行程・コース
この登山記録の行程
土合駅(06:48)・・・土合橋(06:54)・・・田尻尾根入口(07:00)・・・土合口(07:05)・・・ガレ沢のコル(09:05)・・・トマの耳(10:25)[休憩 5分]・・・オキの耳(10:44)[休憩 30分]・・・一ノ倉岳(11:57)[休憩 14分]・・・茂倉岳(12:32)[休憩 18分]・・・矢場ノ頭(13:33)・・・分岐(14:44)・・・土樽駅(15:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
土樽駅を基点に土合駅から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳を縦走した。
天気は曇りだったが、雲が高く、遠くの山も見え、最近の天候不順のなかではまずまずだった。
まず土樽駅で始発電車に乗って、登山口のある土合駅へ。30分ほど歩き、西黒尾根登山口へ到着した。西黒尾根は急登であったが、樹林帯を抜けて稜線まで出れば、目指す谷川岳の山並みや越後駒ケ岳、燧ケ岳、至仏山などが見渡せて、急登であることを忘れてしまう。そこからも急登が続くが、細い稜線上の鎖場や岩稜を進み、道に変化が出て楽しく登ることができる。
ザンゲ岩を越えると山頂も近くなり、笹原が広がってくる。しだいに東方向の視界が開け、万太郎山へ連なる笹で覆われた美しい山並みが正面に姿を現す。トマノ耳、オキノ耳の両峰からは、登山口のある沢から登ってきた西黒尾根全体が見通すことができ、その険しさが実感できる。
オキノ耳まではロープウェイを使った天神平からの登山客もあり、さすがに人が多いが、ここを過ぎると急に人が少なくなる。一ノ倉岳へは120mくらいの登り返しとなるが、途中に真下に広がる一ノ倉沢をのぞくことができるポイントがあり、見逃せない。
一ノ倉岳からは笹原の稜線をたどる快適な天空の道が続き、北に広がる大源太山方面の山並みが美しく眺められる。
茂倉岳までくるといよいよ終点の土樽駅が眼下に見える。あんな下まで下るのかと思ってしまうが、道は美しい稜線伝いに進み、万太郎山を正面に、右端に土樽駅を視界に入れながら、とても楽しく下って行ける。矢場ノ頭からは樹林帯の中に入るため視界がなくなり、ひたすら下りに集中する道となる。まだかまだかと下っていき、関越自動車道の直上まで下りるとようやく下山口にたどり着く。
帰りはの下山口近くの岩の湯でひと風呂浴びて、さっぱりするのがおすすめ。
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