行程・コース
この登山記録の行程
三ツ石山登山口(06:00)・・・分岐・・・三ツ石山荘(08:00)[休憩 20分]・・・三ツ石山(09:10)[休憩 10分]・・・三ツ石山荘(10:00)[休憩 15分]・・・分岐・・・源太ヶ岳登山口(12:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山前日(8日)、八幡平に行きましたが、連休中ということもあって盛岡駅(10:42発)から八幡平への道路が渋滞し八幡平バスターミナルに1時間遅れで到着(13:50着)。大急ぎで八幡平山頂への道を往復し、1時間後のバス(14:50発)に乗って、宿泊先の松川温泉に向かいました。雄大な景色と紅葉を堪能する余裕もなく、渋滞中のバスの車窓からの紅葉狩りとなってしまいました。
9日は、当初の予定では茶臼岳登山でしたが、交通渋滞でのバスの遅れが心配になり、松川温泉が登山口になっている三ツ石山に登ることになりました。
宿で朝食用のお弁当を用意していただき、早朝に出発。松川荘の裏手にある三ツ石山登山口、登り始めから急登ですが、美しい紅葉に期待を寄せて一歩一歩登ります。木階段を上り終える頃から紅葉が色濃くなり始め、木立の間から岩手山その下には雲海が見え始めました。その後しばらくは、鮮やかに色付いた木々の間のぬかるんだ登山道を歩きました。木道を抜けて少しすると視界が開け、湿原そして三ツ石山荘避難小屋に到着です。とても綺麗な避難小屋です。八幡平周辺の山を愛する人々がボランティアでいつも綺麗に維持管理していてくださるとの事でした。本当に有り難いことです。
ここで、お弁当をいただき、しばし休憩です。目の前の沼では、カモが二羽しきりに口ばしを動かしお食事中の様子。すでに紅葉のピークは過ぎているようですが、たおやかな三ツ石山の山裾を眺めながらの休憩でした。
三ツ石山への最後の登りは、大きな石の間の土が二日前の雨で滑りやすくなっていました。時々立ち止まっては振り返り、後方に広がる紅葉の景色を楽しみながら、ゆっくりと登りました。山頂は360度の展望が広がり、岩手山をはじめ秋田駒ケ岳などが見えていました。風が強く、空も一層どんよりし始めたので、残念ながらのんびりと景色を楽しむことは出来ませんでしたが、素晴らしい景観でした。
下山は、再び三ツ石山荘避難小屋で休憩後、来た道を戻りました。
松川温泉で疲れを癒して、帰途につきました。松川温泉(14:45)発のバスに乗り盛岡駅へは20分遅れで到着(17:00着)。盛岡駅ビル内のレストランで打ち上げ後、新幹線はやぶさで東京へ、帰宅は22:00過ぎでした。
長い一日でしたが、八幡平周辺の雄大な景色と美しい紅葉を楽しむことができました。八幡平周辺にはいくつかの縦走コースがあるようで、三ツ石山は岩手山からの裏縦走コース上の山とのことです。またいつか、再び訪れたいと思います。交通渋滞は避けたいですが・・・
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