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20171217 三ツ峠山~でっかい富士とちょっぴりの氷華

三ツ峠山、霜山( 関東)

パーティ: 1人 (ぼっけもん さん )

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行程・コース

天候

晴れ後曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: 富士急行河口湖駅前の5番の乗場から、天下茶屋 方面行き富士急山梨バスに乗車し三ツ峠登山口バス停で下車。なお、この日は天下茶屋まで行かずに、三ツ峠登山口バス停で折り返し運転。参考までにバスの時刻表は↓
  http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/10

この登山記録の行程

西川新倉林道脇駐車場09:49 - 09:53金ヶ窪登山口09:54 - 11:09三つ峠山荘 - 11:14四季楽園11:15 - 11:24三ッ峠山 - 11:47御巣鷹山11:52 - 12:09四季楽園12:13 - 三つ峠山荘12:38 - 12:45展望ポイント-1 - 12:50木無山 - 13:09三角点峰「木山」 - 13:40送電鉄塔13:56 - 14:09霜山14:13 - 15:02大棚の滝15:10 - 15:54下吉田駅

コース

総距離
約12.7km
累積標高差
上り約813m
下り約1,302m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 「氷華」の便りにひかれ、今年も三ツ峠山に行ってまいりました。私にとり、昨年12月31日以来、3度目の三ツ峠山となります。過去2回は、三ツ峠駅を基点とする表三ッ峠ルート、三ツ峠登山口から府戸尾根・天上山を経由して河口湖駅に出るルートをとっています。今回の山行の目的は「氷華」。そのため、昨年同様、三ツ峠登山口バス停からのアプローチをとりました。
 三ツ峠登山口バス停には、河口湖駅前からでる天下茶屋行のバスで向かいます。バスで揺れられること約30分、三ツ峠登山口バス停に到着。この日はバスはここで折り返しとなりました。バス停からは、三ツ峠登山口の駐車場を目指して進みます。道標に従い車道を進むと丁字路に突き当たり、左折すれば駐車場があります。駐車場には、三ツ峠山山頂付近まで車が通行できる立派な登山道が付けられており、ここを進むことになります。

 さて、昨年の経験よれば、氷華はこの登山道の脇で見ることができるハズだったのですが。どうやら昨夜(?)の降雪のため、氷華は雪に埋もれてしまったようで、ほとんど見つけることができず・・・(泣)。気合を入れていっただけに、残念な結果となってしました。
 一方、山頂では、凹んだ気持ちを慰めてくれるかのように、でっかい富士がお出迎えをしてくれました。雲はあったものの、目の前のでっかい富士を見ていると凹んだ気持ちもどこへやら。日本人のサガなのでしょうか、氷華があまり見れずとも好しとしましょう!(笑)。今年も、山頂付近の階段には大助かり。2年半前に初めて登った際、表層の土が露出し禿げあがった山頂付近の登りに苦労をしたのが、遠い昔のようです。普段は苦手とする階段ですが、ここは本当に有難い。

 復路は、多少ひねり(?)を入れて、府戸尾根の霜山近くから入山川大堰堤経由して下吉田駅に下ってみました。府戸尾根は天上山へ続くほぼ一本道の歩きやすい尾根道で、小春日和の中、冬枯れの木立の間から富士の姿を眺めつつ気持ちいい山歩きができました。
 が、下吉田駅に向かうルートは様相が一変。肝心の取り付きをなかなか見つけることができず時間を要してしまいました(道標を見つけることができませんでした)。取り付きは急坂の激下りから始まります。その後も急坂は続き、落ち葉で覆われているところもあり慎重にならざるをえません。梯子や渡河する箇所もあります。途中の登山道にも道標はほとんどなく、さすがに本当にあっているのかなと不安を覚えながらの下りとなりました。ご参考までに「山と高原地図」では実線のルートとなっているのですが、山慣れした方以外には、あまりお薦めできないように思いました。

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フォトギャラリー:87枚

おはようございます。現在、河口湖駅に向かっているところです。まだ、途中の富士山駅ですが、とてもきれいな富士が見えたので、停車中にとった一枚。実はこれが今日一の富士山でした(^-^;。

河口湖駅に到着~。電車のデザインを眺めるもの楽しいですね。こちらは、トーマス。

こちらは、レトロな感じが漂う富士登山電車。

こっちのかっこいいいデザインは富士ビュー特急。

関東の駅100選・・、駅にも100選があったのですね~;。

と、前置きが長くなっていしまいましたが、今日のスタートの河口湖駅です。

天下茶屋行のバスは5番乗場からです。

ちなみに、現在の気温は2.2度。風が吹くと寒い!

