行程・コース
天候
薄曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
御池駐車場に駐車。国道352号線沿いです。
ただし5/12現在、新潟県・福島県県境は冬期通行止め中。新潟県側は奥只見湖周辺宇津野から、福島県側は御池までが規制中でした。よって御池駐車場が福島県側から行ける最奥部になっていました。
6月以降解除されるようですが、ご注意ください。
通行止めされている場合は福島県側(檜枝岐側)からアクセスすることになります。
この登山記録の行程
0630 御池駐車場着
0700 登山開始
0800 広沢田代
0850 熊沢田代
0950 8合目
1020 爼嵓
1110 柴安嵓
1200 爼嵓(下山のため通過)
1440 下山
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山口を入るとまず木道が現れます。
少し歩くと直進すると見晴、左折すると燧ケ岳御池登山道になる分岐が現れるので左折します。少し木道を歩き進むと登山道になります。最初は雪は少なかったですが、間もなく雪だけの道になります。
ただし広沢田代、熊沢田代は雪解けにより木道が現れていました。アイゼンを付けたまま歩くのは木道を損壊することになるので、可能な限りツボ足で歩くのが面倒がないと思いました。
コースは緩斜面と急登が交互にやってくる感じです。
登山開始後は比較的ゆるやか。この時期は水芭蕉の先初めで、群生も見れました。
しばらくすると急登区間が現れます。これが結構急なのでばてないように気をつけました。
広沢田代では緩やかに呼吸を整えながら、風景を楽しむ。
その後急登がまた来ます。
次の熊沢田代ではまた一息入れられます。景色もよく、ベンチもあるので休憩に良いスポットだと思います。
熊沢田代を越えると爼嵓までスキー場のゲレンデを登るような急登とトラバースが延々と続きます。常に歩き続けるのではなく、小休止を織り交ぜたほうがいいと思います。森林限界も突破するので、振り返ると会津駒ケ岳がデカデカと存在感を発揮しています。
爼嵓のピークは岩稜帯です。爼倉到着まではアイゼン装着で良いですが、俎嵓上での移動と柴安嵓への乗越までの下りはアイゼンなしのほうが歩きやすかったです。
乗越にたどり着くと、燧ケ岳の核心部?となる壁のような急登の登攀が待っています。ここで再度アイゼン装着し、トレッキングポールからピッケルに持ち替えます。ステップを切りつつ、ピッケルをしっかり打ち込んで支点にしつつ登っていきます。意外と高度感はあまりなかったです(当方、高所恐怖症ですが大丈夫でした)。
壁を登りきるとすぐに柴安嵓のピークが来ます。燧ケ岳の最高地点です。
尾瀬ヶ原や尾瀬沼、もう一つの尾瀬の盟主である至仏山がよく見えます。
下りもアイゼンとピッケルで、自分は後ろ向きに降りていく感じにしました。意外と怖くはなく、登ってくる人とコースをずらして降下していきました。
そこから俎嵓への登り返しが今回の登山の最後の登りです。アイゼンなし、トレッキングポールを必要に応じて使う感じ。
俎嵓からは木道以外はアイゼンとトレッキングポールを使う感じでしたが、雪の腐りがひどく雪団子がすぐにできたり、足場がずるずる崩れたりするので、広沢田代以降はツボ足に切り替えました。足場を切りながら降りる、ってときはツボ足のほうが抜群に安定するんですね。
登山口に連絡する木道に出る直前で夏道と同じルートに降りてしまい、雪解け水による川と急斜面の下降になってしまい、たまたま居合わせた他の登山グループの方たちと悪戦苦闘しながら降りました。
トレースが複数存在している箇所があり、登りはともかく下りでは間違ったほうに行くと藪漕ぎになったりします。ピンクのリボンがルート上にあるのでそれを見落とさないようにしたいところです。最後の最後で道がどっちか考えていると、登山グループの方がこっちだよ!と声をかけてくれたのは本当に助かりました。
燧ヶ岳や至仏山は道迷いが多い山であるそうです。今回はGPSをもっていき都度確認しつつ、歩いたことで最後以外は特に道迷いの心配はなかったです。視界不良の時にも使えるので今後は必携ですね。
てなわけでビビりながらも無事に帰ってこれてほっとしました。
もっと技術と知識を身につけなければ。
フォトギャラリー:20枚
御池駐車場の奥に登山口があります
登山口に入るとすぐに分岐。左に行きます。
水芭蕉の群生がいました。
広沢田代
熊沢田代
俎嵓への急登が始まります
急登が終わると8合目。ここからはトラバースしながら登ります。
俎嵓のピークが見えました
爼嵓
おくに柴安嵓
三角点は俎嵓にあります
至仏山と尾瀬ヶ原も視界に入ります。
一旦乗越へ下り、柴安嵓へアタックします。ここでピッケルの出番です。
登ってる最中に写真撮ってる余裕がなかったので一気に柴安嵓山頂w
柴安嵓からみる至仏山と尾瀬ヶ原。
この間の日曜日は至仏山からこちら側を見ておりましたwまさか1週間の間に両方登るとは思いませんでした。
柴安嵓から見る俎嵓
下りもなかなか大変でしたわ
下山のため、一旦俎嵓に登り返します。
下山。靴洗い場があるのはとても助かります。
食堂が営業していたので腹ごしらえ。
きのこけんちんそば
見たことのないきのこもあっておいしかった!意外とボリューム感ある
なぜか鶏のから揚げも。うまし。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 健康保険証 | 行動食 |
| トレッキングポール | GPS機器 | スリーピングマット | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル |




