• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

瑞牆山「思い立ったが6月ひとり旅・富士見平ピストン」

瑞牆山( 関東)

パーティ: 1人 (もりー さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

瑞牆山荘  

登山口へのアクセス

電車
その他: JR韮崎駅より、韮崎瑞牆線バス(2番乗車口)よりバスにて瑞牆山荘へ。

この登山記録の行程

【1日目】
瑞牆山荘(13:00)・・・富士見平小屋(13:50)

【2日目】
富士見平小屋(06:30)・・・瑞牆山(08:20)[休憩 120分]・・・富士見平小屋(11:50)[休憩 110分]・・・瑞牆山荘(14:10)

コース

総距離
約5.2km
累積標高差
上り約965m
下り約965m
コースタイム
標準5時間
自己4時間40
倍率0.93

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回もソロで行ってきましたー。
周回コースとピストンと迷ったのだけど、富士見平小屋までの行程で、体力なくねってのと、腰痛の懸念もあり、ピストンにしようと決めたのです。

そんな訳で、前日に韮崎駅よりバスで瑞牆山荘まで。ここも富士見平もさいきんの山小屋は設備や食事がすごいのね。金峰や瑞牆は人気だからだろうか?食事メニューなどにびっくりしましたよ。

瑞牆山山荘からは左手に登る感じで50分くらい。途中、瑞牆山を眺めることが出来る絶景ポイントがありますよ。たしかベンチもあったかな?
なにせ瑞牆山は、緑の山に岩岩が突き出たような、そのなんとも言えない景観はとても美しい。あの山に登るんだと思うと、途端にテンションは跳ね上がる!
また山きたなーなんで山登るのかなーなんていつもの疑問はこの時から吹き飛んでいたのです。うきうきのまま、富士見平小屋に到着。
まずテントを張るために、小屋に行き1000円を支払う。これにはトイレ代(100円)も含まれる。
ここのテント場はとても広くフラットな場所が多くとても良いです。ある程度の間隔を置いて贅沢に使える。ファミリー用の場所も隔離されてあったりしましたよ。小屋の前にも登山客が使える机が10個くらいはあったかな。
またここは水場が降りて3分くらいのところにあり、天然水を汲み放題です。

初日は13時くらいに着いたので、のんびりコーヒー淹れて本読んで、日本初という山小屋地ビールをくいっとやった。ついでに小屋で売っていた可愛いてるてる坊主の編み物をお土産として買った。これは外国スタッフの方が作っていて、売値600円のうち半分は何かの基金に寄付されるとのこと。これから山の前日はこのてるてる坊主をつるします。とてもよい。

夜は星空を眺めて、すこし散歩して、テントで本を読んでたら寝てしまった。

翌朝、4時くらいには皆さんざわざわし始めて釣られておきました。朝コーヒー飲んで、6:30頃に瑞牆山に向かう。

小屋の左手からいっとき登るが、どんどん下りとなります。途中小川山との分岐があり、軽く行っちゃう?と思ったけど、後で聞いたところ、クライミングの聖地のようでした。iPhoneでちらっと調べたら、標高も瑞牆より高い2400mオーバー。距離も遠い。とても浮気心でいくとこではないねと…ネット繋がって良かったよ。あ、この山は割と電波入ります(Softbank)
さらに下り、石がゴロゴロした小川のようなところに出る。天鳥川の源流かな?
さらに数歩先には最初の椅子と丸太がある。その奥には巨石と奥に続く階段だ。瑞牆山ーきたーって感じです。しばらく登ると、変な大岩の下の隙間に小枝がたくさん立てかけてあった。あとで知ったけどこれが桃太郎岩でした。

ここら辺から急登になっていき、石や岩もちらほらと。チェーンもたまにありました。でもキチンと集中すれば危険なところはあまりない印象。トレッキングポールもこの山はなくてもいいかもしれません。でも手袋は忘れずに。

途中にはシャクナゲも結構咲いていた。けど他の花はあまり見れなかったなあ。しばらく行くと、巨石が空に覆いかぶさるように現れる。これを右手からスルーして行き超えたあたりで、芝生広場との分岐がある。後ろを振り返ると、空もすこし見えて、山々が見えているのよ。なんて言うか山の景色っていつ見ても良いのだよね。すがすがしくも静かに心のうちでワーっとなる。