三ツ峠登山口バス停に到着。バスはここで折り返しです。

道標に従って、旧御坂峠への道から分岐する舗装道路を進みます。

突き当りを左に進むと駐車場です。

駐車場にはトイレがありますよ。ちなみに、ここのトイレは暖房がきいているようで、暖かくて助かりました。

駐車場から登山道がスタート。

上を見上げると気持ちいい青空が広がっています。さぁ、今日も頑張りましょう~!

昨年、氷花を見かけた場所にやってきましたが・・、。ガーン、雪が・・。、いや~な予感。

やはり予感は的中。探してもなかなか見つからず・・。雪があまり積もっていないところで、ようやく、少しばかり見つけることができました・・わかりにくくてすみませんm(__)m。

ちなみに、こちらは昨年の氷華。こんな氷華を期待していたのですが、残念・・・。

さぁ、気を取り直して。まだ、富士があります。山頂に急ぎましょう。

木立の間から、遠くに見えるのは南アルプスでしょうか。

山頂近くになると路面が凍結していました。

空が高い!

四季楽園に到着しました。

四季楽園から見た屏風岩、いつみても、迫力がありますね。

富士見山荘付近からの富士の眺め。こちらも見事です。

大きな電波反射板が見えてきました。

山頂近くで振り返っての一枚。甲府盆地、その向こうには南アルプスの山々が見えています。

アップで。

山頂に到着~。昨年の12月31日登頂以来、ほぼ1年ぶりのご無沙汰でした。

三角点にタッチ。

やや雲がでてきましたが、でっかい富士が広がっていました!氷華の凹みも忘れてしまそう(笑)。

ズン

ズンズン。思ったほど、冠雪していないようですね。

ここから周囲をぐるっと。ちなみに、こちらは南アルプス方向

こちらは富士

杓子岳方向

こちらは丹沢方向

南アルプスをズームしてみました。

こちらは、これから向かう木無山

木無山の前に、鷹ノ巣山に向かいます。

鷹ノ巣山山頂近くから、振り返っての一枚。三ツ峠山。

鷹ノ巣山の山頂に到着~。

新しく山名の入ったラベルが取り付けられていました。

山頂からの一枚、木立の間から南アルプスの山々見えていますよ。

鷹ノ巣山から下山する途中での一枚。

こちらは、杓子、丹沢方向。

四季楽園に戻ってきました。

遠くに見えてきたのは三ツ峠山荘。

三ツ峠山荘のベンチを借りて、富士を眺めながらランチです。雲がでてきましたが、まだまだいけますね。

木無山はすぐそこ。

倉見岳、杓子山がどーんと目の前にみえています。

こちらは三ツ峠山。

お腹も一杯になったところで、木無山に向かいましょう。

木無山山頂到着

木無山山頂の様子・・昨年も同じことを思いましたが、山頂のような感じはしませんね(^-^;。

府戸尾根道の途中に鉄塔があります。ここも富士+河口湖の絶景ポイントになっていますよ。お約束の一枚(笑)。

まず、河口湖から

アップで、奥に見えているのは西湖でしょうか。

こんな感じですが・・、残念なことに雲が。

倉見岳、杓子山も。

そろそろ下吉田駅への下りの取り付きがあるはずですが・・

霜山。この近くのはず・・

GPSの即位情報からすれば、ここのようです。目の前に見えるピークが新倉山でしょうか。

下をのぞき込むとロープが付けてありました。ものすごい急坂です。大丈夫かなぁ・・。

ロープを伝いながら急坂を下っていくと、ようやく道標がありました。ここで大棚の滝の方向に進みます。

薄暗い杉の樹林帯を抜け、明るい尾根道にでました。

入山川大堰堤を目指して進みます。

途中で尾根の急斜面を下り沢にでます。沢への最後の下りには梯子がかけられていました。

沢の様子。ここを渡河します。増水していたら難しそう・・・。

再び山斜面に取り付きトラバース気味に進んでいくと、入山川大堰堤に到着しました。

ここからは工事用の取り付け道路になります。

振り返っての一枚。ここにも登山道を示す、道標等はありません。本当にこの道は登山道なのでしょうか(?_?)。

途中の山神神社で、無事の下山のお礼&ホッとしたので休憩をしました。

下吉田駅に到着~.

