行程・コース
この登山記録の行程
山頂駅(09:35)・・・七色平分岐(10:07)[休憩 13分]・・・日光白根山(12:40)[休憩 75分]・・・七色平分岐(15:15)[休憩 5分]・・・山頂駅(15:47)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天候や体調が今一つな時が続き、3か月ぶりの登山となった。そんな中、ロープウエイで2,000m地点まで登って、途中遊歩道を歩くという日光白根山は比較的簡単に登れる山と思って選んだが、とんでもなかった。すっかり鈍った体に急な登りがきつく、休み休みやっと頂上に立った。
しかし、爽やかな空気の中、ダケカンバやナナカマドの紅葉が始まり、森林限界では冷たい強風が吹きつけるなど、この季節ならではの高山帯の登山を味わうことができた。
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丸沼高原スキー場のロープウエイで山頂駅へ。楽ちん!
ここが今日の登山スタート地点の山頂駅。
山頂駅周辺はきれいな園地に整備され、売店や足湯もあります。標高2,000mの公園。背景は、これから登る日光白根山。
登山道は二荒山神社の参道から進みます。
七色平分岐までは遊歩道にもなっていて、整備されたなだらかな道が続きます。
泥濘があるところなどは木道が敷かれ、歩き易くなっています。
七色平分岐に到着。白根山は右の登山道へ。ここからが本格的な登山道になる。
しばらく樹林帯を登って行きます。ダケカンバの紅葉(黄)が始まっており、乾いた空気が清々しく感じられます。
このルートは、日光白根山の山体を大きく巻くようにトラバースしながら、大小の沢を乗り越えて登って行きます。
まだちらほらですが、ナナカマドの紅葉(赤)も見られました。こうして写真を撮りながら、ゆっくりと登って行きました。何しろ、その都度ザックから一眼レフを出すので、時間が掛かります。
幾つもの沢を越えて登って行くと、樹林の高さが低くなってきて、背後の山が見えるようになってきました。この辺りから登りがきつくなってきました。休み休み登るようになりました。
森林限界近くの登りです。結構な斜度があります。
森林限界に出ました。日光白根山の山頂(実は手前のピーク)が見え、疲れの中で萎え掛けていた登頂意欲が蘇りました。急に風が強くなり、寒く感じられるので、ジャケットを出して着ました。
ガレ場を登って行く、先行登山者の列が見えます。簡単そうな斜面に見えますが、砂混じりで足をとられて、かなり消耗する登りでした。
山頂手前になると、両側が高山植物帯で、大きな石がゴロゴロとした谷を登って行き、登り詰めると火口跡が見えてきます。
日光白根山山頂は岩峰のピークで、最後は岩場を登って辿り着きます。ここまで長かった。やっと着きました。
眼下には五色沼が見下ろせます。コバルトブルーのきれいな湖です。
男体山と中禅寺湖。男体山は堂々とした山容で、百名山の貫禄があります。
男体山の左側には、大真名子山、女峰山、太郎山の山々が見えます。
山頂は人でごった返しており、皆さん記念撮影。渋滞ができており、山頂を通過するのに10分以上時間が掛かりました。
山頂のすぐ下の肩で、ようやく昼食に取り掛かります。本日もメニューは私の定番、カニみそ入り雑炊です。人が沢山いて、落ち着きませんでした。
目の前の岩稜や五色沼を見ながら、昼食をとりました。帰路は弥陀ヶ池方面へ下るルートを予定していたのですが、先程の山頂を通過しなければならず、ここまで予定以上の時間を使ってしまったので、登ってきたルートを下山することにしました。
砂混じりのガレ場の下り。傾斜の急なところは、滑らないように横歩きで下りました。
登山口まで戻り、日光白根山を振り返ります。久しぶりの登山でバテましたが、樹林帯の紅葉や強風が吹く森林限界のガレ場など、秋山の醍醐味を味わうことができました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | ||
【その他】 エマージェンシーシート、サポーター |