ここからは小一時間程度の登りです。あれっと間にワイワイ声が聞こえてきて、山頂やーー!とうきうき。8:30くらいに到着。
久々の晴れの山頂で風も少なく最高すぎた。富士山や南アルプス、金峰の五丈岩も(ちっさく)見えたよ。眼下には、大ヤスリ岩。今日はクライマーの方おりませんでした。八ヶ岳は雲で拝めず。金峰山の稜線綺麗だったなーと思い出したりと、パノラマ写真を撮って、もうなんか感激。やっぱり山頂は格別なのです。

一通り眺めて心ふるふるしたので、ご飯の支度のための場所探し。この山頂は、やはり巨石の上にあるようで、フラットな場所は少なく、人がそんなに落ち着けるスペースもない。たまたまおれは右の隅っこの絶壁、へんな水溜りのある岩のところ、大ヤスリ岩を真下に見えるちょい斜めってる場所を陣取れたのです。

すっかり気に入ってしまった、たらこ雑炊とキャベツと鮭のちゃんちゃん汁(初)をお湯で戻す。ちゃんちゃん汁おすすめ。
その後、コーヒーを挽き、コポコポさせながらタバコをぷー。一口目ではぁぁんと声出したら、横にいたおじさんがコーヒー美味いすよねと話しかけてくれた。金峰や常念のこと、冬山は乗鞍からやったら良いよとか、白馬の明け方に入る温泉は東向きで日の出がヤバイよとか、いろんな話をしました。とても熱く嬉しく、ありがとう、とてもね楽しかったです。そんなこんなで晴れていて無風で景色も終始良い天国になんやかんや2時間くらいいたのです。
ふと立ち上がり周りを見ると、この時間になると人はごった返してた。10時前には行かないと山頂でご飯なども厳しいかもしれないです。

帰り道はさくさくと。不思議と腰も治ったのか全然痛くない。こりゃあと3〜4時間は歩けるなとか調子に乗りかけけど、やはり自然の中と、おじさんの言っていた身体を動かすこと(入酸素運動)の賜物なのかしら。山ってだから素敵だ。だから好きだ。みんな大地からの恩恵を身体で感じたらいいのになといつか山で踊っていたあの日を思い出す。
そうそう帰りもトレッキングポールは一切使わず。トレッキングポールってザックにつけるのもたまに樹々をくぐった時とか引っかかるし、ほんとは持っていきたくない。でもあるとすげー楽なのでつい持って行ってしまう。この山は要らないよ!とか事前に分かるといいんだけどなー。そんな訳で瑞牆はたぶんなくて良いです。

富士見平小屋に戻って、コーヒーを淹れるか迷ったけど、ミルを洗うのもちょっとだるくなってたので、山小屋のハワイコナといちじくのケーキのセット(1500円)を頼む。周りの方々は中華丼やきのこうどん(売り切れてた)をむしゃむしゃ、あたいはケーキを堪能。キウイのジャムがついてて、これが美味。

テントを片して、14:20のバスに乗り込むために走り下りる。この時間でも15人くらい並んでた。私は立ちでした。やはり人気の山なのだな。

14:42に日帰り入浴「増富の湯」バス停に着く。次の15:42までにひとっ風呂浴びないと!もう少しのんびりしたいのだけど、これより後は時間持て余すし、韮崎からの電車的に、15:42発〜16:35着に滑り込みたかったので、がんばった。

のんびり旅となった今回は、瑞牆を見ながらの周回コースを楽しみにしていたけど、ピストンで短い登山時間の分、他でのんびりとできてとても楽しめた。
今回も山部のみんなとは行けずに、単独行となった。ひとりの旅は全てが自由で楽だし、そもそも山行なんだから最高に楽しい。でもたまに寂しくもなるし、山頂で、わーーってのをみんなと分かち合いたくはなるよね。また次回、いきたいのですよ、みなさん。
さあさあ、次早くいきたーい。

続きを読む

フォトギャラリー:82枚

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 ロールペーパー 行動食 テーピングテープ トレッキングポール ライター
カップ

この山行で使った山道具

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

瑞牆山

瑞牆山

2,230m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

瑞牆山 山梨県

瑞牆山荘から瑞牆山往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間
難易度
コース定数
21
瑞牆山 山梨県

花崗岩の森に新たにできた周遊コース

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間50分
難易度
★★
コース定数
23
瑞牆山 山梨県

みずがき山自然公園から不動沢を経て瑞牆山周回 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間50分
難易度
コース定数
24
登山計画を立てる