のれんがいい感じですね。

改札口も。あいちゃ・・、16時台の電車は1本しかありません(^-^;。

次の電車まで40分ほど。駅に併設した喫茶点下吉田倶楽部で休憩です。下吉田倶楽部は、2011年4月の完成、店内は天井が高く、明るくて気持ちのいい造りです。

 ここでは、水にこだわった“下吉田珈琲”を注文しました。淹れ立てのコーヒーは、程良い熱さと濃さ。〆て260円、これでこの価格はちょっと申し訳ないような…。
 えっ、カップに入っているのは水じゃないかって。すみません、写真を撮るのを忘れてしまい、雰囲気を出すため水をいれてとってしまいました(^-^;。
 以上、何はともあれ、今日も無事でお疲れ様でした。

[番外編]新倉富士浅間神社前にあった案内板。これをみると、新倉山が楽しそう。あの分岐を新倉山に行けばよかった。。。_| ̄|○。入山川大堰堤のコースが出ていないので、やっぱり、メジャーではないのかもしれませんね。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン
トレッキングポール GPS機器

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、おはようございます。

    三度目の三ツ峠、お疲れ様でした。氷華は残念でしたが、今週も良い富士山の写真を見させて頂きました。

    ぼっけもんさんにとって、富士山周辺はすっかりホームゲレンデですね~!
    このところ、皆さんのレコに刺激を受けて、三ツ峠行きのモチベーションがぐんぐん上がっていますので、今回のレコルートもしっかり参考にさせて頂きます。

    それにしても、ぼっけもんさんのレコを拝見していると、朝、最寄駅に降り立ったところから、まるで自分が山に行っているような気分になります。 関東の駅100選はツボでした!(笑)他の99駅に興味津々です。(笑)

  • ぼっけもんさん、こんばんは~!三つ峠山、お疲れ様でした~♪
    今週も大きな富士山をゲットしたのですね。

    三つ峠山、行こう行こうと思っているのですが、いまだ行きそびれております・・・汗
    やはり富士山の眺望は素晴らしいですね。氷華は残念でしたが、ぼっけもんさんのことですから
    また別の場所でリベンジするのでは?と予想しております。(笑)

    霜山から下りるルートは確かに地図で実線なのでうっかり行ってしまいそうですが、ぼっけ
    もんさんの臨場感漂う写真で取り付きの不明さや急坂具合がとても参考になりました。
    私には天上山のルートのほうが良いかな~とも。

    それにしても締めの下吉田珈琲、カップが黒いので言わなければバレなかったかもですが、
    正直に告白してしまったのですね。(爆笑)

  • ガバオさん、こんばんは♪

     いつもコメント、ありがとうございます。ホームゲレンデというフレーズを使うには、まだまだ力不足(^-^;。師匠のように富士講を仕立てることができるようになってから、使わせていただきます(笑)。

     また、駅への突っ込み、ありがとうございますm(__)m。この日の見所は、正直、ここだったかもしれません(笑)。関東の駅100選は、私もはじめてで、調べてみると、師匠のおひざ元の虎ノ門界隈では、銀座や溜池山王が選ばれているようです。それにしても駅にまで100選があるとは・・、ここまでくると日本人(?)の100選好きには、ちょっとビックリですね(^-^;。

     師匠のお出ましにあたっての参考として、番外編として新倉山コースの案内板の写真をアップさせていただきました。これを早く見ていれば、間違いなく新倉山コースに行ったと思います・・と後悔先に立たずとはこのことですね。
     あと、三ツ峠で気になっている(歩いていない)コースが、御巣鷹山の山頂直下にでる北口登山道です。そのうちトライしてみようかと。ご参考までに。

