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GW日光白根山(湯本温泉時計廻り)Part1

日光白根山( 関東)

パーティ: 1人 (take-san さん )

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行程・コース

天候

快晴、気温高し、風強し

利用した登山口

湯元温泉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 藤沢市(神奈川県)自宅を2:00出発一般道で湯元温泉駐車場に6:30着
GW初日でも夜中なので空いていた。

この登山記録の行程

湯元温泉(07:10)・・・前白根山(09:48)[休憩 5分]・・・前白根山分岐(09:56)・・・五色沼避難小屋(10:13)[休憩 30分]・・・日光白根山(11:45)[休憩 45分]・・・分岐(13:05)・・・弥陀ヶ池(13:15)・・・分岐(13:30)・・・五色山(14:00)[休憩 10分]・・・国境平(16:40)[休憩 20分]・・・湯元温泉(18:46)

コース

総距離
約12.2km
累積標高差
上り約1,551m
下り約1,551m
コースタイム
標準7時間55
自己9時間46
倍率1.23

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

GW Part 1 日光白根山偏
湯元温泉からのルートが2ヶ所ある為、前日に日光湯元ビジターセンターに登山道の状況確認のTELをしてみたところ
今年は未だ確認出来て無いとの回答だった。他のビジターセンターでは有り得ない回答に怒りを覚えました。
計画では白根山に向かって右側の「国境平」廻りの反時計回りでしたが、登山届の提出箱がスキー場側にある為、スキー場の駐車場に移動して急遽「前白根山」からの時計廻りに変更した。届けを出していると一人抜き去って行った。
暫くはスキー場ゲレンデ左端を歩き登山口からは残雪が見えてきた。気温が高く早くも2枚脱いだ。
最初目印が見つけられず焦ったが谷から上に登ると見えてきた。それから足跡を頼りにひたすらアイスバーンの雪と柔らかい雪の踏み抜きが残る道を登り稜線に出た。そこで登山口から先に行っていた埼玉からの「I氏」に追い付く。
聞けばアイゼンを持って来なくて大変だったと、見ればストックの抜かり留めのスノーバスケットすら何も付けていなかった。これではペースも落ちる筈、何回も踏み抜きしたとか。
ルートが同じという事で互いに登山話をしながら行動を共にする事にした。暫くすると前白根山に着いた。
振り返ると明日登る予定の「男体山」が中禅寺湖を従え良く見えた。標高的には大差無いが登山道はかなり急坂に見えた。
ここでようやく下からから見えなかった目的地の「白根山」を拝めた。(外輪山が邪魔をしてここまで登って初めて見えるか、遠くから見えるかしか無い)目標の眼下には凍り付いた大きな五色沼が見えその奥に白根山がそそり立っていた。見るからに迫力があり気品高い存在に見えた。一旦降ると「五色沼避難小屋」があり覗くと無人だった。この時間に居ないか?
下まで降りたせいかこれから昇る頂きはかなりの迫力と急坂に見える。近くの大きな石の上でティタイムしていると後からI氏がやって来た。雪はかなりあるが登るしかないので雪の無い所を目指し進んだ。もうルートが解らずひたすら山頂を目指した。幸いにも急坂にも関わらず滑り難く歩き易かった。お昼少し前に山頂登頂。急いで写真を撮り終えて、昼食を食べ未知の下山ルートをGPS頼りに進む事に、雪で殆ど道筋が判らない。急な降りでアイゼン装着を余儀無くされるも「I氏」は持って無いので片方を貸して下った。お互いにスキーの経験があるので何とか乗り切った。
想えばピストンでも良かったが、雪の降りが難しいと言う事でこちらのルートを選んだが情報が何も無い。道導も殆ど無い。
同じルートを行く2人組が居たので安心したが彼等も初めてと言う事で途中の崖をショートカットして行ったらしく見えなくなっていた。
腹を括りお互いに地図とGPSを頼りに「五色山」目指し進んだが、そこを通り過ぎ「前白根山」方向に向かってしまった。
気付いた時はかなり降ってしまったので、急な雪渓を横切り本ルートに戻ろうとしたことが大きな失敗だった。
簡単に戻れると思ったのがそもそもの間違いで身丈程の笹藪を藪漕ぎで10以上の沢を乗り切る事になってしまった。沢山の笹で足下も見えず何度も滑り落ち掴まる木も少なく笹を素手で掴み横に移動しているつもりでも実際には急斜面の為下に落ちて行ってしまっていた。GPSで何度も確認するもどんどん下に落ちて行きどうする事も出来なかった。途中離れ離れになり本当に遭難の危機に陥ってしまった。掴む笹も素手で掴ま無いと滑ってしまい、傷だらけで握力も無くなり、何度も数メートル滑落しながらようやく合流する事が出来た、落ち着いて本ルートの60M近く迄来て、今度は横ではなく真上方向に最後の力を振り絞り必死に昇った。2.5時間彷徨い続けてようやく本ルートに出た。昼に水を使い果たし喉がからからで脱水状態気味でそこにあった雪を2人で掘り口の中に、そこからのルートも荒れ果てていて下山出来た時はヘッドライト着用の18:50でした。真っ先に自動販売機に飲み物を買いに行ったのは言うまでもありませんでした。
クタクタで「立寄り湯」、「奥日光高原ホテル」¥1000に行き、何かの縁と言う事でLINEの交換をし、別れました。
彼はそのまま帰宅し、自分は当初早目に下山してキャンプ場でテント泊のつもりが、夕飯も食べる事も無く疲れ果てて車中泊で就寝しました。明日の「男体山」登山は体力を使い果たした為諦めようと、、、、、、、、、、、、、
* 教訓
① GPS機器又はスマホのGPSソフト必須
② 道に迷った時は元の場所まで戻る勇気
* 立寄り湯
奥日光高原ホテル  http://www.okunikko-kougenhotel.com

2日目(男体山)に続く!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 医療品 行動食

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登った山

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