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29-37 紅葉の裏岩手山を周ってみました。ちくび?

大松倉山~三ツ石山〜源太ヶ岳( 東北)

パーティ: 1人 (ハンター さん )

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行程・コース

天候

晴れ、強風

利用した登山口

源太ヶ岳登山口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 松川温泉登山口駐車場に駐車、三ツ石山登山口から入山

この登山記録の行程

源太ヶ岳登山口(05:02)・・・分岐(05:59)[休憩 7分]・・・三ツ石山荘(06:36)[休憩 5分]・・・大松倉山(07:00)[休憩 5分]・・・三ツ石山荘(07:25)[休憩 5分]・・・三ツ石山(07:53)[休憩 7分]・・・小畚山(09:03)[休憩 10分]・・・大深岳(10:05)[休憩 10分]・・・源太ヶ岳(10:42)[休憩 10分]・・・分岐(11:00)[休憩 5分]・・・源太ヶ岳登山口(12:19)

コース

総距離
約16.4km
累積標高差
上り約1,175m
下り約1,175m
コースタイム
標準7時間5
自己6時間13
倍率0.88

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

裏岩手山の紅葉状況を皆さんの山行記録を情報に行ってみたく計画してみた。
駐車場は前回、松川温泉から入った岩手山で利用した場所と同じであり、綺麗なトイレも常設、前日移動をして、ここで車中泊する事とした。
9月30日、15時に八幡平温泉郷に到着し、先ずは温泉、森乃湯さんにて入泉、露天風呂に浸かり、1時間程のんびりと過ごした。
森乃湯さんを出ると、正面には岩手山の屏風尾根が綺麗に夕日に染まっていた。その後、松川温泉登山口駐車場に直行、車中にて直ぐ様独り晩酌を始め、20時には寝床に入る。
森乃湯(シャンプー、ボディーウォッシュ、ドライヤー完備):600円

10月1日、4時に起床。途中、トイレに1回起きたが、長〜い時間眠る事が出来た。車外に出てみると、いつもの満天の星空が広がっている。朝食を摂り、洗面を済ませ、未だ真っ暗な4時57分にヘッドランプを点けて駐車場を出発した。
5時02分、三ツ石山登山口から入山、初めての道であり、暗闇でもある事から、周囲の状況は全く分からず、ヘッドランプの明かりを頼りに、長い長い階段の急登を登って行く。
5時25分辺りから、薄明りで周囲の状況が確認でき出す。分岐に着いたところで、先行者2名の後姿を確認、自分よりも早く入山した人がいたとは、少々驚きである。ここで私は、しばしの休憩を取り、先行者は先へと消えて行った。岩手山方向の手前に見える尖がった山は?順番から考えてみると、姥倉山になるが・・・あの急登、きつかったはずだと納得する。
休憩を終えてからの道は、大きな段差は数箇所あるが、さほど高低差は無く、しばらく進むと、直ぐさま先行者に追いつき、道を譲って頂いた。
三ツ石山荘分岐に到着、三ツ石山と三ツ石山荘を確認、しばしの休憩を取り、大松倉山へと進む。昨年、網張から登り、犬倉山までは制しているので、大松倉山は順番による、おまけの様な経緯の立ち寄りである。尾根に立つと、左右の両脇の下界には雲海が広がり、見事な景観を造っている。来て正解!
7時に大松倉山に到着、今日これから進む稜線が一望できるが、大深岳、源太ヶ岳の尾根には雲が掛かっている。少々不安を覚えながらも、写真とビデオの撮影をし、三ツ石山へと進む。秋田駒の山頂部にも雲が掛かり、後ろの和賀山塊は薄っすらと確認できる。鳥海山は全く確認できず。途中、三ツ石山荘に立ち寄り、中を見ると結構綺麗であった。デッキからは三ツ石湿原が見渡せる。三ツ石山荘を後にし、三ツ石山へと向かう。空は、いつの間にか青空が広がっている。斜面の目前に大きな岩があり、山頂到着かと思えば、山頂はその奥の「ちくび」?安達太良山のちくびの様だ。周囲には紅葉は見えるが、強風で吹き飛んだのか、ボリュームを感じない。波田陽区張りで、拙者~、時期遅しだったか・・・残念切り~!
7時53分、三ツ石山山頂到着、秋田駒と烏帽子岳が真近に感じる。森吉山も確認できる。写真とビデオの撮影をし、次なる峯の三ツ石貼標ノ台に向かう途中、三ツ石沼にて絶景ゲット!
8時38分、三ツ石貼標ノ台に到着、ここからの景色、朝日連峰の稜線を感じさせる、いい感じの稜線美を見せてくれる。縦走感を感じさせてくれるな〜!小畚山への緩やかな稜線、ここもまた、いい感じで、歩いているのが気持ちいい~!
9時03分、小畚山に到着、強風が吹き荒れ、ウインドブレーカーを着込む。正面にジグザグ?近藤真彦か?と、スニーカーぶる~すのジ~グザグザグ ジグザグジグザグ・・・を考えてしまった。が、あれって、結構きつそうだな〜・・・最後の難関、あれを越えれば、後は楽が待っている。写真とビデオの撮影をし、行動食を摂って、ウインドブレーカーを脱ぎ、ジグザグ行くぞ~!
鞍部に降り立ち、振り返って見るといい感じの紅葉の小畚山が撮れた。いよいよジグザグ!
順調にジグザグを登り切り、八瀬森への分岐で、今日初めて、鳥海山が薄っすらと姿を現した。青春の手前で裏切りは無いぜ〜鳥海山が見えたのは、この一瞬のみ!何人の人が見る事が出来ただろうか。これも、御酒の効果かな。最後の尾根稜線歩き、10時05分に大深岳到着、休憩を取り、写真とビデオの撮影、左手は八幡平が、右手は今日歩いてきた稜線が、正面には岩手山が確認できる。
源太ヶ岳へ向かう途中、よくテレビに出てくる八幡平の松尾鉱山の廃墟が見えた。と、最後の源太ヶ岳のピーク辺りで、茶臼岳と源太森のくぼみの先に八甲田の大岳と井戸岳赤倉岳の2つコブが確認できた。
10時42分、ピークから少し下った源太ヶ岳山頂標識に到着、最後の一望の景観を堪能し、写真とビデオの撮影、下山の途に就いた。途中、水場にて休憩、水2リットルを補給し、お持ち帰りとした。丸森川の壊れかけた橋を渡り、12時19分、源太ヶ岳登山口に到着、無事下山した。松川温泉登山口駐車場に着くと、かなりの数の車が停まっており、人気の度合いが分かる。車で着替えていると、顔の横でゼロ戦ファイターの轟音が・・・スズメバチが1匹、自分の顔に向かって飛んで来た。慌てて逃げると、秋田からの下山した男性が、何かあったのかと近寄って来た。スズメバチである事を話し、しばし2人で観察、スズメバチは何事もなく立ち去った。
秋田からの男性は、毎年この時期、紅葉を見に来ているそうであり、今年は紅葉度が低いと言っていた。とは言え、風は強かったものの、好天に恵まれた稜線歩きが出来、いい山行が出来たと感じた。
しかし、あれ、「ちくび」だよね。

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フォトギャラリー:140枚

前日、入泉した森乃湯、硫黄泉ながら、硫黄臭が少なく、いい感じのお湯でした。

森乃湯の正面、夕日に照らされる屏風尾根

登山当日、松川温泉登山口駐車場のトイレの灯り

三ツ石山登山口標識、真っ暗です。

岩手山山頂部に雲が掛かっています。今日はくもり?

八幡平温泉郷方向、見事な雲海です。

急登が続きます。三ツ石山荘まで2.6km

あの尖がり山は?姥倉山でした。右が犬倉山

岩手山から日の出です。

分岐に着きました。ちょっと休憩!

分岐からは、木道あり・・・

泥濘あり・・・

三ツ石山荘まで1km

先行者に追いつきました。黄色のザックって意外に目立ちますね!

旦那さん、ポーズ取ってくれました。奥さん、下向いちゃった。

リンドウさん

三ツ石山荘分岐に着きました。

三ツ石山確認

大松倉山に向かいます。

山頂まで0.4km

いい感じの尾根稜線です。正面に岩手山

大深岳、源太ヶ岳の尾根に雲が掛かっています。

強風時は、危ないかもですね。

大松倉山山頂到着です。

三角点タッチ

右手の雲海

左手の雲海

正面に三ツ石山

あの稜線を歩くのか~、遠いですね!

秋田駒方向、山頂部に雲が掛かっています。

三ツ石山アップ

晴れろ~(祈)

三ツ石山荘分岐

小屋を見てみます。

入口

中にはストーブがあります。綺麗ですね。

トイレ、洋式です。

デッキから見た三ツ石山

三ツ石山に向かいます。

青空が広がりました。

石畳の道

手前に大松倉山、奥に岩手山

紅のじゅうたんですね。

あれが山頂かな?

部分的に、いい感じの紅葉です。

奥の秋田駒も雲が取れています。

岩手山の雲も取れ始めました。

ヒュ~ッ!いいね~!

山頂は奥に・・・ちくび?

三ツ石山山頂到着です。

ケルン

頂きました~!

雲が取れました。いい天気です。

縦走って感じですね。

秋田駒と烏帽子岳

奥に和賀山塊

奥に森吉山

部分部分で紅葉です。

正面に貼標ノ台

振り向くと岩手山と三ツ石のちくび?

三ツ石沼、いい感じです。

三ツ石山方向、どう見ても「ちくび」としか見えません。

部分的に紅葉が見られます。

赤の門

アキノキリンソウ

これも紅葉ですね。

三ツ石山、どう見ても「ちくび」ですよ。

岩手山も雲が取れました。今日も人が多いでしょうね。

ツーショット

山頂までもう直ぐ。

背後から「ちくび」の応援が・・・

彩り、いいですね~!

三ツ石沼も入りました。

山頂に到着です。

標識と

三角点タッチ

綺麗な紅葉ですが、

ボリューム感が欲しいですね。

遅かったのでしょうか・・・

そんな感じです。

岩手山が綺麗です。

標識

雲海

いい感じの稜線です。朝日連峰を彷彿させますね。

振り向けば「ちくび」が

正面に小畚山、気持ちの良い稜線歩きです。

後もいい感じです。

小畚山に到着です。

ケルンと奥にジグザグ?

歩いて来た道が見えます。

岩手山が鮮明に見えてきました。

秋田駒方向

大深岳と源太ヶ岳の尾根稜線とジグザグ、鞍部に紅葉

両脇、紅葉の道です。

綺麗に晴れ渡っています。

正面にジグザグ

振り向けば、今日一番の紅葉、小畚山

ジグザグに近づきます。

ジグザグを登っているところ。

八瀬森分岐に着きました。

秋田駒の後方に今日、唯一の鳥海山

もう、消えてしまいました。

森吉山方向

大深岳に着きました。

三角点タッチ

あそこを越えると下山です。

藤七温泉分岐です。

今日歩いて来た山々です。

八幡平から茶臼岳の尾根稜線

八幡平の松尾鉱山の廃墟です。

最後の登りとなりました。何か残念な気持ちです。

八甲田が見えています。

源太ヶ岳のピークから見た岩手山、いい感じです。

大松倉山から三ツ石山

三ツ石山から貼標ノ台

貼標ノ台から小畚山

ジグザグ

大深岳

源太ヶ岳のケルン

源太ヶ岳山頂標識

松川温泉の湯けむりが見えます。

大深山荘への分岐

水場に着きました。

冷え切った水が美味しかったですね~

丸森川の橋

上流方向

下流方向

標識、松川温泉まで1.7km

木道が始まります。

松川温泉まで1.2km

木道、滑って危険です。

登山口まで0.2km

注意標識

登山口まで0.1km

登山口が見えました。

源太ヶ岳登山口到着、無事下山です。

駐車場は満車状態になっていました。お疲れ様でした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 ライター カップ
【その他】 携帯トイレ、AMラジオ、携帯電話

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登った山

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