    ◎三ツ峠(北口登山道)
     http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=14813

        ぼっけもん拝

  • すーさん、こんばんは♪

     いつもコメント、ありがとうございます。はい、今週も富士をゲットできました(^^)v。氷華・・・鋭いご指摘、すっかり行動パターンを見破られているようですね。高尾山あたりで氷華をポツポツ見ることができるようで、そのうち、リベンジに行こうかと考えているところでした(笑)。

     天上山ルートは歩きやすくていいですよ~。今回のルートは、ちょっとヒネリをきかせすぎました(笑)。車を使う場合、河口湖の駅近くに車をとめ、バスで三ツ峠登山口まで行って山頂から府戸尾根、天上山を歩いて戻ってくるというのも考えられますね。すーさんのお出まし、楽しみにしています。

     下吉田珈琲、はやり分からなかったですかね(笑)。
     実は見かけと違いプレッシャーに弱いタイプでして、思わず告白してしまいました(^-^;。

      ぼっけもん拝

  • ぼっけもんさん、こんばんは!

    三ツ峠山、お疲れ様でした。ぼっけもんさんが今回下山に使われたコースですが、
    私が10月に行った時、下吉田から登って来られた方が1名居られ話を伺うと急坂!との
    答えが有り、興味を持っておりました。

    この方は府戸尾根で出会った時の時間が時間でしたので、天上山方向に下山を余儀なく
    されておられましたが、やはり山頂には行きたかった様子でした。

    その急坂にトラロープが張られている様子、登りで使う場合はアキレス腱が伸びきる?
    位の急坂は倉岳山北東尾根とどちらが急か比べてみたくなりました(笑)

    それにしましても富士山は綺麗ですね!富士山の冠雪が薄くなって見えるのは気のせい
    でしょうか?何れにしましても忘年山行が残っている様な気が・・・・・次のレコ、お待ち
    しております。

  • ぼっけもん さん、こんにちは
    今回も素晴らしい富士山ですね。
    早朝、車窓やアプローチで眺めた富士山が一番くっきり見えた、というのはありがちなパターン。私も、朝富士山がスッキリ見えたら抑えの一枚を撮るよう心がけています。
    私は三つ峠駅から山頂、天上山を経て河口湖にくだるコースしか歩いたことがないのですが、新緑や紅葉を楽しむなら(常緑樹ではなく落葉樹)どれが一番おすすめですかね?

    それにしても精力的に登られているぼっけもん さんはじめ皆さんが眩しいです

  • 西東京猛虎会さん、こんばんは♪

     いつもコメントありがとうございます。
     私も、西東京猛虎会さんが今年1月に登られた同じコースで、二度ほど倉岳山に登りました(with 高畑山、with 二十六夜山)が、急坂具合なら下吉田のルートに軍配があがるかなと思いました。が、下吉田ルートはまだ下りで使ったのみで、想像の域をでませんので、西東京猛虎会さんのトライの結果をお聞かせいただけると有難くm(__)m。

     ご指摘のように、私も富士の冠雪が少ないように感じています。今年は既に何度か大寒波到来のニュースがあったこともあり、富士山の姿には意外な感じがしております。また、忘年山行との鋭いご指摘、すっかり行動パターンを見破られていますね(笑)。

     ぼっけもん拝

  • すてぱんさん、こんばんは♪

     いつもコメントありがとうございます。富士を見るなら、空気の澄んだ早朝の時間帯が一番ですよね~。出来るだけ早い時間に登頂できるようにしてはいるのですが…、自宅からの時間的な制約もありこのエリア移動中が一番の見頃になることが多いです。

     そして、なかなか難しい御下問、私は3度昇っていますが、全体としてみれば、すてぱんさんが歩かれたルートにちょっと枝葉がついたような感じで、そう変わらないのが実情です。

     ちなみに、私は5月に三つ峠駅からピストンで登りましたが、新緑が目映いくらいに美しかったのを記憶しています。すてぱんさんの10月の紅葉時期に登られたレコを拝見しましたが、素晴らしい紅葉ですね!これを見てしまうと、やはり、一押しは三つ峠駅からのルート、しかも紅葉時期に軍配が上がるように思います。三つ峠には北口ルートもあるようで、そのうちトライしてみようと思っています。お答になっていないかもしれませんが、ご容赦を(汗)。

     ぼっけもん拝

登った山

三ツ峠山

三ツ峠山

1,785m

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