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晩秋の北部台高縦走(高見峠から国見山までピストン)

伊勢辻山、国見山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (ロゥマウンテン さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道166号線高見トンネル入口手前(三重県側)を左折し、旧道へ。旧道は路面状態が悪く、土砂や折れた枝が散乱しており、一部ダート状の部分もある。高見峠には10台程度駐車可能。トイレあり。峠から先の奈良県側は通行止めの看板があるが、行ってみたら通行できた。

この登山記録の行程

高見峠[大峠](9:44)・・・雲ガ瀬山(10:16)・・・ハンシ山(11:02)・・・伊勢辻山着(11:35)発(11:42)・・・赤ゾレ山(12:00)・・・国見山着(12:38)発(12:53)・・・国見山のもうひとつのピーク(13:00)・・・国見山(13:06)・・・赤ゾレ山分岐(13:27)・・・伊勢辻山(13:41)・・・ハンシ山(14:07)・・・雲ガ瀬山(14:47)・・・高見峠[大峠](15:08)

コース

総距離
約15.8km
累積標高差
上り約1,318m
下り約1,318m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 台風が2週連続して通過した後の晩秋、紅葉を求めて台高北部稜線を縦走した。台風のためか稜線付近はほとんど落葉していたが、中腹はまだ色づいた葉が残っており、紅葉を十分楽しめた。また道中に会う人もおらず秋らしい静かな山行となった。
 コースは稜線上をアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていく。基本的になだらかなに進んで行くが、上下を繰り返すため、累積標高差は意外とある。体力の減った帰りの最後に南のタワから雲ガ瀬山へ100mほど直登する部分が体力的に一番きつい部分だった。
 またコースはテープが細かくあり、それをたどれば正しく進む事ができるが、確認せず稜線沿いに進んで行くと迷いやすい。特にピークで尾根が2つに分かれる箇所、稜線をはずれて鞍部に進む箇所は迷いやすいので、稜線をまっすぐたどるのではなく、地図、テープを確認しながら進んでほしい。ちなみに、帰りの池のタワ→ハンシ山間で、稜線を途中ではずれて鞍部へ下る箇所では、誤ってまっすぐ稜線をたどってしまい、道をロスしてしまった。なお、赤ゾレ山から馬駈け場辻間は、テープも少なく、踏み跡も薄い。赤ゾレ山直下にあるススキ原は、鞍部にある池を目指して進み、そのあと二重稜線(どちら側でもよい)を進めばよい。
 コース中に360°の眺望を楽しめる場所はないが、各ピークで視界の開ける方向が異なるためそれぞれ違った眺めが楽しめる。ハンシ山手前の稜線では、北の越えてきた雲ガ瀬山の奥に高見山や大洞山が、伊勢辻山では西の大峰から生駒方面がよく見える。馬駈け場では東の桧塚、迷岳が見える。一方でコース最高峰の国見山は眺望がない。そこで南へ5分ほど進むと南西方向に開けた高さ30mほどの崖があるので、そこまでぜひ進んでほしい。明神平や薊岳ごしに釈迦岳から弥山、大普賢岳、山上ヶ岳、真南に大台ヶ原が見えコース一番の眺望がある。

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装備・携行品

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登った山

伊勢辻山

伊勢辻山

1,290m

国見山

国見山

1,419m

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