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秦野から登る、大山〜ヤビツ〜塔ノ岳(一泊二日)

大山、塔ノ岳( 関東)

パーティ: 1人 (VAN さん )

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行程・コース

天候

1日目:晴れ、南の風。2日目晴れ、午後より時々曇り、南〜南西の風。

利用した登山口

ヤビツ峠   大倉  

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:小田急秦野駅
復路:神奈中バス大倉BS - 小田急渋沢駅

この登山記録の行程

【1日目】
弘法山公園入口(04:45)・・・弘法山(05:34)・・・善波峠(05:55)・・・念仏山(06:24)・・・高取山(07:04)[休憩 16分]・・・鶴丸分岐(07:27)・・・不動越(07:38)・・・浅間山(08:24)・・・蓑毛越(08:33)・・・16丁目(10:32)・・・大山(11:08)[休憩 52分]・・・ヤビツ峠(13:38)[休憩 7分]・・・護摩屋敷の水(14:11)

【2日目】
護摩屋敷の水(05:56)・・・二ノ塔(07:10)・・・三ノ塔(07:26)[休憩 6分]・・・烏尾山(08:03)・・・政次郎ノ頭(09:00)・・・新大日(09:24)・・・木ノ又小屋(09:40)・・・塔ノ岳(10:14)[休憩 82分]・・・金冷シ(11:55)・・・花立山荘(12:09)・・・茅場平(12:25)・・・小草平(12:42)・・・駒止茶屋(12:58)・・・雑事場ノ平(13:28)・・・観音茶屋(13:42)・・・大倉(14:06)

コース

総距離
約27.2km
累積標高差
上り約3,038m
下り約2,825m
コースタイム
標準14時間30
自己14時間53
倍率1.03

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

元々は大山と塔ノ岳の2つの登山計画だったものをピコ太郎並みの強引さで合体させたものが本計画である。

1日目
秦野に前日泊。早朝の弘法山公園入口からスタート。
足元の石に大山山頂付近でも見られる牡丹岩がある。ノジュールのようなものかと思っていたが帰って調べてみると、できる過程はノジュールとはまったく違うようだ。びっくりである。
権現山に展望台あり。富士山、箱根、丹沢山塊がよく見える。
念仏山から454mピークにかけて木の根の多い登りあり。
割といいペースで歩けたので、計画にはないが蓑毛越から阿夫利神社下社に立ち寄ることにする。途中ヤマビルが多いところを通るので、足元にディート成分入り虫除けと飽和食塩水をスプレーして進んだ。そのおかげかヒルにあうことはなかった。
ここまで時間帯も早く出会う登山者も少なかったが、下社から大山山頂までは大変な人出だった。
ヤビツ峠から青山荘までの登山道は涸れた沢沿いを行くが荒廃している。ピンクリボンを辿れば迷うことはないが、沢に水が流れている時はこのルートは使えないだろう。
青山荘は喫茶店やバーベキューの客はいたが、夜は自分一人だけだった。持込テント泊1人1泊1500円。ビールは1本350円(小袋おつまみ付き)。良心的な価格設定に感動。つい2本も買ってしまった。事前予約すれば風呂も使えるそうだ(別途料金)。1900時、酔いと疲れで泥のように就寝。

2日目
0300時起床。0540時出発。護摩屋敷の水を補給。暑くなりそうなので2L持つ。
塔ノ岳に行くならヤビツから表尾根がいい、とどこかのブログに書いてあったのでこのルートを選択。確かにこのルートは明るく開けた尾根道で眺めがいい。痩せ尾根あり鎖場あり、この時期は花も咲いて楽しい。山歩きの魅力が凝縮されたようなルートだ。
登山道はよく整備されていて崩落箇所には迂回路が設置されている。
行者岳から政次郎の頭に向かう途中、左の鎖場に降りるべきところをまっすぐ進んでしまい、間違ったルートに踏み込んでしまった。途中で踏み跡がなくなったので気づいたが、ぼんやりしてるとそういう事もある。
道中は暑かったが、塔ノ岳山頂は南西の風が強く寒かった。汗冷えしないようウィンドブレーカーを着て大休止をとる。
下山は大倉尾根を下る。下りは苦手なので後ろからくる人に先を譲りながら歩く。ほぼコースタイムのとおり大倉に到着。バス停の手前でビールを売っていた。素通りできるはずもなく1本購入、350円也。大倉1436時発のバスで帰路につく。

