行程・コース
天候
【1日目】晴れ後曇り、軽風 【2日目】小雪、至軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
圏央道の「相模原IC」から国道412号線を西へ向かい、「青山」の交差点を左折して国道413号線(道志みち)に入り、さらに西へ向かいます。途中、左折して県道76号線に入り、「青根小・中学校」の先を左折して山に向かいます。ゲートがあるので本来はその手前で駐車しますが、「八丁坂ノ頭分岐」を目指して非常に狭い林道を進んで行くと、道路脇の点々とした空き地に数台駐車が出来ます。「相模原IC」から約21km・40分です。土曜日ですが冬の降雪時期の為、朝の5時40分の到着で、雪をかぶった停めっぱなしの1台だけでした。
この登山記録の行程
【1日目】八丁坂ノ頭分岐下空地(06:40)・・・八丁坂ノ頭分岐(07:05)・・・八丁坂ノ頭(10:00)・・・姫次(10:50)・・・蛭ヶ岳2.5km道標(11:10)・・・蛭ヶ岳1.6km道標(11:40)・・・蛭ヶ岳1.5km道標(12:00)・・・蛭ヶ岳1.2km道標(12:10)・・・蛭ヶ岳0.4km道標(13:05)・・・蛭ヶ岳山頂着(13:45)
【2日目】蛭ヶ岳山頂発(06:40)・・・姫次2.0km道標(07:25)・・・姫次1.6km道標(07:40)・・・姫次(08:35)・・・八丁坂ノ頭(08:55)・・・八丁坂ノ頭分岐下空地(10:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
丹沢山塊は1500m前後の山並みですが、そのほとんどが取り付きが低く、一度入山すると
水平移動距離は余裕で10kmを超えて、積算標高差も1500mを超える、ハードな山塊です。
2日前の2月1日に再び東京で降雪があったので、神奈川県の最高峰「蛭ヶ岳」に登りました。
北側の青根方面から、登り6時間下り4時間の計10時間のピストンの予定で登り始めました。
トレースはかなり古い1人だけです。林道を進み八丁坂ノ頭分岐で右側の登山道に入ります。
山に入りましたが、相変わらずトレースは古い1人分だけで、大量のパウダースノーの為に
「八丁坂ノ頭」までの急登では、アイゼンのグリップが効かないため、疲労困憊の状況でした。
急登の休憩中に一人の登山者が抜いて行きましたので、登山道にトレースが付きましたが
それでも「八丁坂ノ頭」に登り着くのには、かなり時間と体力と汗を費やしました。
「八丁坂ノ頭」からは、気持ちの良い朝日の中を、スノーシューに履き替えて稜線を進みます。
降りたてのパウダースノーのために、スノーシューでもかなり苦労して稜線を登って行きます。
追い抜いて行った先行する方も、どうやら「八丁坂ノ頭」でスノーシューに履き替えたようです。
「姫次」まで時間がかかったので「袖平山」はキャンセルして「蛭ヶ岳」に向かい一度下ります。
パウダースノーの中、スノーシューで滑るように大股で下ると「蛭ヶ岳」への登りの開始です。
一段と雪が深くなり、進むのに苦労をしていたら、唯一の先行者が前方から引き返して来て
「この先でトレースが無くなりましたので、ここで下山します」と言われて山を下りて行きました。
仕方がなく、一人ラッセルで登り続け、熊鈴も凍りつく状況でしたが、前方からスノーシューで
下山して来る方とすれ違い「トレースを付けて来ました」と言われて、ちょっと一安心しました。
それでも深い積雪と最後の急登で、「蛭ヶ岳0.4km」道標から山頂まで40分かかりました。
結局、休憩や写真撮影等も含めて、「蛭ヶ岳」山頂まで7時間かかり、山全体がガスで覆われ
始めた為に、当日の下山はあきらめて「蛭ヶ岳山荘」に宿泊しました。
当日は15人ほどの強者(物好き)の宿泊でしたが、山荘のやさしいご主人の話術と今迄の
山頂からの景色の写真の映像を見せていただき、20時の消灯時間まで皆で楽しみました。
翌朝は、昨日自分等が付けてきたトレースで、雪が降る中を4時間もかからず下山しました。
「丹沢山」の山頂に日本百名山の碑がありますが、本当の丹沢の百名山は「蛭ヶ岳」です。
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | サブザック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 |
アイゼン | ピッケル | スノーシュー | ゴーグル |
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