行程・コース
天候
晴れ後曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
中央高速・伊那ICで降り、361号線と152号線を走って仙流荘へ。バス乗客用の駐車場にマイカーを停め、北沢峠まで約55分。
この登山記録の行程
北沢峠(5:00)⇒ 双児山(6:10/6:30)⇒ 駒津峰(7:00/7:15)⇒ 甲斐駒ヶ岳(8:10/8:50)
⇒ 摩利支天分岐(9:05)⇒ 摩利支天(9:15/9:25)⇒ 摩利支天分岐(9:35)
⇒ 駒津峰(10:05/10:15)⇒ 仙水峠(10:55/11:10)⇒ 仙水小屋(11:30)
⇒ 長衛小屋(11:50)⇒ 北沢峠(12:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今日は2日目。前日は仙丈ヶ岳に登って、北沢峠のこもれび山荘に宿泊したので5時スタート。が、5時でも宿泊者約20名中、最後発。皆さん朝が早い・・・。
甲斐駒ヶ岳は2年前に黒戸尾根からの日帰りピストンで登りましたが、その時は雨で山頂からの眺望ゼロだったので今回はそのリベンジ。また、黒戸尾根からと北沢峠からとで、どのように印象が違うかを体感することも目的。まずは双児山を目指して登ります。
スタート早々なかなかの急登。樹林帯なので眺望なし。修行です。これに1時間ほど耐えると双児山到着。仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰三山の景色が素晴らしい!双児山からは一旦下ってから駒津峰に登り返します。なだらかな山容の駒津峰ですが、意外と地味~に太腿にきます。山頂に着くとその先には真っ白いピラミッドのような甲斐駒ヶ岳の威容。物凄い迫力ですなー。黒戸尾根からだとこういう姿を見ることはできません。
駒津峰からは岩稜歩き。岩場に慣れてないとちょっとハードかも。8合目の六方石に着くとその先で巻き道ルートと直登ルートに分岐しますが、好天に恵まれたので迷わず直登ルートへ。このルート、黒戸尾根とは違って鎖や梯子のような人工設置物は一切なく、岩の取っ掛かりだけが頼り。「落ちたら終わり」の箇所もありますし、背が低く非力な人にはキツイと思われる大きな段差の箇所もあり。自信がない人は巻き道ルートがおすすめです。あくまでも自己責任で。
岩場をやり過ごすと白い砂礫のザレ場。足下はズルズル。また、マーキングがまばらでコースアウトしやすく、踏み跡とわずかなテープを追うしかありません。大体のイメージとしては、ザレ場に入ってしばらくは右上に登り、黒戸尾根からの稜線が見えてきたら左上に登る感じです。すると、いきなり目の前に山頂の標識と祠が現れ、甲斐駒ヶ岳に到着。疲れましたが、なかなかの達成感。また、山頂からの眺望もバッチリ。360度の大パノラマ。2年前のリベンジも達成です。
一方、前日と同様、天気は怪しい感じ。かなり下に見えていたはずの雲が摩利支天に近づきつつあります。ガスがかかっては何も見えないので摩利支天に向けて慌てて出発。白いザレ場をロープと赤い標識を目印に下り、分岐にザックをデポして摩利支天へ。摩利支天から見た甲斐駒ヶ岳も絶景の極み。湧き上がってくる雲の動きも相まって感動モノでした。
と言ってる間にも雲がどんどんかかってきたので下山開始。巻き道ルートで駒津峰に到着すると、摩利支天はもちろん、甲斐駒ヶ岳もガスに埋もれてました。時刻は10時。前日の天気の変化の傾向と同じです。ということは、あと3時間で夕立が来るというわけなので急ぎ仙水峠へ。が、この下りが結構キツイ。南アルプスは真っ逆さまに落ちるかのような下りが曲者です。また、仙水峠からのゴーロ地帯もガクガクの膝には酷。ガスった栗沢山を横目に膝を労り労り下り、ちょうど12時に北沢峠到着。何とか雨は避けられました。
今回のルートは黒戸尾根と異なり、石仏や剣などの修験道系の人工物は全くなく、修行しているような感覚はありません。また、黒戸尾根に比べれば距離も高低差も半分ほどなので、スタミナ・体力面でもかなり楽チンでした。が、直登ルートの岩場はなかなかの歯応えと面白さがあります。精根尽き果てる山行が性に合わない人には北沢峠からのルートがおすすめですね。
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装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 修理用具 |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール |
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