くと、駐車場には既に30台以上が駐車していた。料金所のブースにはまだ誰もいなかったので駐車料金を支払わずに済んだが、間もなく係員が来たのでタッチの差だった。
まずは吾妻小富士へ。浄土平からわずかな登りで稜線に出ると、荒涼とした景色がパッと広がり、眼下には火口が望めた。一切経山の中腹から上はガスに隠れていた。観光客の中にもお鉢巡りをする人がいたが、登山姿の人は見掛けなかった。兎平の側には吾妻小屋の赤い屋根も見えた。
浄土平に戻り、一切経山へ。直登ルートは火山ガスのため通行止めなので、傾斜の緩い沢沿いのルートを酸ヶ平に向かうが、登山者以外に家族連れなどの観光客も結構登っている。明るく開けた酸ヶ平から避難小屋が間近に見えるが、上部はガスに包まれて見えない。避難小屋の内部は綺麗だが、土間を囲んでベンチのようになっているので、あくまで休憩・緊急避難用で宿泊向きではない。避難小屋からわずかな登りで荒涼とした砂礫帯のルートになるが、両脇にロープが張ってあるので道に迷う心配はない。当初は吾妻小富士や鎌沼が見下ろせたがやがて一面のガスとなり、展望ゼロの頂上は風もあって肌寒い位だ。人気の割には山頂の標識は古ぼけている。
酸ヶ平からはグッと人気が減るが、湿原の中の木道歩きは気持ちがいいので勿体無い。鎌沼の向こうに東吾妻山のたおやかな姿が見えていたが、やがてガスに隠され小雨が降ってきた。姥ガ原から浄土平に下りる人もいて、東吾妻山に向かう人は更に少ないようだ。
姥ガ平の十字路から東吾妻山に向かうルートは、今までと一転してあまり手入れはされていないようだ。登り始めは沢状になっており、所によって腰くらいまでの笹等がルートに被さっているのでパンツが雨露で濡れてくる。視界がパッと開けハイマツ帯に出ると、頂上は目の前だった。同じように古ぼけた標識が立つ頂上はやはり一面のガスで展望はなく、わずかに鎌沼がチラリと見下ろせただけだった。数組のパーティーがいたし登ってる途中で擦れ違ったパーティーもいたので、鳥子平方面から登ってくるひともいるようだ。
頂上から下り始めると、雨が本降りとなった。雨具を着たのは5年ぶりだったがいつの間にか劣化が進んでいて、雨粒は弾かないわ、シームはペロペロに剥がれだすわで参った。その上、ただでさえ泥濘で滑りやすいのに、所によっては背丈を超える笹等がルートを覆っていて足元が見えないため、慎重に歩かざるをえず時間がかかってしまった。景場平で一旦木道歩きとなるが、やはり滑りやすい。景場平からはルートがそこらじゅう水たまりになってしまっているため、更に歩きづらかった。雨のせいもあるが、こんな歩きにくいルートはあまり記憶にないほどだった。
やっとの思いでスカイラインの車道に出たときには精根尽き果てた感じとなった。ここからは鳥子平から吾妻小屋を経由して浄土平に戻る予定だったが、とても山道を歩く気にはなれず、そのまま車道を歩いて浄土平に戻った。浄土平は雨にもかかわらず車がひっきりなしにやって来ていて、満車に近い駐車場で数人の係員が誘導していた。
フォトギャラリー:47枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 健康保険証 | 熊鈴・ベアスプレー |
非常食 | 行動食 | ライター | |||
【その他】 ラジオ、エマージェンシーシート |
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