行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅(6:15) → 圏央道、中央道、東富士五湖道路で河口湖IC → R139を経て田貫湖キャンプ場駐車場(8:25)
この登山記録の行程
田貫湖キャンプ場駐車場 → 休暇村富士 → 東海自然歩道合流点 → 長者ヶ岳 →
上佐野分岐 → 天子ヶ岳 → 林道横断点 → 天子の森キャンプ場 → 休暇村富士 →
田貫湖キャンプ場駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
どこにいけば今シロヤシオが咲いているのだろう・・・今年も会いたいなとの思いから富士山の西側、田貫湖近くの長者ヶ岳、天子ヶ岳に登ってきました。近頃バタバタしていて大きい富士山をみてスカッとしたいのもあってこの山域に。
田貫湖西側に隣接してそびえる長者ヶ岳と天子ヶ岳。ともにその山名はその昔、長者ヶ池と呼ばれた田貫湖周辺に残る炭焼長者の伝説に由来するらしい・・・「お告げで長者と夫婦となった天子の姫君。この姫が亡くなった折に埋葬した地が天子ヶ岳で、ともに埋めた装飾具からはツツジが自生した・・・。」
と、前置きが長くなりましたがとにかく私の頭の中はシロヤシオに会えるのだろうか、きれいな富士を見られるだろうかの思いで出発しました。
到着した田貫湖キャンプ場駐車場は200台ほどが無料で停められ、しかもスタートから
見事な富士山が見送ってくれます。田貫湖キャンプ場は金曜日に利用した方も多く、のんびりしている方や片付けしている方が見られました。とてもきれいなキャンプ場でした。
そんな家族連れを横目に休暇村富士に向かって歩きます。途中、田貫湖と富士山のベストショットを撮影。
休暇村富士の裏にある登山道から出発。この辺りにも車が停められるスペースがありました。東海自然道の主稜線に出るまでは300m強登りますが、その後も長者ヶ岳まではひたすら
登りが続きます。久しぶりのちゃんとした登山にバテていましたが、すれ違った方の「長者ヶ岳山頂裏のシロヤシオが満開だったよ~」とのお言葉に元気が出ました!
長者ヶ岳山頂ではまず目の前に見事な富士山と眼下には田貫湖の絶景が広がっており、うわ~と感動。そして空腹には勝てず昼食をとってからシロヤシオ撮影へ。山頂から天狗岳方面にわずか下りたところに1本満開の見事なシロヤシオがありました!!夢中で撮影してまた山頂に戻ります。山頂は富士山のほかに南アルプスの山々も望見できるのでお見逃しなく。
その後、天子ヶ岳まではシロヤシオとトウゴクミツバツツジのスポットが続きます。長者ヶ岳から天子ヶ岳まではいったん100mほど下りるのですがやはり標高が少し下がるとシロヤシオは終わりかけていました。再び天子ヶ岳付近で満開のシロヤシオに遭遇。
天子ヶ岳からは急な岩交じりの斜面となり、注意しながら下りていきます。これがとても長く感じました。新靴慣らしも兼ねていたので足もだんだん痛くなってきて・・・。このあと
林道もものすごく長く感じてやっとのことで駐車場に着きました。このあと、時間があれば白糸ノ滝と音止ノ滝も見たかったのですが、思ったより遅くなってしまったので断念。
帰りはGW明けの最初の週末だからなのかさほどの渋滞もなく帰れました。やはり久しぶりの登山で体力の低下がよくわかって、これからはもっとまめに行かないとなあ、と思いました。
フォトギャラリー:83枚
田貫湖キャンプ場駐車場に着きました。すでに前泊の方の車も泊まっていますが、200台停められるらしく、まだまだ空きもありました。富士山が素晴らしいです!!
まずは田貫湖に沿って歩きます。車道より湖畔の雰囲気が良いです。
田貫湖、初めて来ましたが、とても雰囲気の良い場所です。
ここでキャンプをする人の気持ちがよくわかる・・・
金曜日の夜に泊まった方もいるのですね。羨ましい~。
後ろには富士山がそびえており・・・行ってきます!
田貫湖と富士のベストショット。この角度から見る富士山、とても新鮮です。
湖畔へ続く道。
いいなあ、こんなところでのんびりテント泊したい・・・
休暇村富士です。
裏に長者ヶ岳登山口の道標があり、
その奥に駐車スペースがありました。ここに停めてピストンもアリかもしれません。
車の奥に登山口。
始めは薄暗いです。
ヤマアジサイはまだですね。
先行する登山者。
だんだん新緑になってきました。
そういえばここは静岡県なのですね。
東海自然歩道の合流点です。ベンチがありなんとそこからは・・・
富士山が眺められる場所となっております♪
大沢崩れの偉容が望めます。
こちら側は雪が少ないですね。
ただのカラスですが、こうしてみると絵になりません?
先ほどの田貫湖。
長者ヶ岳までまだあと1.1km・・・
崩壊している階段を登ります。
なんと、ボランティアで階段の修復をしている方がいらっしゃいました!頭がさがります<m(__)m>
いい道ですが結構バテます。
ようやく長者ヶ岳山頂に到着です。二等三角点があります。
山頂の様子。富士山を見ながらランチできます。
ここから見る富士も美しいです。
山頂東端からは北岳から聖岳まで見えますよ。
そして天狗岳のほうに向かう道のほうにわずか下りると満開のシロヤシオが立っていました。
前回シロヤシオモドキをアップしてしまったので・・・汗。今度は本物ですね!
よかった~、終わってしまっていないか心配でした。
あまりの感動に一人でしばらく写真撮影していました。
清楚なそのお姿、よろしければご覧ください。
こちらもきれいでしたよ。
山頂に戻ると、パラグライダーが飛んでいました。
富士山を見ながらなんて贅沢ですね~。なんとも羨ましい!
さて、では天子ヶ岳に向かいます。下にある植物はコバイケイソウでしょうか?
標高が少し下がるとシロヤシオは少し元気がないように思います。
下向きに咲いています。もう終わりでしょうね。
モミジでしょうか、カエデでしょうか、葉の先が赤くてきれいです。
このような岩がゴロゴロの場所にもシロヤシオが立っていました。
上佐野分岐。
ここからまた登り返しです。
標高が上がってくると再びシロヤシオは元気な姿に。
見事な大木も多数ありました。
天子ヶ岳山頂付近です。
展望台があるようなので行ってみましょう。
そこからも富士山がバッチリ見えます。
天子ヶ岳山頂は眺望はあまりありませんが、ブナやミズナラ、ヒメシャラなどの美しい樹相が見られます。
気持ちが良いのでここで休憩。
では下山開始。
白糸方面へ。
ツルキンバイかな。
田貫湖方面へ。
スカイ朝霧。パラグライダーの発着地でしょうか?スキー場のゲレンデみたいです。
林道をひたすらテクテク・・・
ヤマアジサイがもう咲いていました。
天子の森キャンプ場は今はやっていないようです。
車道ではなくまた湖畔を歩いて駐車場へ向かいます。
家族連れやカップルでいっぱい。こんな中一人登山服で通り抜けるのは勇気がいりました・・・
そして駐車場に到着。早く靴脱ぎたいです~。お疲れ様でした!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | 地図 | 腕時計 |
カメラ | 修理用具 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
トレッキングポール | GPS機器 |
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