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仙香谷から鈴鹿釈迦ヶ岳

釈迦ヶ岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (キタ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 滋賀県側のエコロジー八風キャンプ場から

この登山記録の行程

スタート地点09:06・・・王子製紙ゲート09:16・・・八風峠登山口09:32・・・T字路10:01・・・中峠登山口10:08・・・八風中峠10:52・・・仙香山11:02・・・仙香池11:06・・・段木尾根分岐11:22・・・大平尾根分岐11:28・・・岩ヶ峰尾根分岐11:50・・・釈迦ヶ岳12:0512:12・・・大蔭12:1612:36・・・釈迦ヶ岳12:39・・・岩ヶ峰尾根分岐12:45・・・大平尾根分岐13:05・・・段木尾根分岐13:10・・・南峠13:20・・・仙香山13:28・・・八風中峠13:35・・・中峠登山口14:02・・・T字路14:12・・・八風峠登山口14:35・・・ゴール地点14:42

コース

総距離
約13.0km
累積標高差
上り約1,127m
下り約1,131m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

銚子ヶ口や雨乞から見た釈迦ヶ岳は大きくて立派だった。ここに登りたいと思ったが、滋賀県側のアプローチはいずれも長丁場で積雪期は厳しい。少し雪量が減った今であれば登れる可能性がある(暖かくなるとヒルさんが元気になるので、遠慮します)。一番近いのは滋賀県側のエコロジー八風キャンプ場から、八風谷を遡行して八風峠に登るか、仙香谷を遡行して中峠に出る。そこから稜線を辿って釈迦ヶ岳を往復する。八風谷より距離の短い中峠への登路を選択。そこまでの林道はひたすら我慢して登る。これに決定。

今日は晴天、無風の絶好の天気。でも、林道にはビッシリ積雪があった。折り畳み自転車を持参したが、八風谷への分岐の先で進むのを諦めた。そこにデポして、ひたすら歩く。ここから、踏み跡はない。雪は締まっているが、融け始めた箇所はツルツルに凍っていた。林道は林業用で、木材を集めるのか大きな広場があり、ここを過ぎるとコンクリート舗装は終わり。T字路を過ぎると谷からの水で道路が寸断しているので車両は通れないが、跨いで通れる。その先から中峠入り口だ。ここから谷を遡上する。谷を渡渉し、左岸を高巻くが、足場が非常に悪い。積雪もあり、足元が崩れる。下には谷。落ちれば大けが、間違いなし。ここは神経を集中して登る。かえって、谷の中を遡上する方がよさそうだ。ここ以外には、材木の渡しが腐食してあてにならない箇所があった。それら以外は問題なく、明るい谷を登る。40分余りで八風中峠に飛び出した。初老の単独行の方が座って休憩されていた。少し話して、釈迦ヶ岳へ向かう。釈迦ヶ岳から降りてくる単独行の若者とすれ違う。次は石榑在住の男性。山慣れた方だ。そのあとは頂上まで誰にも会わなかった。雪面には二人の足跡のみで、釈迦ヶ岳へ向かう足跡はなかった。地面は雪原のほか、踏み固めて凍った斜面、乾燥した地面、ぬかるみなど様々。結構、脚が疲れる。岩ヶ峰尾根分岐から登ったピークでは絶景が楽しめる。北には白山、槍穂高、乗鞍、御嶽、恵那山、中ア、南アだろうか(霞ではっきりしない)。ここから最後の登り。右に見える猫岳で現在地の高さを推し量りながら最後に急登を登りきると釈迦ヶ岳山頂(三角点)。ここも、案外景色が良かった。最高点まで行ってパンをいただく。ここから先週に登った雨乞、イブネ、さらに前に登った銚子ヶ口も近い。その奥には綿向山も見える。雨乞はまだ、結構雪が残っている。
ここから引き返すが、雪や氷、ぬかるみで足が結構疲れたので、中峠から、素直に谷に下った。林道の雪は緩んで重く、脚に堪えた。でも、途中にデポした自転車での下りは快適。非常に効果的だった。雪のない初冬であれば自転車がもっと有効に使えそうだ。

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フォトギャラリー:23枚

林道から八風谷への分岐

林道は途中から全面積雪。朝はしっかり固まっており、雪解け部分は凍結して滑る!

林道歩きを終えて、中峠への入り口(左奥に登ります。登り口は急で、滑りやすい。

登りだしてすぐの仙香谷。とてもきれい。ただし、左岸の雪面の高巻きは、かなり危険。滑落して谷に落ちれば大ケガしそう。

一部凍結

この谷は明るい。もうすぐ、中峠。

中峠

ここを登って、左奥の釈迦ヶ岳を目指す

仙香山を越えてきて振り返る

登る方向のガレ

振り返ると、遠くに竜ヶ岳、静ケ岳、御池岳

釈迦ヶ岳と右の猫岳

伊勢湾が見える

乗鞍と御嶽山遠望

釈迦ヶ岳三角点

釈迦ヶ岳最高点

釈迦ヶ岳最高点からの雨乞岳、イブネ、クラシ

戻る方向を遠望。竜ヶ岳、静ヶ岳から滋賀県側への尾根筋に雪が付いている。奥には御池岳。

中峠から、仙香谷に下る。最初は明るい広い谷

雪原に変わる。

最後は谷を下降。半分融けた滝

ここを下ってきた

ここの右側を降りる。渡してある材木が不安定。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器
アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ オーバーグローブ ロープ カラビナ
安全環付きカラビナ クイックドロー スリング ハーネス

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登った山

釈迦ヶ岳

釈迦ヶ岳

1,092m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間30分
難易度
★★
コース定数
19
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