12月23日(土)は、年末ってこともあり近場で、三浦アルプスと鎌倉アルプスをまとめて縦走して来ました!
通常は、鎌倉アルプス→三浦アルプスが順路なんですが、逆にした理由は帰りに日帰り温泉がつけられるため。鎌倉アルプスを、1.稲村ヶ崎まで行った場合は「稲村ヶ崎温泉」で、2.大船まで行った場合は「野天湯元湯快爽快たや」で、3.港南台駅まで行った場合は「おふろの王様港南台店」で、ひと風呂浴びてさっぱりして帰ることが出来ます。
鎌倉散策は出来ませんが、それはまた次の機会に…。
帰りにどこの温泉に寄るかはその時の気分次第ということで、京急の新逗子駅を6時半ちょっと過ぎにスタート。
2つ目のトンネルの手前を右折しすぐの、葉山教会入口からまずは仙元山を目指します。
7時2分、新逗子駅からちょうど30分で仙元山山頂118mに到着。ちょうど日の出の時刻で、海の向こうには朝焼けに染まる富士山と江の島が!
仙元山から、下の住宅地に下りる道に引き込まれないように進むと、まずは見晴らしの良い刈り払いになった189mピークに着きます。ここからは葉山の湾が良く見えます。
189mピークから少し進むと、仙元山から30分で石仏のある観音塚に到着。ここは展望はありません。
観音塚を過ぎると、道はひとまわり細くなり、スダジイやタブやマテバシイなどの冬なお暗い照葉樹の林と笹藪のトンネルを抜ける、ジャングルのようになってきます。
そんな右も左もわからない中を1時間近くさまよいながら進むと、ようやく送電線鉄塔の下に出て、その少し先が三浦アルプス最高地点の茅塚212mです。ここも送電線鉄塔のピークで山頂標識は無し。三浦半島最高峰の大楠山方面が良く見えます。
そして茅塚から下って登り返すと、8時49分、葉山教会の登山口から約2時間で乳頭山211mに到着。帰りに忘年会予定のどこかの山岳会のグループがいました。
乳頭山山頂は、手書きの山頂標識があるだけだったんだけど、真新しい木の山頂標識がつけられていました。展望は北東側の刈り払いから田浦の港と横浜横須賀道路が良く見えます。
乳頭山からは、馬頭観音経由で東逗子駅を目指します。二子山は今回は先が長いのでパス。
意外と長い、でも良い道を延々と下ると、9時44分、東逗子駅到着。駅前のベンチで缶コーヒーを飲みながら休憩。
東逗子駅から線路を渡って、次は神武寺を目指します。意外と近く10分少々で到着。鐘が有名とのこと。
神武寺からさらに上に登ると鷹取山へのハイキングコースにぶつかり、岩っぽい尾根道を、また10分少々で鷹取山139mに到着。
ここは元石切場で、ロッククライミングのゲレンデで有名な山です。実際に、この日も外人さんを含むグループが岩登りを楽しんでいました。
岩の上の山頂につけられた展望台からは、東京湾とさっき登らなかった三浦アルプスの二子山が良く見えます。
鷹取山山頂広場から来た道を少し戻り、柵の隙間からロープを伝って下に降り、六浦の立体交差経由で朝比奈切通へ通じるバリエーションルートの縦走路に入ります。
この道、以前逆ルートで辿ったことがあるのでわかってるつもりだったんだけど、どこで道を間違えたか、わけのわからない分譲住宅地に降りたってしまい、地図を片手にウロウロ。
でもなんとか大回りして、六浦の立体交差から朝比奈切通へ行く信号のところに出て、再び山の中に入ります。
そしたら、また熊野神社の手前で朝比奈切通をパスして下る道に入ってしまい、かなり下ったところから登り直す。
(※この辺、地図は正しいルートにしてあります)
結局、鷹取山から熊野神社まで1時間15分もかかってしまった。ああ疲れた…。
熊野神社から参道を下ると、お待ちかねの朝比奈切通です。岩に素彫りの仏像があります。観光客が結構いました。
朝比奈切通の上からジメジメした道を下り、入口の滝を経由してバス通りに出ます。
出たら道を渡って左折して、沢を渡ったところの2本目の道に入り、山に沿って進むと、小さな天園方面の標識があるので、それを見落とさないようにして、そこから山の中に入ります。
沢沿いの細道を登り切ると、道は鎌倉アルプスの良く踏まれた散策路に出て、そこを右折して真っ直ぐ行くと、天園の茶屋に12時半到着。紅葉は終わってたものの、冬は鎌倉アルプスのハイキングシーズンなので満員でした。
そのまま大平山を目指すと、何と上の茶屋が廃業して更地になっていました。
