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百名山 7座目 立山

雄山・大汝山・富士ノ折立( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 6人 (ヤマちゃん さん 、ほか5名)

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行程・コース

天候

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

室堂ターミナル(07:20)・・・一ノ越(08:14)[休憩 17分]・・・雄山神社(09:15)[休憩 53分]・・・大汝山(10:18)[休憩 74分]・・・富士ノ折立(11:32)[休憩 24分]・・・大走り分岐(12:17)・・・雷鳥平(13:50)・・・エンマ台・・・ミクリガ池(14:33)・・・室堂ターミナル(14:48)

コース

総距離
約8.2km
累積標高差
上り約920m
下り約920m
コースタイム
標準6時間5
自己4時間40
倍率0.77

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

13日に日本三大霊山で、もちろん百名山である立山に登ってきた。
山竹の会の今年のメインイベントである。
立山という山名の山はなく、主峰の雄山(3003m)・大汝山(3015m)・富士ノ折立(2999m)の総称である。
雄山を踏破すれば立山登頂となるが、今回は室堂から雄山・大汝山・富士ノ折立の三峰を巡って室堂に戻ってくる周回ルートを選択した。
本当は立山三山(雄山・浄土山・別山)を回りたいところだが、今回は富山で一泊する計画なので断念した。
頂上からは後立山連峰から北~中央~南アルプスの山々と富士山までの眺望がひろがる、所謂 日本の主だった山が望める。
前日のてんくらではA判定だったので期待大である。

0時に団地を出発して名神~北陸道で現地に向かうが、途中パラパラと雨が降ってきた。
5時前に現地に着いたが、ケーブルカーに近い駐車場は既に一杯。
ケーブルカーの始発(6時)をネット予約しておいたから朝ごはんを食べて出発。
駅は満員だが予約済みの始発のケーブルに乗って7分後に美女平に到着。
バスの始発は6時40分だったが、臨時バスが6時15分に出たので計画より早くスタート出来るのでラッキーだった。

7時過ぎに室堂に着き準備を済ませて、7時15分に登山を開始した。
天気は雲はあるものの晴れていて、立山三峰が綺麗に見えている。
しばらく石畳の道を一の越に向けて進んでいく。
途中まだ雪も残っている・・・さすが北アルプス!!
下界と神域の境目となる祓堂を越えてちょうど1時間で一の越に到着。
ここまではたいした登りでもなく余裕である。
西側の眺望は残念ながら山域には雲がかかっている。
東側も山域には雲がかかっているが、室堂やミクリガ池は綺麗に見えている。
雄山山頂も綺麗に見えている。
これからあそこまで登るんだ!! と気を引きしめて登頂開始。
ここからは岩場の登りだが登山者も多く、ところどころ渋滞が発生しておりのんびり登れる。
二の越・三の越を越えて四の越からの山頂。
それぞれ仏の体に例えられているそうで、四の越は首にあたるらしい。
渋滞が無ければかなり辛い登りだが、ちょうど2時間で雄山登頂。

よく写真でみる立山雄山神社の光景に感動。
一等三角点もある。
真っ青な青空なのだが、依然 周囲の山群にはくもがかかっており、期待していた山々の同定は出来ず。
雄山神社は鳥居をくぐって石段を7~8mほど登った所にある。
雄山神社には3003mの表示がある。
周囲には名前と願い事が書かれた石が一杯あるが、下界の石に書いてここまで登って願掛けをするらしい。
祈祷をしてもらい御神酒を頂いた。
1時間ほど滞在して大汝山へ向かう。

大汝山は三峰のうち3015mと 一番標高が高い。
前方の1番高いピークが大汝山である。
大汝山までは約20分である。
ザックを下ろして急な岩場を登ると山頂である。
登頂後 大汝休憩所のそばで早めのお昼ごはんにした。
今回は時間的にタイトな計画なので、手間をかけないように おにぎりにした。
お湯を沸かしてコーヒーだけ飲み、1時間ほど休憩して富士ノ折立に向かった。

この辺りから少し霧が出て来た。
ここでもザックを下ろして岩場を登って2999m富士ノ折立に登頂。
本来はここで別山~劔岳が望めるはずなのだが霧で見れず・・・残念!!
ここから真砂岳にも登れるが、時間の関係で大走谷を下って雷鳥平へ向かう。
かなりガスってきた。

しばらく下るとなんとすぐそばに雷鳥が現れた。
ほんの2mぐらいの所で天然記念物を目の当たりに出来た!!
雷鳥は我々に何の感心も示さず、怯えることもなく、岩場をテクテク降りてきて、また岩場を登っていった。
夏毛なので見た目は美しいとは言えないが、歩き方が妙にかわいい。
これで残念だった眺望を帳消しにしてくれた。

さて、ここからはガレ場を永遠下っていく。
途中 雪渓に出てガスってることもあり涼しいのだが、なにしろ風景が何も変わらずただ下っていくのは辛いものがある・・・。
途中 雪渓から称名川の源流となり、小川になり川となっていく横を下ってようやく雷鳥沢キャンプ場が見えてくる。
色とりどりのテントが見えると少し気持ちも楽になる。

下り終えるとお花畑が広がっている。
テン場を過ぎると木段の登りが続き、心が折れそうになる。
硫黄の臭いをかぎながら地獄谷の横を通り抜け、なんとか登りきってミクリガ池に着いたが、ガスで絶景は見れず。
晴天であれば逆さ立山が見れたんだが。

ようやく14時45分に室堂ターミナルに帰着。
バスは比較的すぐに乗れたが、ケーブルカーは1時間以上待ってようやく乗れた。
結果的に17時前に駐車場に戻った。
今回は歩行距離のわりには疲れた。
天気も急変するし、空気が薄い3000m級の登山は体力も消耗する。
色んな注意が必要だが、でも断然面白い!!
眺望はイマイチだったが、雷鳥を見れた・・・満点の登山はそうそうないので、今回は十分 百名山を満喫できた登山やった。

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装備・携行品

登った山

立山

立山

3,015m

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