積算標高差3000m以上。わりとハードな山行だったが、夏に計画している登山の標高差とほぼ同じなので、歩ききったことで自信がついた。
全装備重量16kg。もっと軽量化減容化に努めたい。
トレッキングポール は使わない派だったが、今回初めての実戦投入。大山〜ヤビツ峠の下りと塔ノ岳〜大倉の下りで使用した。
まだ練習の段階でポールさばきもたどたどしいが、木の根につんのめって転倒する恐れやザレた下りでスリップする心配が減るのが良い。体力的なものより安心感からくるストレス軽減効果が大きいように感じる。スピードアップ効果はまだ未知数。

携帯水量
1日目:0.5L+0.5L(阿夫利神社下社で補給)、使用水量1.0L(スポーツドリンクとして)
2日目:2.0L、使用水量1.7L(スポーツドリンク、コーヒー、昼食調理用、みそ汁として)

気温参考値
1日目:13〜25℃
2日目:10〜27℃

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フォトギャラリー:59枚

弘法山公園入口。スタート。

牡丹岩。大山山頂付近でも見られる。

江ノ島。

弘法山に猫。

鹿柵をくぐって…

鉄塔下をくぐる。(定番アングル)

高取山山頂から大山を望む。

阿夫利神社下社が見える。

浅間山電波塔の東側、木の根元に三等三角点あり。

蓑毛越を通過。ヒルゾーン(HILL ZONE)に突入。

ディート成分の虫除けと飽和食塩水の二段構え。

阿夫利神社下社。

大山名水を補給。

山頂を目指す。

自分でお祓いをして入山。100円を払い道中安全のお札をもらう。

山頂は大変な混雑。

山頂周辺のトウゴクミツバツツジが見頃。

これから目指す塔ノ岳が見える。

ヤビツ峠に向かう。

トレッキングポールを実戦投入。

ヤビツ峠の自販機で買ったジュースは冷えてなかった…。

駐車場奥から青山荘を目指す。

沢沿いを歩くが道は荒れている。ピンクリボンをたどる。

タニギキョウ。

本日の野営地、青山荘到着。

宿泊者は自分1人のみ!

そんなことはどうでも良い。とりあえずビール。

テント場の夜明け。

護摩屋敷の水を補給。

三ノ塔避難小屋。

中を拝見。

三ノ塔ー烏尾山間の最低鞍部。痩せ尾根が崩落してる。

行者ヶ岳から政次郎の頭に向かう途中、山の斜面のシロヤシオツツジが満開になっていた。見事。望遠200mmでこれが精一杯。

この先をまっすぐ奥に進んでしまった。正しくは案内板のとおり左下の鎖場を下る。

政次郎の頭手前は大きく崩落している箇所あり。

フデリンドウ。ほんとうに小さい花。

ツルシロカネソウ。

塔ノ岳山頂付近。ヤマザクラがかろうじて咲き残っていた。

塔ノ岳山頂到着。

富士山にかかる笠雲。

いい天気。帰りたくない…。

下山開始。大倉尾根に向かう。

昨日のスタート地点がよく見える。

大倉BS到着。ゴール&ビール。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター カップ
クッカー カトラリー

みんなのコメント

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登った山

大山

大山

1,252m

塔ノ岳

塔ノ岳

1,491m

弘法山

弘法山

235m

鳥尾山

鳥尾山

1,136m

新大日

新大日

1,340m

高取山

高取山

556m

三ノ塔

三ノ塔

1,205m

二ノ塔

二ノ塔

1,144m

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