大平山159mもハイキングの人がいっぱいで、山頂で写真を撮ったらすぐに退散。
ここから戻って瀬上市民の森を港南台のおふろの王様を目指しても良かったのですが、今日は人の多い方に行きたい気分だったので、そのまま建長寺半僧坊上展望台まで行きます。
建長寺半僧坊上展望台から、最後の六国見山へは、いつもの道ではなく、裏の今泉台の分譲地を通る道を行ってみることにしたら、ここで今日3回目のルートミス!明月院の方に下ってしまい、また登り返して、さらに登山道の入口が見つからずウロウロして、結局5分で着くところが20分ぐらいかかってしまいました。
(※ここも地図は正しいルートにしてあります)
でもなんとか登山口を見つけ、六国見山最高地点の三角点147.1m経由で実質的に山頂の展望台に12時半到着。最後の休憩をとります。
六国見山からは、北鎌倉駅を経由して、葛岡ハイキングコースで稲村ヶ崎に行くのが一般的な鎌倉アルプスの縦走コースなんですが、稲村ヶ崎温泉は1500円と高いので、それに休日の午後ということで混んでそうだったので、行ったことのない大船の温泉を目指すことに。
ところがこれがえらく遠かった!
地図を片手になんとか大船駅に到着して、ついでに有名な大船観音に寄って行こうかとも思ったんだけど、さすがに面倒なので、駅で写真だけ撮ってパス。
そして駅西口に渡り、川をさかのぼること20分少々、14時37分、予定の14時より30分以上かかって、ようやく「野天湯元湯快爽快たや」に到着しました。まあルートミスの時間を引けばほぼ予定通りなんだけども、それにしても最後疲れた…。
野天湯元湯快爽快たやは、野天湯元湯快爽快って温泉はどこかで入ったことがあるので、そこのチェーン店なんですが、泉質は、エスプレッソな底の見えない濃厚な黒湯のアルカリ泉で、結構良いお湯なので、鎌倉からちょっと遠いですが、行ってみて損はない温泉です。
お風呂は内湯と露天とサウナが2つで、この手のスーパー銭湯系では普通。当然食堂やマッサージもあります。
ここで1時間少々ゆっくりした後、帰りはすぐ目の前の山王というバス停から、大船駅西口までバスで戻りました。バスは1時間に3本あるから、行きもバスで来た方が楽だったかも…。
大船駅に戻って来たので、帰る前に飯を食って行こうと、まず最初に目についたつけ麺の店に入ったら、不覚にも武蔵小山にもある三ツ矢堂製麺の大船店で、しょうがないから季節の新メニューらしき「味噌ちゃんこつけ麺」1080円なりを食べました。
ちゃんこ風つけ汁に熱々に熱した富士山の溶岩が入っている凝った作りのつけ麺なんだけど、味噌の味が濃すぎて、ちょっと前に食べた花月嵐のちゃんこラーメンの方が美味しかったな。
山と道 U.L. HIKE&BACKPACKING BLOG: 鎌倉&三浦トレイル
http://yamatomichi.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html
[トレランコース]鎌倉アルプス、お手軽ハイキングトレイル - ランナーズ
http://www.kyotoken.com/run/2012/01/20120106-kamakura.html
三浦半島縦断トレイルラン大会
http://www.npo-outdoor.com/miura_main.html
三浦アルプストレッキングガイド
http://www.geocities.jp/yokohama94bvs/bs/2014/miuraalpsmap.pdf
鎌倉市/天園ハイキングコース
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/0512hiking.html
ハイキング | 逗子市
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/keizai/kankou/haiking.html
野天湯元 湯快爽快 たや
https://www.yukaisoukai.com/tay/
港南台店 | おふろの王様
http://www.ousama2603.com/shop/kounandai/index.html
【稲村ヶ崎温泉2階リニューアル】海が見える絶景露天温泉
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